この記事では、社内SEが勝ち組なのは本当か?について解説します。
社内SEに転職したいエンジニアの中には、

社内SEって本当に勝ち組なの?
勝ち組と言われる理由を知りたい。
社内SEの体験談を知りたい。
と気になっている人も多いはず。
そこでこの記事では、社内SEが勝ち組と言われる理由や社内SEが負け組になるケースなどを紹介します。
この記事を読めば下記内容が分かります。
この記事を読み、社内SEが勝ち組な理由を知り、社内SEの実態を知りましょう。





小売業界の社内SEとして働く筆者が解説。
社内SEとして働く実体験をもとに紹介します。
社内SEに転職したいエンジニアには、社内SE特化の転職サイトがおすすめ。SES企業やSIerなどの求人が排除されているから、確実に社内SEに転職できるでしょう。
社内SEが勝ち組と言われる5つの理由


この章では、社内SEが勝ち組と言われる5つの理由について解説します。
- 他のIT職種と比べて年収が高い
- ノルマやプレッシャーが少ない
- 社内のIT戦略・DX推進に携われる
- ITのスキルを広げやすい(フルスタックに近づく)
- SESやSIerに比べて楽すぎる
社内SEへの転職を検討している方は参考にしてください。



実際にSESから社内SEに転職した筆者が解説します。
他のIT職種と比べて年収が高い
社内SEが勝ち組の理由として、平均年収が高いことが挙げられます。
他のIT職種と平均年収を比較すると、社内SEの恵まれた待遇がよく分かります。
各IT職種別の平均年収
- SESエンジニアの平均年収:約460万円
- 自社開発エンジニア:約542万円
- SIerの平均年収:約550万円
- 社内SEの平均年収:約580万円
- ITコンサルの平均年収:約660万円
社内SEは、SIerやSESのように成果報酬型ではなく、企業の給与体系に基づいて報酬が決まります。そのため、給与が安定しやすく、年功序列で年収がUPしやすいです。
大手企業の社内SEなら、年収700万~1000万円も可能です。SIerやSESのように残業代が未払いになることも少ないため、勝ち組と言われているのです。
ノルマやプレッシャーがない
ノルマやプレッシャーがないことも、社内SEが勝ち組と言われる要因です。
社内SEは基本的には、納期に追われることが少ないです。SIerなどの受注者側ではなく、発注者側であることが多いためです。
SESやSIerは受注者側なので、納期による残業の増加や負担が大きいです。そのようなSESやSIerに比べて、社内SEは納期がほとんどなく、立場が強いため、ワークライフバランスを保ちながら働きやすいです。
残業が少なく、社内でのんびり働けるため、社内SEは勝ち組と言われています。
社内のIT戦略・DX推進に携われる
社内のIT戦略・DX推進に携われることも、勝ち組と言われる要因です。
SIerやSESでは、顧客(発注側)の指示に従わざるを得ません。しかし社内SEは、自社のIT戦略をリードするポジションにあるため、発言力が強くなります。
- 経営層と直接やり取りできる:経営者との距離が近い
- IT投資の意思決定に関与できる:導入システムなど裁量が大きい
- 最新技術に触れられる:AIやデータ分析ツールの導入に貢献
社内SEは「発注する側」の立場になり、ベンダーに対して優位な立場で交渉できます。
経営者と関われ、IT戦略やDX推進に携われるため、社内SEは勝ち組と言われています。
ITのスキルを広げやすい(フルスタックに近づく)
ITスキルを広げやすいことも、社内SEが勝ち組と呼ばれる要因です。
社内SEは、システム開発だけでなく、インフラ・セキュリティ・クラウドなど、社内のIT全般を担います。幅広いIT知識が身に付くため、フルスタックな、すべての業務をカバーしたエンジニアに成長できます。
- 様々な業務に携われる(システム運用、サーバー管理、クラウド導入)
- フルスタックエンジニアにキャリアアップしやすい
社内SEの業務は、社内のインフラ構築からシステム開発まで幅広いです。結果として、幅広いITスキルを習得でき、市場価値が高まります。
転職市場でも有利になるため、社内SEは勝ち組と言われているのです。
SESやSIerに比べて楽すぎる
SESやSIerに比べて楽すぎることも、社内SEが勝ち組と言われる要因です。
社内SEはSESやSIerなどの、受注者側と比べても優遇されています。その理由としては下記が挙げられます。
社内SEは下請けではなく、発注側の立場であるため、立場が強いです。ベンダーに対して優位な立場で交渉できるため、精神的にも肉体的にもかなり楽です。
SESやSIerに比べて、社内SEは楽すぎるため、勝ち組と言われています。
働いてみて社内SEはそこまで勝ち組ではないと感じた【体験談】


この章では、働いてみて社内SEはそこまで勝ち組ではないと感じた話を紹介します。
筆者はSESから社内SEに転職しました。実際に社内SEとして働いてみて、後悔したこともたくさんあります。
ここでは社内SEとして働いた実体験をもとに、「勝ち組ではない理由」を解説します。
- 大手企業に転職できないと年収が上がらない
- テレワークができない
- 職場の雰囲気に合わない。職場を変えられない
社内SEに転職したい人は参考にしてください。



実際に社内SEとして数年働いた経験から解説します。
大手企業に転職できないと年収が上がらない
大手企業に転職できないと年収が上がらないことが、社内SEが勝ち組とは言えない要因です。
社内SEは一般的には、平均年収が高いと言われています。しかし社内SEの平均年収は、企業規模に大きく依存するため注意が必要です。
社内SEの平均年収の比較
- 社内SEの平均年収:約580万円
- 筆者(中小企業の社内SE)の年収:410万円
金融業界や不動産業界など、平均年収が高い企業だと良いですが、そもそも年収が低い中小企業だと、社内SEでも年収が下がる危険性があります。
実際に筆者は、中小企業の社内SEに転職して、年収が下がってしまいました。大手企業の社内SEに転職できないと、必ずしも勝ち組とは言えないでしょう。
テレワークができない
テレワークができないことも、社内SEが勝ち組とは言えない要因です。
社内SEになると、就職した業界、企業によっては、テレワークできないこともあります。社内IT部門の中枢を担い、迅速な対応が求められるため、出社が義務付けられているケースも多いです。
実際に筆者の勤める企業でも、出社が義務付けられており、テレワークができません。
SES企業で働いていた時は、週3以上でリモートできていましたが、今ではほぼ出社です。
社内SEは会社によっては、テレワークできないため、一概に勝ち組とは言えないでしょう。
職場の雰囲気に合わない。職場を変えられない
職場を変えられないことも、社内SEに転職して後悔したことです。
SESエンジニア時代は、案件を変えれば、職場を変えることができました。しかし社内SEは職場を変えられません。
社内SEになると、同じ職場で働き続けなければならないので、かなり辛いです。



職場を変えられず、嫌いな上司と働き続ける…。
SESの時は職場を変えられたのに…
部署異動の恐怖もある。
一長一短ではありますが、職場を変えられないことは、筆者にとっては辛かったです。
社内SEは職場ガチャ、会社ガチャがあるため、一概に勝ち組とは言えないです。ブラック企業に就職してしまうと、案件変更できず、同じ職場で働き続けなければならないため、注意してください。
社内SEで勝ち組になるケース・負け組になるケース


この章では、社内SEになって勝ち組になるケース・負け組になるケースを紹介します。
勝ち組になるケース | 負け組になるケース |
---|---|
社内で残業なくのんびり働ける IT戦略やDX推進に携われるポジション 大手メーカー・インフラ企業などの社内SE 売上ノルマがない 客先常駐や派遣がない | 一人情シスになって激務になる ひたすら雑務・ヘルプデスク要員になる 金融業界や医療業界など、激務の業界の社内SE ブラック企業の社内SE(逃げられない) 最新技術に触れる機会がない テレワークができない |
社内SEは必ずしも勝ち組とは言えません。負け組になるケースも合わせて紹介させて頂きます。
勝ち組になるケース
社内SEになって勝ち組になるケースは下記の通りです。
- 社内で残業なくのんびり働ける
- IT戦略やDX推進に携われるポジション
- 大手メーカー・インフラ企業などの社内SE
- 売上ノルマがない
- 客先常駐や派遣がない
大手企業の社内SEに転職できると、勝ち組と言えるでしょう。
大手企業の高年収を獲得でき、社内のIT戦略やDX推進にも携われるため、スキルも身に付きます。
大手企業の情シスの社内SE。IT業界における最も勝ち組の職種と言えますね。
負け組になるケース
社内SEになって負け組になるケースは下記の通りです。
- 一人情シスになって激務になる
- IT系雑務・ヘルプデスク要員になる
- 院内SE、地銀SE
- ブラック企業の社内SE(逃げられない)
- 最新技術に触れる機会がない
- テレワークができない
社内SEに転職して負け組になるケースもあるため注意が必要です。
金融業界や医療業界の社内SEになると激務になりやすいです。院内SEや地銀SEは残業が多いため、注意して下さい。
ブラック企業の社内SEになると、SESのように職場を変更できないため、負け組になる可能性があります。
社内SEで勝ち組になれる人の特徴


この章では、社内SEで勝ち組になれる人の特徴を紹介します。
- コミュニケーション力が高い
- ビジネス視点を持っている
- キャリア戦略を持ち、スキルアップを続ける
社内SEとして出世できる、勝ち組になれる人の特徴を解説します。
コミュニケーション力が高い
コミュニケーション力が高い人は、社内SEとして成功しやすいです。
社内SEは、社内のさまざまな部門とやり取りする必要があります。技術とビジネスの橋渡しができる言語化能力が求められます。
- 非エンジニアにもわかりやすく説明できる
- ユーザーの意図を引き出せる
- 経営層と議論できる
- ITの専門用語をかみ砕いて伝えられる
社内SEとして、他部署としっかりコミュニケーションを取れ、最適な意思決定ができる社内SEは強いです。
社内評価もUPし、昇格や昇級できるため、コミュ力が高い社内SEは勝ち組と言えるでしょう。
ビジネス視点を持っている
ビジネス視点を持っている社内SEも、社内で勝ち組になりやすいです。
社内SEは単なる技術者ではなく、企業のビジネス目標を理解し、それに貢献できることが大切です。
IT投資の目的やKPIを意識し、技術選定やプロジェクト提案したり。最適なシステムを選定したり。費用対効果を考え、売上向上に繋げたり。
ITの視点とビジネスの視点を掛け合わせて、会社の売り上げに貢献する社内SEは評価されやすいです。
社内SEとして活躍したい場合は、ビジネス系の知識も学んでおきましょう。
キャリア戦略を持ち、スキルアップを続ける
キャリア戦略を持ち、スキルアップを続けられる人は、社内SEで勝ち組になれます。
社内SEのキャリア戦略
- 社内SEから情シス部長
- 社内SEからCIO(情報統括役員)
- 社内SEからITコンサル
社内SEは「楽な仕事」と思われがちですが、成長しないと市場価値が下がります。
しっかりスキルアップを続け、キャリアアップすることで、社内でのポジションを上げ、勝ち組に近づいて下さい。
社内SEに転職する上で気を付けるべきこと


この章では、社内SEに転職する上で気を付けるべきことを紹介します。
- 楽な業界を選ぶ
- 社内SE特化の転職サイトを利用する
- ブラック企業を回避する
- 一人情シスを避ける
社内SEへの転職で、失敗したくない人は参考にしてください。



SESと社内SE、両方の勤務経験から解説します。
楽な業界を選ぶ
勝ち組の社内SEとして働きたい場合は、楽な業界を選ぶのが大切です。
社内SEの働き方は、所属する業界によって大きく変わります。銀行SEや院内SEなど、激務の社内SEに転職すると、負け組になりやすいです。
しっかりとワークライフバランスを保ち、高年収になるためには、楽な勝ち組業界を選んでください。
- 官公庁・公共サービス業界
- 教育・学習支援業
- メーカー・商社
おすすめの勝ち組業界は上記3つです。
逆に不動産や建築業界、医療系の社内SEは避けたほうが良いでしょう。激務で苦労することになりやすいです。
社内SE特化の転職サイトを利用する
社内SEへの転職で失敗したくない場合は、社内SE特化の転職サイトを利用して下さい。
社内SE特化の転職サイトは、社内SEの求人が多く、ホワイト企業が見つかりやすいです。ホワイトな勝ち組求人が見つかりやすいので、ぜひ利用するようにして下さい。
SESやSIerなどの求人も排除されているから安心。
社内SEに転職したいエンジニアには、社内SE特化の転職サイトを利用しましょう。興味のある方は、公式サイトをチェックしてみて下さい。
ブラック企業を回避する
社内SEの勝ち組ライフを味わいたいのであれば、ブラック企業は回避して下さい。
社内SEになると同じ職場で働き続けることになります。SESやIT派遣のように、気軽に職場を変えらません。
もしブラック企業の社内SEになってしまうと、職場を変えられず、辛い状況で何十年も働き続けることになります。
社内SEは、いじめやパワハラ、嫌な上司から逃れられません。ブラック企業の社内SEになると、一気に勝ち組から負け組になるため注意して下さい。
一人情シスを避ける
社内SEとして楽に働きたい場合は、一人情シスの社内SEを避けるようにして下さい。
一人情シスは激務になりやすく、勝ち組とは程遠い労働環境になってしまいます。激務や責任が重くなりやすいので、避けた方が良いでしょう。
一人情シスの社内SEはやめとけ
勝ち組の社内SEになりたいエンジニアは、一人情シスを避けるようにして下さい。
一人情シスは激務過ぎて後悔するので、なるべく大手企業に転職するようにして下さい。
社内SEに向いている人、向いていない人


最後に、社内SEに向いている人、向いていない人を紹介します。
どのような人が社内SEに向いているのか?勝ち組になれるのか?を社内SEの筆者が解説します。
向いている人 | 向いていない人 |
---|---|
幅広いIT知識を持っている人 プログラミングが苦手な人 ワークライフバランスを重視する人 人見知りな人 他部門と円滑なコミュニケーションが取れる人 | コミュニケーションが苦手な人 コーディングが好きな人 雑用や単純作業が苦手な人 リモートワークしたい人 残業で年収を上げたい人 |
社内SEへの転職を検討しているエンジニアは、自分がどちらに当てはまるかチェックして下さい。
社内SEに向いている人
社内SEに向いている人の特徴は下記の通りです。
- 幅広いIT知識を持っている人
- プログラミングが苦手な人
- ワークライフバランスを重視する人
- 人見知りな人
- 他部門と円滑なコミュニケーションが取れる人
人見知りなエンジニアは、社内SEに向いています。
社内SEになると、同じ職場で働き続けることになるため、人間関係の流動が少なく楽です。客先常駐や派遣のような、職場がコロコロ変わるのが嫌なエンジニアに、社内SEがおすすめです。
社内SEに向いていない人
社内SEに向いていない人の特徴は下記の通りです。
- コミュニケーションが苦手な人
- コーディングが好きな人
- 雑用や単純作業が苦手な人
- リモートワークしたい人
- 残業で年収を上げたい人
リモートワークしたい人や年収を上げたい人は、社内SEに転職して後悔する可能性が高いです。
社内SEはリモートワークがしにくい仕事のため、IT業界よりもテレワークが難しいことを押さえておきましょう。
リモートしたいエンジニアにとっては、社内SEは勝ち組ではありません。
まとめ:社内SEは勝ち組|しかし負け組になるケースもある


以上で、「社内SEは勝ち組|しかし負け組になるケースもある」の解説を終了します。
下記この記事のまとめです。
社内SEが勝ち組と言われる理由は下記の通りです。
- 他のIT職種と比べて年収が高い
- ノルマやプレッシャーが少ない
- 社内のIT戦略・DX推進に携われる
- ITのスキルを広げやすい(フルスタックに近づく)
- SESやSIerに比べて楽すぎる
社内SEは平均年収が約580万円と高く、他のIT職種に比べて勝ち組です。
一方で社内SEはリモートしにくく、働き方が制限されるため、負け組になることもあるため注意して下さい。
社内SEに転職したいエンジニアには、社内SE特化の転職サイトがおすすめです。SES企業やSIerなどのIT企業の求人が排除されているから、確実に社内SEに転職できるでしょう。



エンジニア向けに
「40代エンジニアが生き残るための方法」
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