この記事では、SESからSESへ転職する理由を紹介します。
SES企業で働くエンジニアの中には
SESエンジニアSESからSESへ転職する理由を知りたい。
好待遇のSESに転職する方法はある?
と気になっている人も多いはず。
そこでこの記事では、SESからSESへ転職する理由や好待遇のSESに転職する方法を紹介します。
この記事を読めば下記内容が分かります。
この記事を読み、SESからSESへ転職する理由を知りましょう。





SESで働いた経験のある筆者が紹介。
実際にSES営業に聞いた話をもとに解説します。
好待遇のSES企業に転職したいエンジニアには、IT業界特化の転職エージェントがおすすめです。優良IT企業の求人が多いため、確実に好待遇のSES企業に転職できるでしょう。
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なぜ「SESからSES」の転職を選ぶエンジニアが多いのか?


この章では、なぜ「SESからSES」転職を選ぶ人が多いのかについて解説します。
なぜわざわざSESからSESに就職するのか?その理由やメリットについて解説します。
- 給与・待遇に不満(還元率・昇給スピードの差)
- 案件や配属先のミスマッチ
- ホワイト企業に就職するため
- 転職による「エンジニアの年収バグ」を利用するため
転職を検討しているSESエンジニアは参考にしてみて下さい。



SESから転職したい30代向けにも記事を書いています。
合わせて参考にしてみて下さい!
給与・待遇に不満(還元率・昇給スピードの差)
SESからSESへ転職する理由として、給与・待遇の不満が挙げられます。
SES企業によって、エンジニアに還元する割合(還元率)は大きく異なります。還元率が低いことにより、年収が低い場合は、転職が検討されやすいです。
- 還元率40%以下で、年収が上がらない
- 「住宅手当・資格支援がない」など福利厚生が劣悪
- 昇給評価が不透明
一部のSESでは「毎年定額昇給」や「評価基準が曖昧」で、努力やスキルに見合った昇給が得られないケースがあります。
SES間であっても待遇差は明確に存在するため、「給与改善」を目的とした、SESからSES転職は多い傾向です。
案件や配属先のミスマッチ
案件や配属先のミスマッチは、SES転職理由の上位です。
今の案件が自身のキャリアに合わないケースでは、SESからSESへの転職も検討に上がります。



開発を希望していたのにテスト・保守案件ばかり。
リモート希望だったのに常駐100%。
客先常駐ばかりで自社開発できない。
案件選定力や営業力のあるSES企業に移ることで、キャリアに直結した案件を獲得しやすくなります。
結果的に、通常のSESから、案件選択制SESやフリーランス型SESに転職するケースがよく見られます。
ホワイト企業に就職するため
ブラックSES企業に勤めている場合、「残業代未払い」や「イジメパワハラ」などの被害に遭います。
このようなケースもSESからSESに転職することが予想されます。
- 残業代が支給されない
- いじめやパワハラが横行している
- 単価を教えてくれない
- 教育制度が全くない
ブラックSES企業にいれば、誰でも転職したいと感じます。
ブラックからホワイトへの転職も、SESからSESへ転職する大きな要因です。
転職による「エンジニアの年収バグ」を利用するため
SESからSESへ転職する理由として、転職による「エンジニアの年収バグ」も挙げられます。
IT業界の「年収バグ」とは、社内で昇給を目指すよりも転職したほうが給料が上がりやすい現象を指します。IT業界では、社内で頑張るよりも、転職した方が年収が上がりやすく、転職を検討するエンジニアが多いです。
転職による年収UP
社内の昇給による年収UP
IT業界では上記のように、「転職した方が年収UPしやすい」というバグがあるため、SESからSESに転職するエンジニアが一定数います。
SESからSESに転職するメリットデメリット


この章では、SESからSESに転職するメリットデメリットを解説します。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 内定が出やすい 他のIT職種に比べて、SESの求人が多い 年収UPを狙いやすい 高還元、案件選択制など、新興SESに転職できるすい | 客先常駐や派遣から脱出できない 結局は案件ガチャ次第 ブラック企業に転職するリスクがある 履歴書に傷がつく可能性がある |
転職するか迷っているエンジニアは参考にしてください。



転職エージェントがSESばかりな理由も解説中。
合わせて参考にしてみて下さい。
SESからSESに転職するメリット
エンジニアが、SESからSESに転職するメリットは下記の通りです。
- 内定が出やすい
- 他のIT職種に比べて、SESの求人が多い
- 年収UPを狙いやすい
- 高還元、案件選択制など、新興SESに転職できる
SESからSESに転職する一番のメリットは、転職成功率が高いこと。
SES経験があれば、書類選考に通過しやすく、内定をGETしやすいです。
社内SEや自社開発よりも、転職先が見つかりやすいことは、大きなメリットと言えます。
SESからSESに転職するデメリット
エンジニアが、SESからSESに転職するデメリットは下記の通りです。
- 客先常駐や派遣から脱出できない
- 結局は案件ガチャ次第
- ブラック企業に転職するリスクがある
- 履歴書に傷がつく可能性がある
SESからSESに転職する一番のデメリットは、客先常駐や派遣から脱出できないこと。
SESに転職しても、働き方自体は変えられません。ホワイトなSES企業に転職できたとしても、案件ガチャで良い現場に恵まれない限り、気楽に働けないです。
SESからより好待遇のSESに転職する方法


この章では、SESからより好待遇のSESに転職する方法をご紹介します。
ホワイトSES転職や年収UPに効果的な施策を解説します。
- ハイクラス転職サイト経由で転職する
- 新興SESに応募する
- ホワイト企業特化の転職サイトを利用する
- ITエージェントを活用する
好待遇の企業に転職したいエンジニアは参考にして下さい。
ハイクラス転職サイト経由で転職する
SESからSESに転職する場合は、ハイクラス転職サイトを利用してください。
ハイクラス転職サイトは、年収800万円以上、管理職や専門職などの希少性の高いポジションの求人が豊富な転職サイト。好待遇の求人が見つかりやすいのが大きな特徴です。
- 年収1000万円以上の求人が多い
- ハイクラスポジションが確約している
- 日本を代表する大手企業の求人が多い
年収を上げたい人や重要ポジションに転職したい人は、ハイクラス転職サイトを使うようにして下さい。
そうすればより好待遇のSES企業に転職できるはずです。
SESからより好待遇のSESに転職したいエンジニアには、ハイクラス転職サイトがおすすめです。大手企業の求人しかないため、確実に年収UPできるでしょう。
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20,000件以上のエンジニア求人を掲載中。大手IT企業の求人が豊富にあるから、自分に合った大企業を探せる。 - Geekly
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新興SESに応募する
より好待遇のSESに転職したいエンジニアは、新興SESに応募するのもおすすめです。
新興SESとは、高還元SESや案件選択制SESなど、エンジニア目線の働きやすいSESのこと。普通のSESよりも好待遇に働けるため、SESから新興SESに転職する人も多いです。
新興SESの特徴
- 還元率70%以上で、年収UPしやすい
- 案件選択制で、自由に案件を選べる
- 風通しの良い企業文化
新興SESは従来のSESとは違い、エンジニア優先の働きやすい環境が整っています。
そのためSESから新興SESに転職するエンジニアが一定数います。
もし新興SESに転職したい場合は、会社のホームページから直接応募して下さい。下記の記事で、高還元SESと案件選択制SESのおすすめ企業を紹介しています。参考にしてください。
ホワイト企業特化の転職サイトを利用する
より好待遇のSESに転職したい場合は、ホワイト企業特化の転職サイトもおすすめです。
ホワイト企業特化の転職サイトでは、ブラック企業の求人が排除されています。厳選された求人のみ掲載しているため、安心して求人に応募できるでしょう。
- 厳選された求人のみ掲載
- 確実にホワイト企業に転職できる
- 残業なし、離職率10%以下などの優良企業が見つかる。
ホワイト企業特化の転職サイトを利用すれば、確実にホワイト企業に転職できます。
ブラックSES企業から脱出したいのであれば、必ず利用して下さい。
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ブラック企業を除外、優良企業のみのご紹介。適性にあった求人紹介を行ってくれる。 - UZUZ第二新卒
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ブラック企業を徹底排除した転職サイト。内定率86%以上と就職成功率が高い。
ITエージェントを活用する
より好待遇のSESに転職したいエンジニアは、IT特化の転職エージェントもおすすめです。
転職エージェントは、転職希望者に最適な求人の紹介、転職サポートを提供するサービス。面接対策や履歴書添削など、様々なサポートを受けられます。



ホワイト企業のSES求人を紹介します。
好印象の履歴書の書き方を教えます。
実践に近い模擬面接をやりましょう。
SESからSESに転職するためのノウハウやコツも教えてくれるため、ぜひ利用してみて下さい。
優良企業に転職できる可能性がグッと上がるでしょう。
好待遇のSES企業に転職したいエンジニアには、IT業界特化の転職エージェントがおすすめです。履歴書添削や面接対策などを受けられ、好待遇のSES企業に転職できるでしょう。
SESからSESの転職理由・志望動機


この章では、SESからSESの転職理由・志望動機を紹介します。
- エンジニアファーストの社風に惹かれる場合
- エンジニアとして成長したい軸
SESからの転職を考えている人は参考にしてみて下さい。
エンジニアファーストの社風に惹かれる場合
社風に惹かれる場合の志望動機の例文を紹介します。
私はエンジニアが主体的にキャリアを築ける環境で働きたいと考えております。現職では会社都合で案件が決まることも多く、自分の希望やスキルを活かしきれない場面がありました。
その中で御社が掲げる「エンジニアファースト」という理念に強く共感いたしました。御社は案件参画前に丁寧なヒアリングを行い、スキルアップや将来のキャリア形成に合ったプロジェクトを提案されている点が大きな魅力です。また、資格取得支援や定期的なフォロー体制など、長期的にエンジニアが成長できる仕組みが整っていることにも安心感を抱きました。
御社であれば腰を据えて技術力を高めつつ、エンジニアとして長期的に貢献できると考え、志望いたしました。
SESからSESへの志望動機では、SESに再転職する正当性・必然性が必要です。
なぜSES企業でなければならないのか?その根拠を示せれば、面接官を納得させやすいです。
エンジニアとして成長したい軸
エンジニアとして成長したい軸の志望動機の例文を紹介します。
私はエンジニアとして常に新しい技術に挑戦し、専門性を高めていきたいと考えております。現職ではインフラ運用を中心に経験を積んできましたが、より上流工程やクラウド領域に関わり、技術力を広げたいという思いが強くなりました。
御社はAWSやAzureをはじめとする最新技術の案件が豊富であり、さらに資格取得支援制度やキャリア支援体制も整っている点に大きな魅力を感じています。
これまで培ってきた基盤運用の経験を活かしつつ、御社の環境でさらなる成長を実現し、長期的に貢献していきたいと考え志望いたしました。
面接時は、なるべく前向きでポジティブな転職理由を考えることが大切です。
「何となく」「前の企業が嫌だった」など、ネガティブな志望動機は、やる気がない印象を与えてしまいます。
SESからSES転職で失敗しないためのチェックポイント


この章では、SESからSES転職で失敗しないためのチェックポイントについて解説します。
- 還元率・給与制度を確認する
- 案件の種類・参画実績をチェック
- 営業担当やフォロー体制の評判を調べる
- 求人が増える「1月・7月・10月」がベスト
SESからの転職を考えているエンジニアは参考にして下さい。
還元率・給与制度を確認する
SESからSESに転職する際は、還元率や給与制度をチェックすることをお勧めします。
SESの給与は「客先単価 × 還元率」で決まります。還元率は各SES企業で異なるため、面接で「還元率」「給与決定ルール」「昇給事例」を具体的に質問することが大切です。
- 還元率(平均は40%~50%)
- 給与アップ方法(昇給制度か単価連動型か)
- 残業代の有無(みなし残業込みか全額支給か)
昇給スピードや評価基準を確認しておかないと、数年後の年収が大きく下がります。
みなし残業込みの給与設定だと、実際の手取りが想定より低くなるケースもあるので要注意です。
案件の種類・参画実績をチェック
SESからSESに転職する際は、案件の幅とレベル感のチェックも必須です。
テスト・保守ばかりの案件しかないSESだと、キャリアの幅が広がりません。クラウドやモダン開発(React・Goなど)、AI開発といった成長分野の案件があるか要確認です。
「案件一覧」「参画中エンジニアのスキルシート」「直近の参画事例」を提示できるSESは信頼性が高いです。
求人票だけでなく、面談時に「どんな案件にどのくらいの人数を出しているか」を必ず聞くようにして下さい。
営業担当やフォロー体制の評判を調べる
SESからSESに転職する際は、SES営業の質やフォロー体制の評判もチェックが必要になります。
SES営業担当の交渉力は、エンジニアのキャリア形成に重要な役割を担います。
- 強い営業 → 高単価案件や希望に合った案件を獲得できる。
- フォロー体制 → 定期的な面談、キャリア相談、資格支援などがあるか
フォローがないSES企業だと「客先で孤立する」リスクが高いです。
SESからSESに転職する場合は、OpenWorkや転職会議、Twitter/Xなどの口コミをチェックし、営業や会社の対応に関する生の声を確認してください。
求人が増える「1月・7月・10月」がベスト
求人が増える「1月・7月・10月」が、SESを辞めるタイミングにおすすめです。
年単位のスケジュールで見ると、「1月・7月・10月」は採用が活発になりやすいです。
「1月・7月・10月の期の切り替わり」「6~7月は夏の賞与受け取り後」は採用が活発化するのでおすすめ。
逆に採用が鈍化する「5月・8月・1月」は辞めておきましょう。
しっかり採用が活発になるタイミングを見て、転職活動をすると、失敗しにくいです。
まとめ:SESからSESへ転職する理由|おすすめの転職方法


以上で、「SESからSESへ転職する理由|おすすめの転職方法」の解説を終了します。
下記この記事のまとめです。
SESからSESへ転職するよくある理由は下記の通りです。
- より高還元SESに就職するため
- 案件選択制SESに就職するため
- ホワイト企業に就職するため
- 地元の企業に就職するため
SESからSESへの転職は、年収UPや待遇UPに効果的です。SES経験があれば、SES企業から内定が出やすいです。
もし他のIT職種に転職できない場合は、SESからSESに転職するのも一つの手でしょう。
SESからSESに転職したい方には、ハイクラス転職サイトがおすすめです。大手企業の求人しかないため、確実に年収UPできるでしょう。
SESからSESに転職するメリットとデメリットは下記の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 内定が出やすい 他のIT職種に比べて、SESの求人が多い 年収UPを狙いやすい 高還元、案件選択制など、新興SESに転職できるすい | 客先常駐や派遣から脱出できない 結局は案件ガチャ次第 ブラック企業に転職するリスクがある 履歴書に傷がつく可能性がある |
SSES企業の働き方が合っているエンジニアは、SESからSESに転職するのはアリですね。



SESから転職した経験から
「SESから転職できない理由」
も紹介しています。
SESから転職したいエンジニアは、参考にしてみて下さい


