この記事では業界別の社内SE志望動機を紹介します。
社内SEになりたい人の中には

社内SEへの志望動機を知りたい。
社内SE転職で使える自己PRはある?
業界別の転職理由を知りたい。
と気になっている人も多いはず。
そこでこの記事では、志望業界別の社内SE志望動機やおすすめの自己PRなどを紹介します。
この記事を読めば下記内容が分かります。
この記事を読み、おすすめの社内SE志望動機を知り、社内SEへの就職を成功させましょう。





小売業界の社内SEとして働く筆者が解説。
社内SEに転職した実体験をもとに紹介します。
社内SEに転職したいエンジニアには、社内SE特化の転職サイトがおすすめ。SESやSIerなどの求人が排除されているから、確実に社内SEに転職できおすすめです。
業界別の社内SE志望動機・転職理由の例文


この章では業界別の社内SE志望動機・転職理由の例文をご紹介します。
今回は下記4つの業界の社内SE志望動機の例文を紹介します。
- 金融(銀行)業界
- 製造業界
- メーカー系
- 食品業界
自分の志望業界の例文があれば、ぜひ参考にしてみて下さい。



SESからのおすすめ転職理由も紹介しています。
具体的な例文を知りたい方は参考にしてみて下さい。
金融(銀行)業界
金融業界の社内SEへの志望動機の例文を紹介します。
面接や履歴書などに利用してみて下さい。
金融業界社内SEの志望動機
私が金融エンジニアを目指したのは、これまでに培ったITスキルを使い、社会に貢献できる仕事をしたいと考えたからです。
当社銀行は、日本でトップレベルの勘定系システムをいち早く開発。安定したシステム運用を維持しておられます。そこには高いスキルを持つ優秀な金融エンジニアの活躍があったことと存じます。私もそのひとりとなり、当銀行のシステム開発・運用に携わりたいと思い応募させて頂きました。
前職ではプログラミングの下流工程に携わり、コーディングの役割を担ってきました。Javaはすでに習得。多くの銀行で使用されているCOBOLの学習に励んでおります。
貴行でのシステム開発や運用に携わるチャンスをいただければ、自分の能力を活かしながら、さらに金融知識を学び続けて貢献していく所存です。
金融業界(銀行)の志望動機の例文は上記の通りです。
金融業界の社内SEは開発業務も多いので、システム開発経験をアピールすると好印象。金融業界でよく採用されるプログラミング言語COBOLの習得をアピールできると、内定率がグッと上がるでしょう。
社内SEに転職したい人には、社内SE特化の転職サイトを利用して下さい。金融業界の社内SE求人が多くおすすめです。
製造業界
製造業界の社内SE転職に、おすすめの志望動機は下記の通りです。
面接や履歴書などに利用してみて下さい。
製造業界社内SEの志望動機
私が製造業界の社内SEを目指したのは、これまでに培ったITスキルを使い、貴社に貢献できると考えたからです。
私は数年間IT企業で働き、様々な開発案件に参画しました。プログラミングは勿論、システム設計や要件定義など、システム開発の上流から下流工程まで経験をしました。
私が培ったスキルの中でも特に、データ分析ツールの開発を、御社の業務に活かしたいと考えております。
製造業界で日々発生する売上や在庫などの数値データを、データ分析ツールで可視化することで、意思決定の手助けになりたいと考えております。
私の培ったシステム開発のスキルとデータ分析ツール導入の経験を、製造業界の社内SEとして、活かしたいと存じます。
製造業界の志望動機の例文は上記の通りです。
なぜ製造業界の社内SEになりたいのか?製造業界の部分を深堀りすると、面接官を納得させる志望動機になるでしょう。
メーカー系
メーカー系社内SEへの志望動機の例文を紹介します。
面接や履歴書などに利用してみて下さい。
メーカー系社内SEの志望動機
私が貴社を志望する理由は、自分のITスキルを活かして尊敬する貴社に貢献したいと思ったからです。
私は様々な活気的な製品を手掛ける貴社の技術を尊敬しており、常に新たな挑戦を続けて成長する貴社の一員として、事業に貢献したいと思うようになりました。
社内SEとして、一つ一つの作業を効率化するために、システムを導入したり、システムを開発することで、御社の商品づくりにサポートできればと存じます。
貴社に入社したら、貴社の事業や拡大をどっしり支える土台となるべく、一つひとつの仕事に誠実に取り組んでいきます。
メーカー系企業の志望動機の例文は上記の通りです。
メーカーの商品づくりに社内SEとしてどう貢献できるのか?を深堀りすると、面接官が納得する志望動機になるはずです。
食品業界
食品業界の社内SE志望動機の例文を紹介します。
面接や履歴書などに利用してみて下さい。
食品業界社内SEの志望動機
前職では3年間、別業界の情シス社員として、社内システムの開発から管理まで、さまざまな業務に従事してまいりました。
今回、貴社へ転職を希望した理由は、貴社の食品加工技術×IT技術の先進的な取り組みと、その技術が業界に与える影響に強く興味を持ったためです。日本の食品業界の未来を担う貴社で、働かせて頂きたく存じます。
前職で培ったシステム開発のスキルを活かして、貴社の取り組みに貢献し、さらに成長していきたいと考えております。
食品業界の志望動機の例文は上記の通りです。
なぜ食品業界に就職したいのか?その理由を深掘りすると、面接官に好印象な志望動機になると思います。
社内SEへの就職で使える自己PR例文3選


この章では、社内SEへの就職で使える自己PRの例文を紹介します。
職務経歴書や履歴書などで、自己PRを書く機会も多いと思うので、ぜひ参考にしてみて下さい。
- 未経験の場合
- IT経験者の場合
- 新卒の場合
未経験、IT経験者、新卒、それぞれのケースに分けて、自己PRの例文を紹介します。
社内SEに転職したいエンジニアには、社内SE特化の転職サイトがおすすめ。SES企業やSIerの求人が排除されているから、確実に社内SEに転職できおすすめです。
IT未経験の自己PR
IT未経験の自己PRの例文は、下記の通りです。
未経験エンジニアの自己PR



○○業界で勤務経験があるため、○○業界の最大手である御社の社内SEを志望しました。
ITスキルはまだまだ未熟ですが、業界知識は豊富です!
身に付けた業界知識を活かして、御社の業務に必要なITシステムの導入に携わりたく存じます。
ITスキルは未熟ですが、ITスキルの獲得に励んでおります。個人でスマホアプリを開発や資格の勉強に取り組んでいます。
身に付けたITスキルを御社の業務に活かせれば、と考えております。
未経験の場合は、業界で培ったスキルや経験をアピールするのがおすすめです。
今まで働いて得たスキルや経験をどう社内SEに活かせるのか?を具体的に示せると、内定率がグッと上がるでしょう。
IT経験者の自己PR
IT経験者の自己PRの例文は下記の通りです。
IT経験者の自己PR



私の強みは、業務効率改善の社内システムの新規開発経験があることです。
現職の営業部門の業務効率改善を目的としたプロジェクトで、営業部の業務全体に関して詳細に分析し、改善できる点についてポイントを絞って要件にしたことで、最小限のコストで営業部の残業時間を5割削減することができました。
他にも小規模な社内システムの開発経験は複数あります。培った経験を活かし、業務効率化システムを開発することで貴社に貢献いたします。
エンジニア経験があれば、その経験を就職した時にどう活かせるのか?を話せると好印象。
培ったITスキルを活かして、会社をどうしたいのか?どう貢献できるのか?を伝えられると、転職できる可能性が高まるでしょう。
新卒の自己PR
新卒エンジニアの自己PRの例文は、下記の通りです。
新卒の自己PR



私は学生時代に、技術的なスキルを向上させるため、自主的にオンラインコースを受講し、システム開発を学びました。
未知の分野でも自分で学習し、知識を習得していく姿勢は、御社の業務に活かせると考えております。
社内SEの業務は特に、様々な方から質問されると存じます。その業務の中で、知らないことを調査し、課題を解決することは多岐に渡ると思います。
その際に、私の道の分野でも自分で学習する力は活かせると考えております。社内SEとして、日々新しいIT技術に触れ、会社の課題を解決するエンジニアになりたいと考えております。
新卒の場合は、スキルや経験をアピールできないため、やる気や意欲をアピールして下さい。
勉強している内容や取り組んでいるシステム開発などがあれば、それを面接官に話すのがおすすめです。
実際に行動している人材は、面接で評価されやすいので、自分の取り組みをアピールするのが大切です。
社内SEへの志望動機は何を書くべきか?


この章では、社内SEへの志望動機は何を書くべきか?について解説します。
筆者はSESから社内SEに転職しました。実際に社内SEへの転職に成功した経験から、志望動機で書くべきことを紹介します。
- 将来どうなりたいか
- 入社後にしたいこと
- なぜこの業界を選んだのか?
社内SEへの転職理由に悩んでいるエンジニアは参考にしてみて下さい。



筆者がSESから社内SEに転職した体験談も紹介しています。
合わせて参考にしてみて下さい。
将来どうなりたいか
社内SEの志望動機は、「将来どうなりたいか?」を具体的に伝えるのが大切です。
筆者が社内SEへの転職中に、面接で一番聞かれたのが、この「将来どうなりたいのか?」という質問でした。
面接での質問に、違和感なく返答するために、将来のキャリアを事前に考えておいて下さい。
将来どうなりたいかの例
- 社内SEとなって、データ分析ツールを導入したい。将来的には社内のデータサイエンティストとして、最適な意思決定に貢献したい。
- 社内SEとなって、社内DX推進に携わりたい。DX推進部のプロジェクトリーダーとして、多くのITシステムを導入し、社内業務の効率化を図りたい。
- 情報システム部の一員として働きたい。最終的には部長や課長となり、社内IT教育の基盤を築きたい。
将来のキャリアを明確にしておくことで、面接官に良い印象を与えられます。
応募企業とのミスマッチも減らせ、離職の可能性も低くなるはずです。
入社後にしたいこと
社内SEの志望動機は、「入社後にしたいこと」を考えておくのも大切です。
「入社後にしたいこと」は、面接で必ずと言ってよいほど聞かれるため、事前に考えておきましょう。
入社後にしたいことの例
- エンジニア経験を活かして、社内業務を効率化したい。
- copilotやGeminiなどのAIを社内導入し、全員が利用できる環境を整備したい。
- データ分析ツールを導入し、社内データを可視化したい。
入社後にしたいことをIT技術と絡めて話せると、面接で有利になるはずです。
仕事に前向きな印象を与え、やる気をアピールしやすいため、入社後にしたいことは考えておいて下さい。
なぜこの業界を選んだのか?
社内SEの転職理由には、「なぜこの業界を選んだのか?」も書くべきです。
社内SEと言っても、銀行SEや院内SEなど、様々な業界の社内SEがあります。
転職理由で説得力を持たせるために、なぜその業界の社内SEである必要があるのか?を考えておいて下さい。
「なぜ食品メーカーの社内SEなのか?」
「なぜ金融業界の社内SEなのか?」
「なぜ病院内SEなのか?」
を考えておくと、面接官に好印象を与えやすいと思います。
社内SEへの転職が人気な理由


最後に、社内SEへの転職が人気な理由を紹介します。
- 他のIT職種に比べて年収が高い
- 客先常駐がなく社内でのんびり働ける
- そこまで高いITスキルを求められない
なぜSESやSIerから社内SEに転職するエンジニアが多いのか?その理由を知りたい人は参考にしてみて下さい。



筆者実体験の社内SEあるあるも紹介中。
合わせて参考にしてみて下さい。
他のIT職種に比べて年収が高い
他のIT職種に比べて年収が高いことが、社内SEが人気な理由です。
実際に他のエンジニア職と比較すると、社内SEの年収の高さが分かります。下記、IT職種別の年収の比較をご確認ください。
エンジニアの平均年収の比較
- SESの平均年収:約350万円
- SIerの平均年収:約550万円
- 社内SEの平均年収:約580万円
SESエンジニアと比べると、社内SEの平均年収は200万円以上高いです。
社内SEは他のエンジニア職と比べて、年収がかなり高いため、人気があります。社内SEを転職先に見据えるエンジニアも数多くいます。
客先常駐がなく社内でのんびり働ける
客先常駐がなく社内でのんびり働けることも、社内SEが人気な理由です。
普通のエンジニアとして、SIerやSESに就職すると、客先常駐をしなければなりません。客先常駐は取引先に常駐先して働くため、肩身が狭く精神的に辛いです。
この客先常駐の案件がないため、社内SEはかなり働きやすいです。
社内SEは客先常駐がなく楽



社内でのんびり働けて楽。
同じメンバーに質問しやすい。
自社で仕事ができ、いじめに遭いにくい。
社内でのんびり働け、人見知りの人でも安心なので、社内SEは人気です。
そこまで高いITスキルを求められない
そこまで高いITスキルを求められないのも、社内SEが人気な理由です。
社内SE職は、SIerやSESなどと比べて、そこまで高いスキルを求められません。その理由は下記の通りです。
社内SEがスキルを求められない理由
社内SEはIT業界の中でも、そこまでスキルが求められません。
その分、SESエンジニアやSIerから馬鹿にされることも多いので、そこは注意が必要です。
まとめ:業界別の社内SE志望動機|金融・メーカー・製造業


以上で、「業界別の社内SE志望動機|金融・メーカー・製造業」の解説を終了します。
下記この記事のまとめです。
業界別の社内SEおすすめ志望動機は下記の通りです。※リンクを押すと、志望動機までスキップします。
職務経歴書や面接で話す際に、参考にしてみて下さい。
社内SEに転職したいエンジニアには、社内SEに特化した転職サイトがおすすめです。SES企業やSIerなどのIT企業の求人が排除されているから、確実に社内SEに転職できるでしょう。



社内SEに転職する人向けに
「転職サイトは社内SE転職ナビがおすすめ」
という記事も書いています。
合わせて参考にしてみて下さい。

