この記事では、SESから社内SEに確実に転職する方法を解説します。
SES企業で働くエンジニアの中には

失敗せずSESから社内SEに転職したい。
確実に社内SEに転職する方法を知りたい。
SESに逆戻りしたくない。
と悩んでいる人も多いはず。
そこでこの記事では、SESから社内SEに転職する方法と社内SEに転職した体験談を紹介します。
この記事を読めば下記内容が分かります。
この記事を読み、SESから社内SEに転職する方法を知り、確実にSESを脱出しましょう。





SESから社内SEに転職した筆者が紹介。
SESを辞めた実体験をもとに解説します。
社内SEに転職したいエンジニアには、社内SE特化の転職サイトがおすすめ。SES企業の求人が排除されているから、確実にSESから脱出できおすすめです。
- 社内SE転職ナビ
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社内SE専門の転職サイト。SEGAやDeNAなどの大手企業の社内SE求人が豊富。※土曜祝日の面談もOK - レバテックキャリア
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SESから社内SEに転職する方法・コツ


この章では、SESから社内SEに転職する方法をご紹介します。
- 社内SE特化の転職サイトを利用する
- 転職エージェントに求人を紹介してもらう
- SESや派遣企業の見分け方を知る
- 求人の多いサイトから求人を探す
SESを辞めたいと悩んでいるエンジニアの参考になれば嬉しいです。



3ヶ月でSESから社内SEに転職した筆者が紹介。
自身の転職経験をもとに解説します。
社内SE特化の転職サイトを利用する
SESから社内SEに転職したいエンジニアは、社内SE特化の転職サイトを利用して下さい。
普通の転職サイトを利用すると、SESやIT派遣の求人ばかり紹介されます。SES企業の求人に騙されて転職してしまう可能性もあります。
SESに逆戻りするリスクを減らすため、社内SEに特化した転職サイトを利用しましょう。
- SES企業の求人が排除されているから安心。
- 社内SEや自社開発の求人が豊富。
- 院内SE・公務員SEなどレアな求人も多い。
社内SE特化の転職サイトを利用すれば、どの求人に応募しても騙されることなく、社内SEに転職できます。
求人を探し回るコストが減るため、ぜひ社内SE特化の転職サイトを利用して下さい。
SESから社内SEに転職したい人には、社内SE特化の転職サイトがおすすめです。SES企業の求人が排除されているから確実に社内SEに転職できるでしょう。
- 社内SE転職ナビ
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社内SE専門の転職サイト。SEGAやDeNAなどの大手企業の社内SE求人が豊富。※土曜祝日の面談もOK - WARCエージェント
【公式サイト】WARCエージェント
管理部門特化の転職サイト。情シスなどの求人が豊富だから、確実に社内SEに転職できる!
転職エージェントに求人を紹介してもらう
社内SEに確実に転職したい場合は、転職エージェントに社内SEの求人を紹介してもらいましょう。
社内SEは競争率が高く、応募者を厳選するため、非公開求人が多いです。そのため社内SE求人は、あまり転職サイトに掲載されません。
基本的には転職エージェントなどの就職機関に、非公開求人を紹介してもらう形になるでしょう。



あなたはスキルが高いので、特別に非公開の社内SE求人を紹介します。
SES以外の求人をコッソリ紹介します。
社内SE求人は、市場に出回らず、転職エージェントが非公開で持っています。
そのため社内SE求人を見つけたいエンジニアは、エージェントなどの人的資本を活用するようにして下さい。
SESから社内SEになりたい場合は、IT業界特化の転職エージェントがおすすめ。社内SE求人が豊富なので、非公開求人がたくさん見つかるはずです。
- レバテックキャリア
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20,000件以上のエンジニア求人を掲載中。社内SE求人が豊富にあるから、自分に合った社内SE求人を探せる。 - TechGO(テックゴー)
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SESや派遣企業の見分け方を知る
SESから社内SEに転職する場合は、SESや派遣企業の見分け方を知りましょう。
社内SEへの転職時に一番気を付けたいのは、騙されてSES企業に逆戻りすること。SES企業の嘘に騙されないよう、SESの見分け方を知るのが大切です。
SESや派遣企業の見分け方
- 「一般労働者派遣事業」「有料職業紹介事業」に登録している
- 社員数とオフィスの広さが釣り合っていない
- 「渋谷周辺」「東京近郊」など勤務地が曖昧になっている
- 事業内容に「システム・エンジニアリング・サービス」がある
- 「プロジェクト先による」「常駐先による」と求人に記載されている
- 未経験エンジニアばかり募集している。
筆者がSESから社内SEに転職した時に、身に付けたSESの見分け方が上記の6つです。
SESや客先常駐に逆戻りしないためにも、意識しておくようにして下さい。。
SES企業の見分け方を詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。
求人の多いサイトから求人を探す
社内SEの求人はかなりレアなため、求人の多いサイトから求人を探すのも大切です。
IT企業の9割は、SES企業と言われています。エンジニア求人を探すと、SES企業の求人ばかりで、なかなか社内SEの求人は見つかりません。
社内SE求人は数が少なく見つかりにくい



社内SEに転職したいけど、求人が少なすぎる
SES企業の求人ばかりだ。
なるべく数少ない社内SEの求人を見逃さないために、求人の多い転職サイトに登録するのが大切です。
他の人が気づいていないレアな社内SE求人を見逃さないためにも、転職サイトに複数登録しておきましょう。
- レバテックキャリア
【公式サイト】レバテックキャリア
20,000件以上のエンジニア求人を掲載中。社内SE求人が豊富にあるから、自分に合った社内SE求人を探せる。
SESと社内SEはどっちがいいのか?


この章では、SESと社内SEはどっちがいいのか?を解説します。
- 社内SEのメリット・デメリット
- SESのメリット・デメリット
- 社内SEに向いている人
- SESに向いている人
メリットやデメリット、向いている人の特徴などを紹介するので、どっちがいいか分からない人は参考にしてみて下さい。



SESと社内SEの両方を経験した筆者が解説。
自分がどっちに向いているのか確認してみましょう。
社内SEのメリット・デメリット
社内SEのメリットとデメリットは下記の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
客先常駐や派遣がない 社内の決まったメンバと働ける 社内のDX推進に携われる 年収が高い 部長や課長になりやすい | IT系の雑務を押し付けられやすい システム開発できない会社もある 会社によっては激務になりやすい 職場を変えられない 業界によって働き方が大きく変わる |
社内SEの一番のメリットは、客先常駐や派遣がないこと。社内の決まったメンバーと社内でのんびり働けるのが、大きな魅力です。SESの客先常駐や派遣が辛い人に、社内SEがおすすめです。
一方、社内SEの一番のデメリットは、IT系の雑務を押し付けられてしまうこと。パスワード変更やPCのキッティング作業など、スキルのつかないIT雑用を押し付けられがちです。
SESのメリット・デメリット
SESのメリットとデメリットは下記の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
職場が嫌なら案件を変えられる 面倒な飲み会に参加しなくてもいい 幅広いシステム開発を体験できる 現場がコロコロ変わるから飽きにくい | 器用貧乏なエンジニアになりやすい 客先常駐で帰属意識が薄れやすい 案件待機が長引くと実務経験が積めない 人見知りだと常駐先に馴染めない |
SESの一番のメリットは、案件変更ができること。嫌な現場や職場があれば、職場を変更できるため、労働環境を変えやすいです。同じ職場で働き続けるのが嫌な、飽き性なエンジニアにはSESがおすすめです。
逆にSESの一番のデメリットは、客先常駐で帰属意識が薄れやすいこと。常駐先で働き続けると、会社への不満が募り、辞めたいと感じやすいです。
社内SEに向いている人
社内SEに向いている人の特徴は下記の通りです。
- 人見知りな人
- 環境の変化が苦手な人
- のんびり働きたい人
- 一つに特化してスキルを磨きたい人
- 社内のDX推進に携わりたい人
社内SEはSESのように客先常駐や派遣がないため、人見知りのエンジニアに特におすすめです。
筆者も人見知りで、SESの客先常駐が合わなかったため、社内SEに転職しました。
SESに向いている人
SESに向いている人の特徴は下記の通りです。
- 飽き性な人
- 幅広いIT知識を得たい人
- コミュニケーションが好きな人
- 人見知りしない人
- 一人が好きな人
SESは現場が半年から数年おきに変わるため、飽き性なエンジニアにおすすめです。
アクティブで知的好奇心の旺盛な人にSESの働き方は合うでしょう。
社内SEとSESのどっちがいいのか?迷っているエンジニアは、向いている方に転職してみて下さい。
SESから社内SEに転職するときの注意点


この章では、SESから社内SEに転職するときの注意点を紹介します。
ここでは社内SEへの転職で失敗しないために、志望動機や辞めるタイミング、意識すべきことなどを解説します。
- 志望動機はなるべく前向きな気持ちで
- 辞めるタイミングは「2月・7月・10月」がベスト
- SESからの転職は難しいから長期戦を意識する
社内SEは競争率が高く、就職するのがかなり難しいため、上記3つの注意点は必ず押さえておいて下さい。
志望動機はなるべく前向きな気持ちで
SESから社内SE転職の志望動機を伝える際は、なるべく前向きな気持ちを伝えましょう。
志望動機の例
- 社内SEとなり会社のDX推進に貢献したい
- 社内のIT経営にプロジェクトリーダーとして参画したい
- SES経験を活かして、社内業務を効率化したい
社内SEへの志望動機は、「社内DXに貢献したい」「社内のITリテラシーを高めたい」など前向きなものにすると、ポジティブな印象を与えやすいです。
「SESを辞めたいから」「客先常駐が辛いから」と後ろ向きな志望動機は危険です。他責思考な印象を与え、面接官にマイナス印象のため、マイナス思考な志望動機は避けるようにして下さい。
辞めるタイミングは「2月・7月・10月」がベスト
SESを辞めるタイミングは、「2月・7月・10月」の期の切り替わりがベストです。
年単位のスケジュールで見ると、「2月・7月・10月」は採用が活発化します。SESから社内SEに転職する際は、その時期に転職活動を行いましょう。
- 2月・7月・10月の期の切り替わりは採用が活発
- 6~7月は夏の賞与受け取り後
厚生労働省:中途採用に係る現状等について
SESからの転職を成功させたいエンジニアは、「2月・7月・10月」を目途に転職活動をして下さい。
逆に「お盆休みに入る8月」「年末年始休暇や年度末などで忙しい12月~1月」は採用が鈍化するため避けましょう。
SESからの転職は難しい。長期戦を意識する
SESからの転職は難しいため、社内SEへの転職は長期戦を意識しておきましょう。
一般的に「SESは転職できない」「社内SE転職は難しい」と言われていますが、これは本当です。実際にSESから転職をしてみて、SES転職は難しいと感じました。
SESからの転職が難しい理由
- SESでの経験が評価されにくい
- 現場がコロコロ変わり、器用貧乏なエンジニアになりやすい
- マネジメント経験が身につかない
SESでは客先常駐の現場変更により、扱うスキルがコロコロ変わります。SESで働くと、専門性に欠ける、器用貧乏なエンジニアになりやすいため、転職できないと言われています。
SESから転職する際は、長期戦を覚悟し、対策を練って転職活動することが大切です。
SESから社内SEへのおすすめ志望動機


この章では、SESから社内SEに転職するときの志望動機を紹介します。
- インフラ・セキュリティ分野へキャリアを広げたい
- IT戦略立案に関わる仕事をしたい
社内SEへの転職理由・志望動機を知りたい方は参考にしてください。
インフラ・セキュリティ分野へキャリアを広げたい
現在はSESエンジニアとして、開発業務を中心に携わってきました。ですが、今後はシステム基盤やセキュリティといった領域にも幅を広げていきたいと考えています。社内SEであればインフラやネットワーク、セキュリティ管理など幅広い業務に携われる環境があり、スキルの幅を広げられると考え志望いたしました。
御社ではゼロトラストの導入やセキュリティ強化にも注力されており、これまでの知見に加えて新たな分野での成長も目指せる環境だと感じました。
「特定の分野への専門性を高めたい」という志望動機は、やる気や意欲をアピールしやすいです。
将来どうなりたいか?にフォーカスを当てて、転職理由を考えると、面接官にポジティブな印象を与えられるでしょう。
IT戦略立案に関わる仕事をしたい
SESとして複数のシステム開発に関わる中で、単なる開発実行ではなく、企業の事業戦略と連動したIT活用を提案・実現していく仕事に強い関心を持つようになりました。
社内SEでは経営層や業務部門と連携しながら、IT戦略や中長期のシステム計画にも関われる機会があると知り、志望いたしました。
御社はDX推進にも積極的であり、企画・提案型の社内SEを目指して貢献していきたいと考えています。
社内SEへの転職時には、IT戦略・IT経営などのポジションへの意欲のアピールも大切です。
SESの下流工程から、社内SEの上流工程へのステップアップは、転職理由も考えやすいです。自身のSESでの経験を紐づけて考えられると、より納得感のある志望動機となります。
【体験談】筆者がSESから社内SEに転職した話


最後に、筆者がSESから社内SEに転職した体験談をご紹介します。
とにかく客先常駐が辛かった。
SES企業の求人に騙されないよう工夫した。
競争率の高い社内SEに受かるために、転職理由を徹底的に考えた。
退職を決意してから3ヶ月程で社内SEになれた
実際にSESから小売業界の社内SEになったエンジニアの体験談を紹介します。具体的なステップを参考にしてみて下さい。
客先常駐の現場で辛いことがあり退職を決意
筆者はSES時代、客先常駐で取引先に常駐して働いていました。その現場で辛いことがあったため、SESを辞めることを決意しました。
元々人見知りでコミュニケーションが苦手だったため、客先常駐がとにかく嫌でした。
SESの退職を決意した瞬間
- 客先常駐がとにかく苦手で、周りに馴染めなかった
- 専門外スキルの現場に、経験者枠としてアサインされた
- 客先常駐の現場で馬鹿にされた
SESを退職した理由は1万個くらいありますが、厳選すると上記の3つになります。
何個か転職サイトに登録しSES以外の求人を探した
SESで働き続けるのが嫌だっため、社内SEや自社開発に絞り転職活動を行いました。
転職サイトには5個ほど登録し、常に社内SE求人がないか探していました。
転職サイトは、社内SE特化の「社内SE転職ナビ」や自社開発特化の「クラウドリンク」。シンプルにエンジニア求人が多い「レバテックキャリア」を利用しました。
なるべくSES企業に逆戻りしないように、社内SE求人を探しました。
転職理由を徹底的に深堀りした
SESから社内SEへの転職を成功させるために、転職理由を徹底的に深堀りしました。
筆者が考えていた転職理由は、下記のような感じです。
私は数年間、SES企業で働いてきました。エンジニアとして数多くのシステム開発を経験させて頂きました。その中で、社内のIT経営やDX推進に興味が湧きました。システム導入で会社の課題をどう解決するか?AIを活用して社内業務をどう効率化できるか?などのDX推進に貢献したい気持ちが強くなりました。
御社に社内SEとして就職することで、社内のDX推進に貢献したいと考えております。SES企業で培ったエンジニア経験を基に、IT導入支援やIT経営の立案をしたいです。最終的にはCopilotなどのAIを全社的に導入し、全作業員の作業効率化を図りたいと考えております。
転職理由を考える際は、なるべく他責思考にならないように、前向きな気持ちを面接官に伝えるようにしました。
3ヶ月ほどで内定をGETし、社内SEに転職できた
最終的には、3ヶ月の転職活動で、SESから社内SEに転職できました。
SES企業に退職届を提出してから、転職活動、退職、社内SEとして働き始めるまで。この期間が3ヶ月でした。
- 退職までにかかった期間が3ヶ月
- 内定が決まるまでにかかった期間が3ヶ月
- 応募した求人が20社
- 内定がもらえたのが2社
大体20社ほど求人に応募して、受かった社内SE求人は2社ほどでした。書類選考に通らないことがほとんどでした。
SESから社内SEへの転職は難しいため、なるべく長期戦を覚悟し、働きながら転職活動するべきだと実感しました。
まとめ:SESから社内SEに確実に転職する方法


以上で、「SESから社内SEに転職する方法」の解説を終了します。
下記この記事のまとめです。
筆者は3年ほどSES企業で働いたあとに、社内SEに転職しました。
その経験から導き出した、社内SEへの転職方法は以下の通りです。
- 社内SE特化の転職サイトを利用する
- 求人の多いサイトから求人を探す
- 転職エージェントに求人を紹介してもらう
- SESや派遣企業の見分け方を知る
自分に合った転職方法があれば、ぜひ実践してみて下さい。
SESから社内SEに転職したいエンジニアには、社内SEや自社開発に特化した転職サイトがおすすめです。
社内SEに興味ある人は、下記の社内SE特化の転職サイトを利用してみましょう。
SESから自社開発に脱出したいエンジニアは、下記の自社開発特化の転職サイトを利用してみて下さい。



SESから社内SEに転職した経験から
「客先常駐が底辺と言われる理由」
についても書いています
客先常駐を辞めたいエンジニアは、合わせて参考にしてみて下さい。

