なぜSESの新人は使えないのか?無能が多い理由と対処法を解説|客先常駐

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この記事では、なぜSESの新人は使えないのか?を紹介します。

IT業界で働くエンジニアの中に

ITエンジニア

SESの新人が使えない。
何でこんなに使えないの?
無能が多い理由を知りたい。

と気になっているエンジニアも多いはず。

そこでこの記事では、SESの新人が使えない理由使えないエンジニアの対処法を解説します。

この記事を読めば下記内容が分かります。

この記事を読んで、SESの新人が使えない理由を知り、使えない状況から脱出しましょう

【本記事の目標】SESの新人が使えない理由を知り、使えない状況から脱出する
筆者

SESエンジニアの筆者が実体験をもとに解説。
使えないエンジニアの対処法を紹介します。

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現場で聞く「SESの新人が使えない」という声

この章では、現場で聞く「SESの新人が使えない」という声を紹介します。

  • よくある不満・トラブル事例(現場サイド)
  • SNSや口コミに見る現場のリアル

現場でSESエンジニアと関わる人は参考にしてください。

よくある不満・トラブル事例(現場サイド)

常駐先・現場の受け入れ側が感じる、不満トラブルは下記の通りです。

根本的な基礎スキルが足りない

HTML/CSSやGitの使い方すら怪しい、DBの基本構文が書けないなど、必要最低限のITスキルが不足している。

SESエンジニアの中には、SEとしての根本的なスキルが欠如している人が一定数います。基本がそもそもできていないので、現場サイドは怖くて業務を振れず、使い物になりません。

自分から動かない・指示待ち

与えられた作業以外に手を動かさない、エラーが出ても自力で調べず放置するなど「受け身な姿勢」

受動的なSESエンジニアは、現場側が逐一指示を出さなければならず、業務負担になりやすいです。

技術以外の社会人スキルが低い

挨拶・メールの書き方・ビジネスマナーの欠如が目立つ。

SESでは現場のクライアントとの関係構築が重視されます。社会人マナーの欠如は、信頼を損なう要因になります。

ビジネスで失礼があるエンジニアは、スキルがあっても使えないと判断されます。

報連相(ほうれんそう)ができない

作業の進捗が見えず、問題が発生しても報告・相談がない

報連相がないと、進捗が見えず、ミスの原因になるため、現場側がリスクを感じやすいです。信頼関係が築けず、指導負担ばかりが増えます。

SNSや口コミに見る現場のリアルな声

実際にSESエンジニアに対する現場のリアルな声を集めました。

ブランディングのSES会社で業界で評判いいところほぼない

Xでよく見るうまく言ってる系のブランディングのSES会社で業界で評判いいところほぼない。
これってあるあるだよね?
単価高いのに使えない
わがまますぎてめんどくさい
自社の社員より給料高いの計算できるから使いたくない
営業ポンコツ、そもそも連絡つかない
そんなんばっかだけど、大丈夫そ?

Twetter(X)

研修終えた新卒みたいな低レベルの使えないエンジニアを無理やり派遣

SES業界は結構ひどい企業が多い。研修終えた新卒みたいな低レベルの使えないエンジニアを無理やり派遣してくるし、ハイスキル人材を入れる場合は低レベル人材との抱き合わせを強要する会社もいる。しかも、進捗が遅いなどと責めると、ストみたいに派遣一斉引き上げすることもあるとのこと。

Twetter(X)

Excelさえも使えない雑魚

SESやめたいやつ、やめたらええやんけ
Excelさえも使えない雑魚が。

Twetter(X)

なぜSESエンジニアは現場で使えないのか?

この章では、なぜSESエンジニアは現場で使えないのか?を紹介します。

使えないエンジニアが多い理由について解説します。

  • スキルアンマッチの案件
  • 未経験エンジニアが多い
  • SES業界特有の契約構造
  • エンジニア個人側の課題

SES業界で働くエンジニアは参考にしてください。

スキルアンマッチの案件

使えないSESエンジニアが多い要因として、スキルアンマッチの案件配属が挙げられます。

SESでは、企業側の都合で「案件ありき」で人材をアサインするケースが多いです。そのため、エンジニアと現場のミスマッチが発生しやすいです。

  • 「とにかく入れたい」という営業側の圧力
  • 新人のスキル棚卸しができておらず、合わない現場に投入
  • 現場の要件が正確にSES営業に伝わっていない
  • SES営業が無能

SES営業や企業側が、スキルを把握しておらず、スキルの活かせない現場に配属されることが往々にしてあります。

スキルアンマッチを引き起こした結果、現場側が「使えない」「無能」と感じてしまいます

■スキルアンマッチの例
Javaの開発経験しかないのに、Pythonの現場にアサイン

未経験エンジニアが多い(スキルレベルが低い)

SES企業には、未経験エンジニアが多いことも、使えない要因として挙げられます。

SES企業は、自社開発などに比べて、未経験エンジニアが就職しやすいです。SES企業は「IT業界の入り口」として、未経験が多く就職するため、「レベルの低い」エンジニアが多い傾向にあります。

SES企業は「IT業界の入り口」として機能

  • 人月ビジネスにおける「人材の確保」が利益の源泉
  • 求人媒体・スクールと連携し、未経験者の囲い込みが活発
  • 未経験者を安価で採用

SES企業は、人売りビジネスのため、未経験エンジニアを多く採用しています。

未経験が多く採用されるため、ITスキルの低い(使えない)SEが多いです。

SES業界特有の契約構造

SESエンジニアが使えない要因として、SES業界特有の契約構造も挙げられます。

  • 時間単価制(準委任契約)
    成果ではなく稼働時間で請求するため、現場からは「費用に見合うアウトプットがない」と評価される。
  • 契約更新リスク
    評価が低いと契約を切られやすく、「使えない」というレッテルがつく。

SESでは、数ヶ月~数年おきに、現場がコロコロ変わり、専門性が身に付きにくいです。

結果的に、中途半端なスキルの器用貧乏なエンジニアになり、現場で「使えない」という評価に陥りやすいです。

エンジニア個人側の課題

SESの新人が使えない理由として、エンジニア個人の問題も挙げられます。

社会マナー・モラルの欠如、受け身姿勢など、本人の資質の問題で、使えない場合もあります

  • 受け身姿勢
    指示待ちになり、自分から情報を取りに行かない。成長の機会を逃す。
  • 技術習得の遅れ
    現場業務が単調でスキルが伸びず、次の案件でも苦戦する“負のループ”に陥る。
  • 現場間ギャップに適応できない
    常駐先ごとに開発手法・ツール・文化が全く異なり、適応力が低いと評価ダウン。

エンジニア個人が使えない場合は、契約解除やクビになる傾向にあります。

SESで「使えない」「無能」とされないためにできること

この章では、SESで「使えない」「無能」と言われないためにできることをお話します。

  • 新人が意識すべきこと
  • 教える側・受け入れ側ができる工夫

スキル不足や仕事ができないエンジニアは参考にしてください。

新人が意識すべきこと

SES新人が「使えない」と言われないためには、スキル面だけでなく、姿勢・行動・考え方が極めて重要です。

以下のポイントを意識することで、現場の評価を改善可能です。

  • 「まず自分で調べる」姿勢を持つ
  • 報連相(報告・連絡・相談)をこまめに行う
  • 業務外でもスキルを学ぶ努力を怠らない
  • 現場の目的と自分の役割を理解する

新卒や未経験の開発ができないエンジニアでも、メンタル面は意識できます

仕事ができない場合でも、やる気や前向きさは忘れないようにして下さい。

>>>SESの新人エンジニアでも成長できる環境はある

教える側・受け入れ側ができる工夫

新人を「使える戦力」に育てるためには、受け入れ現場や教育担当者の配慮・工夫も不可欠です。

「使えない」で放置するのではなく、使える人材に育成することが大切です。

  • 成長の記録と振り返りをセットで行う
  • ペア作業・OJTの設計を工夫する
  • スキルだけでなく「考え方」を教える
  • 成長の記録と振り返りをセットで行う

本来であれば、SES企業側が教育する必要がありますが、現場に配属された後は、現場が育成を担うことになります。

同じ職場で働く以上、教育の任を負い、使える人材に育成することが大切です。

SESの新人エンジニアでも成長できる環境はある

最後に、SESの新人エンジニアでも成長できる環境はあるという話を紹介します。

  • 新人でも優良企業に就職すれば成長できる
  • 優良企業に就職する方法
  • キャリアアップにつなげる視点

SESの現場で「使えない」「無能」な状態にいるエンジニアは参考にしてください。

新人でも優良企業に就職すれば成長できる

SES業界は「教育体制が弱い」というイメージがありますが、実際には新人の成長を支援する優良企業も存在します。

以下のような特徴を持つ企業は、配属後の成長スピードが段違いです。

スクロールできます
特徴具体例・見極めポイント
入社後の研修が実務寄り現場で使う技術(Git、SQL、クラウド、フレームワーク)を研修で扱う。座学だけでなく、チーム開発形式の演習を含む。
メンター制度が整っている配属後3〜6ヶ月間は先輩エンジニアが定期的に1on1。Slackやチャットで質問しやすい環境を確保。
案件選択制・透明なアサインスキルや希望に沿って案件を選べる/事前に現場環境や求められるスキルを開示してくれる。
社内学習会や資格支援制度があるAWS認定や基本情報など、資格取得の費用を全額補助。定期的な技術共有会あり。
定期的なキャリア面談「3年後どうなりたいか?」を踏まえたキャリアプランを上司と策定。案件も成長目標に沿って調整。
優良SES企業の教育体制

面接時に「現場配属後のフォロー体制」や「案件の決め方」を具体的に聞くと、ブラックSESとホワイトSESを見極めやすいです。

使えないエンジニアにならないためにも、教育力の高いSES企業に就職するようにして下さい。

優良企業に就職する方法

使えない状況から脱出するためには、優良IT企業に就職するのが大切です。

優良IT企業に就職できれば、教育制度をフル活用でき、成長できる機会を得られます。現状使えない状況にいるのであれば、成長できるよう転職活動して下さい。

  • ホワイト企業を見極める
  • 転職エージェントなどの人的資本を活用する
  • ホワイト特化の転職サイトを利用する

優良企業に就職できるよう、転職のコツを押さえておきましょう。

必要であれば転職エージェントなどの人的資本を活用し、優良企業の求人を絞るようにして下さい。

優良IT企業に転職したい方は、ホワイト特化の転職エージェントを利用しましょう。審査に通った求人しかないため、安心です。

ホワイト企業特化の転職エージェント
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キャリアアップにつなげる視点

新人がSES環境で成長するためには、「今の案件で何を得るか」を常に意識することが重要です。

使えない状況から脱出するための戦略と視点を下記に記します

SESエンジニアの成長曲線

STEP
案件を“キャリアの階段”として活用する

最初はテスト・運用保守でもOK。そこで得た知識(環境構築・ログ解析・ツール操作)を次の案件で活かす。

「半年後に開発工程に進むために必要なスキルは何か?」を逆算する。

STEP
アウトプットで成長スピードを上げる

現場で学んだことをQiitaやZennに記事化すると理解が深まる。

自分のスキルポートフォリオとして転職時にも活用できる。

STEP
人脈を資産に変える

SESは現場が変わるごとに多くのエンジニアと関われる。

良好な関係を築けば、次の案件や転職先の紹介につながる。

STEP
3年後の出口戦略を持つ

「3年後は自社開発に行く」「クラウド領域に特化する」など明確な目標を持つ。

目標に合わない案件は避け、スキルと経歴を一貫性のある形に積み上げる。

SESエンジニアが成長するためには、ただ漠然と案件をこなすのではなく、キャリア視点を持つことが大切です。

案件だけでなく、プライベートで開発、アウトプットを行っていけば、使えない状況から脱却できるはずです。

まとめ:なぜSESの新人は使えないのか?無能が多い理由

以上で、「なぜSESの新人は使えないのか?無能が多い理由」を終了します。

下記この記事のまとめです。

SESエンジニアが使えない理由は、下記の通りです。

  • スキルアンマッチの案件
  • 未経験エンジニアが多い
  • SES業界特有の契約構造
  • エンジニア個人側の課題

SESエンジニアが使えない背景には、SES業界の構造的な問題が挙げられます。

案件配属、契約構造によって、使えないケースもあるため、必ずしもエンジニアの能力が低いわけではありません。

SESから転職したいエンジニアには、自社開発・社内SE特化の転職サイトがおすすめです。SES求人が排除されているから、確実にSESを脱出できるでしょう。

筆者

SESで働いた実体験から、
「SESで1年で辞めるのはアリなのか?」
も解説しています。

SESを辞めたいエンジニアは、合わせて参考にしてみてください。

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