SESから転職した体験談を公開中⇒クリック

IT土方とは?仕事内容や見分け方、やめとけの理由を解説|脱出方法とは?

当サイトは記事内にプロモーションを含みます。

この記事では、IT土方の仕事内容や見分け方、やめとけの理由について解説します。

IT未経験者やエンジニアの中には

エンジニア

IT土方って何なの?
言葉の意味や仕事内容を知りたい。
やめとけって言われている理由は?

と気になっている人も多いはず。

そこでこの記事では、IT土方の言葉の由来やめとけと言われている理由を紹介します。

この記事を読めば、下記内容が分かります。

この記事を読み、IT土方の仕事内容について知り、見分け方を知りましょう

筆者

SES企業で働いたエンジニアが解説。
自身の実体験をもとに紹介します。

IT土方を避けたいエンジニアには、自社開発・社内SE特化の転職サイトがおすすめ。SESが除外されているため、安心して求人に応募できます。

自社開発・社内SE特化のおすすめ転職サイト
  • レバテックキャリア
    【公式サイト】レバテックキャリア
    20,000件以上のエンジニア求人を掲載中。自社開発求人が豊富にあるから、自分に合った自社開発企業を探せる。
  • 社内SE転職ナビ
    【公式サイト】社内SE転職ナビ
    社内SE専門の転職サイト。SEGAやDeNAなどの大手企業の社内SE求人が豊富。※土曜祝日の面談もOK
  • TechGO(テックゴー)
    【公式サイト】TechGO(テックゴー)
    事業会社の社内SE求人が豊富!1Day選考で、最短で年収200万円以上アップ可能!
タップできる目次

IT土方とは?IT業界で使われる言葉の意味

この章では、IT土方とは?について解説します。

  • IT土方の意味・語源
  • 本来の「土方」の意味
  • なぜ「土方」と呼ばれるのか
  • IT業界でIT土方と言われやすい職種

IT土方の意味や定義、概要について知りたい方は参考にしてください。

意味・語源

「IT土方」という言葉は、IT(情報技術)と土方(土木作業員)を組み合わせたネットスラングです。

「多重下請け構造」「長時間残業」「低単価案件」などが、建設業界の土木作業員と似ていることから、IT土方と呼ばれるようになりました

IT土方は、2000年代〜2010年代前半のIT業界で誕生したワードであり、

  • 指示された作業を大量にこなす
  • 納期に追われる
  • 長時間労働になりやすい

という働き方が、肉体労働に近く、その流れで「IT土方」という言葉が定着しました。

本来の「土方」の意味

本来の「土方(どかた)」とは、土木工事や建築現場で、肉体労働や単純作業に従事する労働者を指す言葉です。

現代では、職業への敬意を欠く差別的なニュアンスを含んだ、見下す言葉として使われています。起源は江戸時代までさかのぼり、土木作業員を指す「土手人足方(どてにんそくかた)」の略称が由来となっています。

■土方の意味
建築業界:単純作業の土木作業員・建設作業員・現場作業員をさす。
IT業界:下請けで過密なスケジュールや単純作業を強いられるプログラマーをさす。

なぜ「土方」と呼ばれるのか

IT業界は本来、知識労働・専門職のイメージがあります。しかし、一部の現場では肉体労働のような過酷な労働環境を強いられます。

IT土方と呼ばれる原因

  • 単純なコーディング作業ばかり(ほぼ肉体労働)
  • デスマーチで連日の長時間労働
  • 3次請け・4次請けの下請けで、低賃金
  • 下流工程でルーティンワークがメイン(テスト・保守)

上記のような働き方が、建設業界の土方と似ていることから、「IT土方」と呼ばれるようになりました。

>>>IT土方から抜け出す方法(脱出法)

IT業界でIT土方と言われやすい職種

IT土方と呼ばれやすいのは、比較的「未経験でも入りやすいIT職種です。世間で「IT土方」と呼ばれやすい職種は下記の通りです。

  • SES(客先常駐)
  • システム運用・監視オペレーター
  • ヘルプデスク
  • 保守運用エンジニア

上記のようなIT職種は、IT土方と呼ばれる傾向にあります。

とはいえ、業務範囲によっては高度なスキルが必要なケースもあり、必ずしも低レベルな仕事ではありません。未経験者にとっては、キャリアの入口として役立つケースも多くあります。

IT土方の仕事内容・業務内容

この章では、IT土方の仕事内容・業務内容を紹介します。

  • システム運用・監視
  • テスター・デバッグ業務
  • ヘルプデスク・社内サポート
  • キッティング業務
  • SESでの客先常駐業務

IT土方は具体的にどんな仕事をしているのか?を知りたい方は参考にしてください。

システム運用・監視

IT土方の代表例として挙げられやすいのが、システム運用監視です。

システム運用監視は、システムが正常に動いているかを24時間365日体制で監視する仕事です。金融・通信・インフラ系企業で特に多く見られます。

  • サーバー監視
  • ネットワーク監視
  • 障害アラート確認
  • ログチェック
  • 一次障害対応

上記の作業は、マニュアル対応・単純作業がメインであり、単純労働であることから、IT土方の代表例として語られます。

しかしインフラエンジニアへつながる基礎知識を学べるメリットがあります。

テスター・デバッグ業務

テスター・デバッグ業務も、IT土方として語られることが多いです。テスター・デバッグとは、システムやアプリの不具合を確認する仕事です。

  • テスト実行
  • 動作確認
  • バグ報告
  • チェックシート記入

テスター業務は、未経験エンジニアが最初に入る仕事であり、品質管理、テスト設計を学べます。実務経験を積むことで、QAエンジニアなどのキャリアにステップアップできます。

しかしその一方で、「スキルが身につきにくい」「誰でもできる」というイメージを持たれており、「IT土方」として扱われやすいです。

ヘルプデスク

ヘルプデスクは、問い合わせなどの社内ITサポートを行う仕事です。

  • PC設定
  • アカウント管理
  • 問い合わせ対応
  • Officeトラブル対応
  • ネットワーク接続サポート

ヘルプデスクは、IT系の仕事でありますが、コミュニケーションメインの業務となります。そのため、スキルが付かない雑務が多く、IT土方と揶揄されることが多いです。

キッティング業務

キッティングとは、PCやスマホを使える状態に設定する仕事です。

キッティング業務は、「マニュアル化されやすい」「単純作業になりやすい」「体力仕事に近い」デメリットがあり、IT土方と言われることがあります。

  • OSインストール
  • 初期設定
  • ソフトウェア導入
  • アカウント設定

キッティング業務は、企業のPC入れ替え時などに大量募集され、IT未経験者の入り口になりやすいです。

未経験からでも就職しやすいメリットがありますが、肉体労働に近い働き方を強いられるデメリットもあります。

SESでの客先常駐業務

IT土方ともっとも関連付けられやすいのが、SESの客先常駐です。

客先常駐では、自身の所属企業ではなく、クライアントのオフィスに出向いて業務を行います。

客先常駐とは

  • 自身の所属企業ではなく、クライアントのオフィスに出向いて業務を行う働き方
  • IT業界では、スタンダードな働き方
  • SESや派遣など、下請け企業で採用されやすい

客先常駐のエンジニアは、立場が弱くなりやすいため、「IT土方」というイメージを持たれやすいです。

実際はニュアンスが違いますが、「SES(客先常駐)=IT土方」という、誤った解釈もネット上では見られます。

>>>IT土方とSESの違い

IT土方がきつい・やめとけと言われる理由

この章では、IT土方がきつい・やめとけと言われる理由を紹介します。

  • 長時間労働になりやすい
  • 客先常駐や派遣が多く、肩身が狭い
  • 単純作業が多くスキルが伸びにくい
  • 多重下請け構造で給料が低い

なぜIT土方がやめとけと言われているのか?理由を知りたい方は参考にしてください。

長時間労働になりやすい

IT業界は納期に追われやすく、プロジェクトによっては長時間労働が発生します。

特に下請けに回りやすいIT土方は、長時間労働を強いられやすい立場にあります。

  • 炎上プロジェクトにアサインされやすい
  • 下請けで立場が弱く、長時間労働を断りにくい
  • 下請けエンジニアは、スケジュールのしわ寄せに巻き込まれやすい

特に多重下請け構造の下流工程では、スケジュールのしわ寄せが現場エンジニアへ集中します。

結果としてIT土方は、深夜対応、緊急出社、徹夜作業といった、長時間労働を強いられるケースが見られます。

客先常駐や派遣が多く、肩身が狭い

IT土方はSES企業に所属することが多く、自社勤務ではなく、客先企業で働く「客先常駐」が一般的です。

客先常駐での働き方は、下記のような悩みに陥りやすいです。

  • 自社との関わりが少ない
  • 孤独感を抱きやすい
  • 帰属意識が薄れやすい
  • 発言しづらい
  • 雑務を任されやすい
  • 疎外感を抱く

客先では「外部スタッフ」という立場になり、常駐先で肩身が狭い思いを抱きがちです。

IT土方では、この客先常駐がメインとなるため、やめとけと言われています。

単純作業が多くスキルが伸びにくい

IT土方と言われやすい現場では、単純作業中心になることがあります。

IT土方のよくある悩み

IT土方

テストばかりやらされ、スキルがつかない。
ログ監視で、つまらない。
キッティング作業で、毎日クタクタ。

IT土方が所属する会社では、スキルアップできない業務を何年も続けるケースがあります。

「単純作業⇒スキルアップできない⇒転職できない」という負のループに陥ることがあるため、やめとけと言われています。

多重下請け構造で給料が低い

IT業界では、多重下請け構造が問題視されることがあります。IT業界では、システム開発案件が、下記のように流れていきます。

■IT業界の多重下請け構造
元請け企業

一次請け(大手SIer)

二次請け(中堅SIer)

三次請け(SES企業)

四次請け(中小SES)

IT土方

IT業界では、下流企業になるほど、「中間マージン搾取」「単価減少」「利益圧迫」などのデメリットがあります。

その結果、現場エンジニアの待遇が悪化し、「下請け⇒IT土方」というイメージが定着します。

IT土方になりやすい会社の見分け方

この章では、IT土方になりやすい会社の見分け方を紹介します。

  • 未経験大量採用を強調
  • 仕事内容が曖昧
  • 離職率が高い・有給取得率が低い
  • 還元率・単価を公開していない

IT土方を見分けて回避したい、あるいは、IT土方から脱出したい、という方は参考にしてください。

未経験大量採用を強調

未経験歓迎は悪いことではありません。しかし未経験歓迎の求人が、IT土方企業である可能性は高いです。

「未経験=人手不足・誰でもいい」というケースが多く見られるためです。

■未経験エンジニア大量採用の実態
大量採用

低単価案件へ配属

人を回転させる

特に下記のような未経験OKのエンジニア求人には、気を付けるようにしてください。

  • 「学歴不問!誰でも採用!」
  • 「未経験95%!」
  • 「即日内定!」
  • 「スキル不要!」

未経験歓迎の求人を避けることが、IT土方を見分けるための、最も有効な施策となります。

仕事内容が曖昧

求人票で仕事内容が曖昧な会社も、注意が必要です。「仕事内容が曖昧=求人に書けない業務内容」である可能性が高いためです。

仕事内容が曖昧な求人が危険な理由

  • 仕事内容をぼかすことで、幅広い案件へ配属しやすくする
  • 就職させたあとに、単純作業させるため

「ITサポート業務」「エンジニア業務全般」などの具体性に欠ける求人は、テスターやキッティング案件ばかりということも。

一方で、優良IT企業の求人であれば、使用技術、担当工程、開発環境、チーム体制をくわしく記載しており、やるべきことが明確です。

離職率が高い・有給取得率が低い

離職率有給取得率は、非常に重要なデータです。

四季報などに公開されている数値データは、偽造できないため、IT土方企業を見分ける際に、重要な指標となります。

■ブラックIT企業の目安
・離職率:20%以上(平均離職率15.4%)
・有給取得率:5日以下(平均有給取得率10.3日)

もし怪しいエンジニア求人があれば、離職率と有給取得率はチェックしましょう。

離職率が極端に高い、有給取得率が低い場合は、IT土方企業の可能性が高いです。

【出典】「令和5年雇用動向調査結果の概要」(厚生労働省)令和4年就労条件総合調査

還元率・単価を公開していない

SESやIT派遣企業では「エンジニア単価」「還元率」が存在します。

エンジニア単価・還元率とは
クライアント支払い(エンジニア単価):70万円

還元率:40%(会社取り分)

エンジニア給与:28万円

上記のように、クライアントから支払われた金額のうち、何%がエンジニアに還元されるのか。を示す指標が還元率・単価となります。

IT土方企業では、これらの単価や還元率が公開されていないことがほとんどです。

  • 単価非公開
  • 評価基準不透明
  • 昇給理由不明

面接時に、単価と還元率を公開しているか確認することで、IT土方企業を見分けられます。

IT土方から抜け出す方法(脱出法)

この章では、IT土方から抜け出す方法(脱出法)を紹介します。

  • 実務経験を積み、スキルを高める
  • 資格取得で市場価値を高める
  • 自社開発企業へ転職する
  • 社内SEへ転職する
  • IT土方から抜け出すには「学習+行動」が重要

IT土方を辞めたいエンジニアは参考にしてください。

実務経験を積み、スキルを高める

IT土方から抜け出すために最重要なのが、市場価値の高いスキル」を身につけることです。

単純作業中心の仕事は、搾取されやすいです。そのため単純作業ではない、高いスキルを身につけることが大切です。

分野需要が高いスキル
クラウドAWS・Azure・GCP
インフラLinux・ネットワーク
開発Java・Python・Go
セキュリティ脆弱性診断・SOC
データSQL・BI・AI
需要が高いITスキル

IT業界では、AIの進歩があるため、今後は「専門スキル」を持つ人材ほど有利になります。

IT土方から抜け出せない末路を辿らないためにも、転職に役立つ、市場価値の高いスキルを身につけましょう

資格取得で市場価値を高める

未経験〜初級エンジニアは、資格取得がキャリアアップに有効です。

IT土方から抜け出したい人には、下記の資格が特におすすめです。

分野資格
IT基礎基本情報技術者
インフラLPIC・LinuC
ネットワークCCNA
クラウドAWS認定資格
セキュリティSecurity+
開発Java Silver
おすすめのIT資格

IT資格は、「スキルを客観的に証明できる」大きな手段です。資格を取得することで、転職活動にも生きやすいです。

IT土方から抜け出したいエンジニアは、経験を積むのと並行して、資格勉強をすることをおすすめします。

自社開発企業へ転職する

IT土方から抜け出したいエンジニアの転職先として人気なのが、自社開発企業です。

自社開発とは、「自社サービスを作る会社」であり、自社で開発業務に専念できるのが特徴です。

  • 自社勤務がメインで、客先常駐が少ない
  • 開発経験を積みやすい
  • モダン技術が多い
  • 帰属意識を持ちやすい

自社開発はメリットが多い分、競争率が高く、転職するのは難しいです。

そのためIT土方時代に、しっかり経験と勉学に励む必要があります。そして自社開発に転職する人も多いです。

IT土方から脱出したい方には、自社開発特化の転職サイトがおすすめです。SESや派遣求人が除外されているため、安心して求人に応募できます。

自社開発特化のおすすめ転職サイト
  • レバテックキャリア
    【公式サイト】レバテックキャリア
    20,000件以上のエンジニア求人を掲載中。自社開発求人が豊富にあるから、自分に合った自社開発企業を探せる。
  • Geekly(ギークリー)
    【公式サイト】ギークリー
    自社開発求人が7000件以上!圧倒的な自社開発求人数で、安心して応募できる!

社内SEへ転職する

社内SEも、IT土方からの人気転職先です。

社内SEとは、「自社システムを管理するIT担当」です。残業少なめで、社内でのんびり働けるため、IT土方からの転職先に最適です。

  • 残業少なめ
  • 客先常駐なし
  • IT戦略・IT経営に携われる

社内SEは働きやすいイメージが強く、競争率も高めです。

IT土方から転職するのは難しいですが、脱出先としては目指す価値は十分にあります。

IT土方から脱出したいエンジニアには、社内SE特化の転職サイトがおすすめです。社内SE求人のみのため、確実に社内SEに転職できます。

社内SE特化のおすすめ転職サイト
  • 社内SE転職ナビ
    【公式サイト】社内SE転職ナビ
    社内SE専門の転職サイト。SEGAやDeNAなどの大手企業の社内SE求人が豊富。※土曜祝日の面談もOK
  • TechGO(テックゴー)
    【公式サイト】TechGO(テックゴー)
    事業会社の社内SE求人が豊富!1Day選考で、最短で年収200万円以上アップ可能!

IT土方から抜け出すには「学習+行動」が重要

IT業界は一般的に、「転職の多い業界」と言われています。数年おきにより良い環境を求めて、転職するエンジニアも数多くいます。

転職が多い業界であるため、努力次第で良いキャリアに転職することは十分可能です。「IT土方になってしまったら終わり」という訳ではありません。

大切なのは、いつでも転職・キャリアチェンジできるよう、市場価値を高めておくことです。

今からスキルアップ・資格取得に励み、市場価値を高めておくことで、IT土方の現状から脱出できるはず。いつでも転職できるよう、「学習+行動」を継続することが大切です。

IT業界は、転職の多い業界。
IT土方から脱出するチャンスはたくさんある。

IT土方とSESの違い

この章では、IT土方とSESの違いを紹介します。

  • SESは契約形態を指す言葉
  • IT土方は働き方への俗称
  • SES=IT土方ではない理由

IT土方とSESの違いを知りたい方は参考にしてください。

筆者

SESで働いた実体験をもとに解説します。

SESは契約形態を指す言葉

SESとは、「システムエンジニアリングサービス」の略です。SESは、エンジニアの技術力を提供する契約形態のことを指します。

SESビジネスはエンジニア(技術力)の提供がメイン

上図のように、SES企業は、エンジニアがクライアント企業へ常駐し勤務します。

IT土方エンジニアの多くは、このSESの働き方が主流です。しかしSESのすべてがIT土方という訳ではありません。

IT土方は働き方への俗称

一方、「IT土方」は正式な業界用語ではありません。ネット掲示板やSNSで使われるネットスラングです。

主に、IT業界の長時間労働、多重下請け、低待遇など、厳しい労働環境を揶揄して使われます。

種類特徴
SES契約・働き方の名称
IT土方労働環境へのネガティブ表現
IT土方とSESの違い

SESは「正式な契約形態の一種」、IT土方は「正式な表現ではないネットスラング」という違いがあります。

SESは「技術力に対する契約」を指す言葉であり、IT土方とは無関係の言葉です。

SES=IT土方ではない理由

スキルアップできるSESも多いため、一概に「SES=IT土方」ではありません。

スキルアップ・キャリアアップできるSES企業もたくさん存在します。

SESの種類特徴
ブラックSES低単価・放置・長時間労働
普通のSES一般的な客先常駐
高還元SES単価連動で給与が高い
上流SES設計・PM中心
モダンSESクラウド・AI・DevOps案件中心
優良ホワイトSES企業の一覧

つまり、「SESだからダメ」ではなく、「成長できない環境が危険」という考え方のほうが実態に近いです。

IT土方を続けた末路について

この章では、IT土方を続けた末路を紹介します。

  • スキル不足で転職できなくなる
  • 40代以降で案件に入りづらくなる
  • AI・自動化で仕事が奪われる危険性も

IT土方から脱出したいエンジニアは参考にしてください。

スキル不足で転職できなくなる

IT業界は転職が多いですが、それは「スキルがある」前提です。IT土方のような単純労働、マニュアル作業、オペレーター業務だけを続けても、市場価値が上がりません

IT土方⇒スキルがつかない⇒市場価値が上がらない⇒転職できない

エンジニアがスキルをつけず、年だけ重ねると、転職できない負のループに陥ることも。

IT土方は特にスキルアップできない業務を押し付けられやすいため、転職できない末路を辿る危険性が高いです。

40代以降で案件に入りづらくなる

IT業界では年齢が上がるほど、単価に見合うスキルが求められます。

しかし、IT土方状態が長いと、

  • テストだけ
  • 監視だけ
  • 運用だけ

という状況になるケースがあります。

特にITの現場では、「若くて安い人材」が求められがちです。結果的に、年齢に見合わないスキルの40代IT土方は、敬遠されやすいです。

AI・自動化で仕事が奪われる危険性も

近年は、AIの進歩により、単純労働者の仕事が奪われつつあります。

IT業界も例外ではなく、単純なコーディング作業などは、AIに置き換わっています

AIに奪われやすいIT系業務

  • プログラミング・コーディング
  • 単純テスト
  • 設計書作成
  • マニュアル業務

上記のような、自動化されやすい業務は、既にAIに奪われつつあります。

特にIT土方がアサインされがちな、単純なコーディング作業・テスト業務は、AIに奪われる危険性があるため注意して下さい。

IT土方に関するよくある質問

最後に、IT土方に関するよくある質問(FAQ)を紹介します。

  • IT土方の給料はいくらですか?
  • IT系で一番稼げる仕事は何ですか?
  • IT土方の末路は?

新卒就活生や転職希望者は参考にしてください。

給料はいくらですか?

IT土方の給料はいくらですか?

IT土方の年収は、100〜350万円程度であると言われています。

IT土方は、3次請け4次請けの案件を任されることが多く、単価の中抜きによって年収が低い傾向にあります。

IT土方と他エンジニア職を比較すると下記の通りです。

エンジニア職の平均年収の比較

  • IT土方の平均年収:100〜350万円程度
  • SESの平均年収:約460万円
  • 自社開発エンジニア:約542万円
  • SIerの平均年収:約550万円
  • 社内SEの平均年収:約580万円

引用:経済産業省『我が国におけるIT人材の動向』

IT系で一番稼げる仕事は何ですか?

IT系で一番稼げる仕事は何ですか?

IT系で最も稼げる仕事は、最上流の「ITコンサルタント」や、「プロジェクトマネージャー(PM)」です。

IT業界では、上流工程や元請け側にいくほど、平均年収が高い傾向にあります。

IT系で最も稼げる仕事は、経営課題をITで解決する「ITコンサルタント」や、大規模案件を統括する「プロジェクトマネージャー」です。これらは企業戦略に関わるため、年収1,000万円超えを狙えます。

ただし転職するためには、実務経験や高いスキルが求められるため、注意してください。

IT土方の末路は?

IT土方の末路は?

IT土方は、「単純作業⇒スキルが付かない⇒転職できない⇒単純作業」の負のループに陥る危険性があります。

将来的なキャリアアップや昇給が難しい「安売り人生」の末路を辿るリスクが高いです。

IT土方の末路は、深刻な心身の疲弊、低年収の固定、市場価値の低下(単純作業のみ)が慢性化する厳しい状況です。

炎上案件(デスマーチ)が常態化し、うつ病や適応障害になってしまうケースも見られます

またAIの進化によって、仕事が奪われ、クビやリストラのリスクもあります。

まとめ:IT土方の仕事内容・見分け方・やめとけの理由

以上で、「IT土方の仕事内容・見分け方・やめとけの理由」の解説を終了します。

下記この記事のまとめです。

IT土方とは、IT(情報技術)と土方(土木作業員)を組み合わせたネットスラングです。底辺エンジニアの働き方が、建築業界の肉体労働に従事する土方と似ていることから生まれた言葉となります。

■IT土方の仕事内容
・システム運用・監視
・テスター・デバッグ業務
・ヘルプデスク・社内サポート
・キッティング業務
・SESでの客先常駐業務

IT土方の仕事の多くは、未経験者でも実施可能な単純作業ばかりであることから、やめとけと言われています。

IT土方になりやすい会社の見分け方は下記の通りです。

  • 未経験大量採用を強調
  • 仕事内容が曖昧
  • 離職率が高い・有給取得率が低い
  • 還元率・単価を公開していない

特に未経験歓迎の求人や仕事内容が曖昧な求人は危険です。上記にあてはまる求人は避けるようにしてください。

IT土方から脱出したいエンジニアには、自社開発・社内SE特化の転職サイトがおすすめです。SES企業の求人が排除されているから、安心して求人に応募できます。

筆者

IT業界で働いた経験から
「IT業界はブラックしかないのか?」
についても書いています。

IT業界で働くエンジニアは、合わせて参考にしてみて下さい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次