この記事では、「何らかの開発経験」とは、どこからどの程度なのか?について解説します。
IT企業の開発職に就きたい人の中には、
転職希望者開発経験はどの程度必要?
独学は開発経験になるの?
開発経験の定義を知りたい。
と気になっている人も多いはず。
そこでこの記事では、「何らかの開発経験」の定義や実務経験との違いを解説します。
この記事を読めば、下記内容が分かります。
この記事を読み、「何らかの開発経験」の定義を知り、開発職に就職しましょう。





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「何らかの開発経験」とは“趣味・実務問わずシステム開発した経験”


この章では、求人の「何らかの開発経験」の定義について解説します。
「何らかの開発経験」とはどの程度のレベルか?どれくらいか?を紹介します。
- “趣味・実務問わずシステム開発した経験”
- 企業側が見るポイント
- 実務経験は「成果物に対して対価をもらった経験」
開発経験の定義を知りたい方は参考にしてください。
“趣味・実務問わずシステム開発した経験”
「何らかの開発経験」とは、“趣味・実務問わずシステム開発した経験”を指します。
求人を出している企業によって定義は異なりますが、概ね開発経験は下記を意味しています。
何らかの開発経験に該当する行為
- 趣味のアプリ開発(Webサイト公開、スマホアプリ制作など)
- 学生のプログラミング授業
- プログラミングスクールでのアプリ開発
- IT企業でのチーム開発
- 運用保守でバッチ処理改善
- 独学でのWebサイト制作
- 要件定義・システム設計
「何らかの開発経験」には、業務外の趣味でのプログラミングやアプリ開発も含まれます。
企業によって、「何らかの開発経験」の定義があいまいなことも多いため、ダメ元でもいいので求人に応募してみることが大切です。
企業側が見るポイント
求人の「何らかの開発経験」では、企業側は求職者の開発レベルを図っています。
どの程度開発できるのか?どれくらい自走できるのか?を見極めるための指標となります。
開発経験の確認で、企業が見たいポイント



どの言語でプログラミングできるか?
どのフレームワークが得意か?
1人で開発できるか?
スムーズに環境構築ができるか?
重大なエラーを引き起こさないか?
「何らかの開発経験」は、企業が応募者の開発スキルを把握するための材料です。
開発経験を示すためには、自身が開発したアプリやコードをポートフォリオとして、Webサイトに公開。また企業での実務経験を履歴書に整理しておく必要があります。
実務経験は「成果物に対して対価をもらった経験」
開発経験と比較して、実務経験は「開発に対して報酬を貰った」場合の経験を指します。
具体的に実務経験は、「企業のプロジェクトにおいて、開発工程(設計・実装・テスト)に実務として関わった経験」を意味します。
実務経験の実例
- チーム開発プロジェクトに参画
- 単体/結合テストの実施
- 要件定義〜設計フェーズの担当
実務経験は、企業で受注した開発やフリーランスで請け負った開発等の、金銭の発生する開発になります。
開発経験と実務経験の違いは、しっかり理解しておきましょう。
開発経験と実務経験の違いについて


開発経験と実務経験は、微妙にですが違いがあります。
結論としては、下記の通りとなります。
開発経験と実務経験の違いを表にまとめると、下記の通りとなります。
| 観点 | 開発経験 | 実務経験 |
|---|---|---|
| 定義 | 業務問わず、アプリを開発した経験 | 業務(企業プロジェクト)で行ったシステム開発 |
| 範囲 | 業務内外 (趣味・授業・プログラミングスクール・業務) | 業務内のみ (企業内での業務) |
| 経験例 | ・趣味でスマホアプリ開発 ・学生のプログラミング授業 ・企業で新規部品開発 ・運用保守でバッチ修正 | ・チーム開発プロジェクト ・単体/結合テストの実施 ・要件定義〜設計フェーズ |
| 求人で求められやすい度 | 中〜低(内容による) | 高い(専門性が必要) |
| スキル証明 | コード・成果物・GitHubなど | 業務内容の説明(技術以外も含む) |
| 転職効果 | 開発と無関係だと、応募可能な職種が限定される | 開発系職種の応募が一気に広がる |
開発経験ありの方が応募ハードルが低く、実務経験ありの方が応募ハードルが高いです。
求人に「実務経験必須」と記載されていれば、エンジニアとして何らかの業務を行った経験が必要になります。
どこからどこまでが「開発経験」とみなされるのか?


この章では、どこからどこまでが「開発経験」とみなされるのか?を解説します。
- 要件定義・設計のみ → ○一定レベルで評価される
- 実装・テスト経験 → ◎最も評価されやすい開発経験
- 保守・運用だけ → △企業によっては評価されない
- プライベート・授業での開発 → △ポートフォリオ次第
開発職への就職を検討している新卒・求職者は参考にしてください。
要件定義・設計のみ → ○一定レベルで評価される
要件定義や設計は、比較的「開発経験」として評価されやすいです。
要件定義・設計は開発の上流に位置する工程であり、本来は「開発経験」の中に含まれる領域だからです。
- システム設計・要件定義
- 開発フレームワークの選定
- 設計書レビュー
これらの上流工程の業務は、企業側は「開発工程を理解している」と評価します。
結果的に、システム開発の現場では、要件・設計のみでも“開発経験あり”と扱われる傾向にあります。
実装・テスト経験 → ◎最も評価されやすい開発経験
IT企業側が「開発経験」として、最も重視するのは、実装やテスト工程です。
“コードを実際に書いて、製品に反映させた経験”は、開発経験として最も評価されるポイントです。
- 新規機能の実装・コーディング
- バグ修正
- データベース設計・SQLクエリ実装
- テストコードの作成
- システムテスト・テスト仕様書作成
テスト+軽微な修正であっても、1年以上の実務経験があれば、多くの企業で開発経験としてみなされます。
下流工程の実装・テスト経験があれば、「何らかの開発経験」として、履歴書や職務経歴書に記載できるでしょう。
保守・運用だけ → △企業によっては評価されない
保守・運用業務だけの場合、「開発経験」と評価するかは、企業によって異なります。
運用保守の実務は、案件ごとによって違うため、評価が難しいためです。
運用保守の業務の中で「開発経験」として評価されるケースは、下記の通りとなります。
| 運用保守で評価されるケース | 評価されないケース |
|---|---|
| 原因調査からバグ修正までの運用を一貫 処理改善のための追加改修を実施 インフラ・クラウド環境の構築 | ヘルプデスクのみ 電話応対・運用監視のみ プログラミング経験なし |
運用保守エンジニアでも、バッチ処理修正やバグ対応など、何らかのプログラミング業務を行っていれば、開発経験として評価されることがあります。
プライベート・授業での開発 → △ポートフォリオ次第
プライベートでの開発経験が、企業に評価されるかは、ポートフォリオ次第です。
実務経験がない場合は、評価指標がないため、ポートフォリオで判断されるケースがほとんどです。
開発経験が趣味程度なら、ポートフォリオが重要
- 趣味・授業での開発は、個人差がかなり大きい
- そのためポートフォリオで、「どの程度のレベルか」を示す必要がある
- 制作物があると、企業側が開発力を判断できる
「学生のプログラミング授業」や「趣味でのアプリ開発」は、評価されないことも多いです。
そのため開発レベルを示すために、開発したアプリをポートフォリオとして、外部に公開することが大切です。
職種別に求められる「開発経験」の実例


この章では、職種別に求められる「開発経験」の実例を紹介します。
- 自社開発エンジニア
- Webエンジニア
- 情シス・社内SE
IT職種選びに迷っている学生・求職者は参考にしてみて下さい。
自社開発エンジニア
自社開発エンジニアは、特に“実務経験の有無”が重視される職種です。
転職や就職時は、最低でも1年以上、企業でシステム開発した経験が求められる職種となります。
自社開発エンジニアに求められる開発経験
- 1年以上の企業での開発経験
- コーディングやプログラミングの実務経験
- 特定の言語への深い知識
自社開発企業への就職では、上記の実務経験が必須となります。
自社開発エンジニアは、開発スキルがモノを言う世界です。趣味やプライベートでの開発経験は、評価されないケースが多いです。
自社開発に就職したい人には、自社開発特化の転職サイトがおすすめです。SESやSIerの求人が排除されているため、確実に自社開発に転職できるでしょう。
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Webエンジニア
Webエンジニアの場合は、Web系スキル(コーディング、デザインスキル)を活かした開発経験が必要となります。
自社開発エンジニア同様、就職時はWeb系の何らかの開発経験を問われます。
Webエンジニアに求められる開発経験
- Webサイト制作・運営
- HTML/CSSでのコーディング
- photoshopでの画像・動画制作
上記のようなWeb系の開発経験があれば、就職は圧倒的に楽になります。
Webエンジニアになりたい場合は、副業やフリーランス等で、軽く開発経験を積んでおくことが大切です。
Web系エンジニアに就職したい人には、Web業界特化の転職サイトがおすすめです。Web系特化なので、確実にWebエンジニアに就職できます。
情シス・社内SE
情シス・社内SEは、開発がメイン業務ではないため、評価の基準が大きく異なります。
社内SEなどの内勤のIT職種は、開発経験よりも、ネットワークやインフラ系の幅広いIT知識が求められます。
- 軽微なツールの開発(バッチ、データ連携処理)
- 社内ITインフラの運用
- ネットワーク設定・管理
情シスエンジニアの役割は、開発経験というより運用業務であり、開発経験は加点になりにくいです。
逆に言うと、開発経験のない人材が、最初に入るIT職種としては最適です。
情シス・社内SEに就職したい人には、社内SE特化の転職サイトがおすすめです。社内SEの求人しかないため、安心して求人に応募できます。
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開発経験がない人向けのおすすめの開発経験の積み方


最後に、開発経験がない人におすすめの経験の積み方を紹介します。
- 現職で「開発寄りの業務」を少しでも取りに行く(最もコスパが良い)
- 小さくてもいいので“動くアプリ”を作る(個人開発)
- 業務系の小規模案件(副業)で“軽微な開発”を経験する
- “開発職に寄った”転職で1社目の開発経験を得る
開発経験や実務経験を付けたい人は参考にしてください。
①現職で「開発寄りの業務」を少しでも取りに行く(最もコスパが良い)
未経験者がいきなり実装担当になるのは難しいです。
そのため、まずは “開発工程の一歩手前〜周辺業務” を部分的に担当するのが現実的となります。
すぐにできる“開発寄り実務”の例
- 上司に開発業務がないか相談
- 自動化(プログラム化)できる業務がないか探す
- 自分でプロジェクトを立ち上げる
- 既存コードの軽微なバグ修正
軽微な開発でも「開発工程に触れた」と評価されるケースがあります
まずは現場リーダーやPMに、「開発工程に関わってみたいので、できる範囲で巻き取らせてほしい」と伝えるようにして下さい。
身近な業務に開発の機会がないかチェックすることが、今からできる開発経験の第一歩となります。
②小さくてもいいので“動くアプリ”を作る(個人開発)
開発経験を少しでも多く積むために、動くアプリを自分で開発することが大切です。
面接で一番強い武器は、「自分で作ったアプリがある」こと。個人でアプリ開発できることを示せれば、面接官からの評価を得られやすいです。
個人開発の鉄板テーマ
- ToDoアプリ(スマホアプリ等)
- ブログ・Webサイト
- API連携(天気API、ChatGPT API など)
- 書籍管理アプリ
個人アプリ開発をしていると、上流から下流まである程度経験できています。
アプリの規模よりも、“設計 → 実装 → テスト →デプロイ”の流れを経験できていることが、採用担当者の好評価に繋がります。
③業務系の小規模案件(副業)で“軽微な開発”を経験する
副業でも開発経験を積むことは可能です。
クラウドソーシングサイト等で、軽微のプログラミング副業で収入を得られれば、それは開発経験として認められます。
クラウドソーシングでは、以下のような案件が多数あります。
- WordPressのカスタマイズ
- PHP・JavaScriptの小規模改修
- API連携の軽微な実装
- Webフォームの修正
副業の納品実績は職務経歴書で、“実務経験”として書けます。
手っ取り早く実務経験を積みたい方は、副業を始めてみるのもおすすめです。


④“開発職によった”転職で、1社目の開発経験を得る
開発経験を積める企業への転職も、経験を積む一つの手です。
とはいえ未経験者がいきなりフルスタック開発に入るのは現実的ではないため、テスターや下流開発の職種への転職が良いでしょう。
- テスター(テスト設計)
- QAエンジニア(テスト自動化)
- 改修メインの初級開発
テスト設計・テスト自動化は、開発工程に非常に近く、転職も比較的しやすいです。
「テスト⇒軽微開発職⇒自社開発」と開発経験を踏んでいけば、実務経験がなくても十分チャンスはあります。
自社開発企業に就職したい方には、自社開発特化の転職サイトがおすすめです。自社開発求人のみのため、安心して求人に応募できます。
まとめ:「何らかの開発経験」とは、どこからどの程度なのか


以上で、「何らかの開発経験」とは、どこからどの程度なのかについての解説を終了します。
下記この記事のまとめです。
開発経験と実務経験の違いは下記の通りです。
| 観点 | 開発経験 | 実務経験 |
|---|---|---|
| 定義 | 業務問わず、アプリ開発した経験 | 業務(企業プロジェクト)で行ったシステム開発 |
| 範囲 | 業務内外 (趣味・授業・プログラミングスクール・業務) | 業務内のみ (企業内での業務) |
| 経験例 | ・趣味でスマホアプリ開発 ・学生のプログラミング授業 ・企業で新規部品開発 | ・チーム開発プロジェクト ・単体/結合テストの実施 ・要件定義〜設計フェーズ |
| スキル証明 | コード・成果物・GitHubなど | 業務内容の説明(技術以外も含む) |
開発力のレベルとしては「開発経験<実務経験」となります。
「どの程度から開発経験とみなされるのか」の基準は下記の通りです。
- 要件定義・設計のみ
- 実装・テスト経験
- 保守・運用だけ
- プライベート・授業での開発
企業によっては、プライベートや授業での開発経験を評価しないケースも見られます。
求人に応募する際に、採用担当等に確認することをおすすめします。
開発職に就職したい学生・求職者は、自社開発特化の就職サイトを利用して下さい。求人が自社開発のみなので、安心して求人に応募できます。



SESで働いた経験から
「運用保守から開発に転職する方法」
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開発職に転職したいエンジニアは、参考にしてみて下さい。


