この記事では、WebデザイナーがSES以外に転職する方法について解説します。
未経験からWebデザイナーを目指す人の中に

なるべくSES以外に転職したい。
未経験からSES以外に転職できる?
Webデザイナー転職の注意点を知りたい。
と悩んでいる人も多いはず。
そこでこの記事では、WebデザイナーがSES以外に転職する方法やSES以外での働き方を紹介します。
この記事を読めば下記内容が分かります。
この記事を読んで、WebデザイナーがSES以外に転職する方法を知り、SESを回避しましょう。





SES企業で3年働いた筆者が紹介。
SESを脱出した実体験をもとに解説します。
SESを避けたいWebデザイナーには、Web業界特化の転職サイトがおすすめ。SES企業の求人が少ないため、確実にSES以外に転職できます。
未経験のWebデザイナーがSES以外に転職する方法


この章では、未経験のWebデザイナーがSES以外に転職する方法を紹介します。
- Web業界特化の転職サイトを利用する
- 自社開発特化の転職サイトもおすすめ
- 口コミサイトで派遣や客先常駐がないかチェック
- しっかりデザインスキルを身に付ける
SES以外に転職したいWebデザイナーは、参考にして下さい。



SES企業から脱出した筆者が
自身の経験をもとに解説します。
Web業界特化の転職サイトを利用する


SES以外の企業に就職したいWebデザイナーは、Web業界特化の転職サイトを利用して下さい。
Web業界に特化した転職サイトは、優良なWeb系企業の求人が多いです。またSES求人が含まれていないため、安心して求人に応募できます。
Web業界特化の転職サイトのメリット
- 審査に通った厳選された求人ばかり
- SES企業の求人が含まれていない
- 客先常駐や派遣のない企業を紹介してくれる。
Web業界特化の転職サイトは、Webデザイナー向けの求人が豊富です。
Web業界特化の転職サイトを利用するだけで、SES以外の企業に就職できる確率が高まるでしょう。
下記にWeb業界特化の転職サイトを紹介しているので、興味ある方は公式サイトをチェックしてみて下さい。
自社開発特化の転職サイトもおすすめ
SES以外に転職したいWebデザイナーには、自社開発特化の転職サイトもおすすめです。
転職サイトの中には、自社開発特化したものもあります。SES求人が排除されていて、客先常駐なしで働ける企業が豊富です。
自社開発特化の転職サイトのメリット
- SES企業の求人が排除されている
- Webアプリ、システム系の求人も豊富
自社開発に特化した転職サイトを利用すれば、SESを回避しやすいです。
Web系システム、Webデザイン特化の企業も多いので、転職する際に利用してみて下さい。
下記はWebデザイナーを目指す人におすすめの自社開発特化の転職サイトです。興味があるWebデザイナーは利用してみて下さい。
- TechGO(テックゴー)
【公式サイト】TechGO(テックゴー)
事業会社の社内SE求人が豊富!1Day選考で、最短で年収200万円以上アップ可能! - クラウドリンク
【公式サイト】クラウドリンク
リモートOK案件は常時600件以上!無料登録、30秒で転職スタートOK。
口コミサイトで派遣や客先常駐がないかチェックする
SES以外に転職したい場合は、口コミサイトで派遣や客先常駐がないかチェックしましょう。
求人や面接、会社のホームページの印象だけで、入社を判断するのは危険です。Web系企業だと思ったら、SESに騙される可能性があるためです。
SES以外の企業に就職したい場合は、働く社員のリアルな声を聴いておきましょう。



SES企業ではないという話だったのに、客先常駐をやらされている。
Webデザイナーとは関係ない仕事をやらされます。
実際に働く社員の生の声を聞けば、SES企業かどうか見分けられます。
必ず就職する前に、社員たちの生の口コミを見て、SESを回避するようにして下さい。
しっかりWebデザインスキルを身に付ける
しっかりデザインスキルを身に付けるのも、未経験からWebデザイナーに転職するときに大切です。
就職時にWebデザインスキルを高めておけば、転職をかなり有利に進められます。
Webデザインスキルを身に付けるメリット
- 優良企業に就職できる可能性が上がる。
- SES企業を見分ける目が養われる。
- 内定率がグッと上がる。
Webデザインスキルを身に付ければ、SES以外に転職できる可能性が高まります。
スキルを高めれば、会社を見極める目も養われるので、就職にも役立つでしょう。
未経験からWebデザイナーに転職する人は、就職活動と合わせて、デザインスキルも身に付けて下さい。
WebデザイナーのSES企業での働き方


この章では、WebデザイナーのSES企業での働き方を紹介します。
- クライアント企業に常駐して働く|客先常駐
- 主な業務内容
- 契約が終了すれば、別の常駐先に
未経験Webデザイナーは参考にしてみて下さい。
クライアント企業に常駐して働く|客先常駐
SES企業のWebデザイナーは、基本的には客先常駐で働くことになります。
客先常駐とは、取引先(クライアント)の企業に、常駐して働くこと。派遣社員と同じような形で、自社とは違う企業で勤務することになります。
主な常駐先
- 大手Web制作会社
- EC企業の開発部門
- 一般企業のシステム運用部
Webデザイナーとして、上記のようなクライアント企業のサイト運営やデザイン設計を行います。
SES企業では、自社で働けることは少なく、多くの場合、客先常駐で働きます。
主な業務内容
常駐先や契約内容によって異なりますが、Webデザイナーの代表的な仕事内容は以下の通りです。
業務カテゴリ | 内容 |
---|---|
UI/UXデザイン | Webアプリや業務システム、ECサイトなどの画面設計Figma/Adobe XDなどを使ったプロトタイピング |
ビジュアルデザイン | バナー作成、LPデザイン、HTMLメールデザインなど |
コーディング(兼任) | HTML/CSS/JavaScriptを使った静的コーディングや、CMS(WordPress等)テンプレートのカスタマイズ |
ドキュメント作成・仕様確認 | 要件定義書の読み込み、デザイン仕様のドキュメント化など |
Webデザイナーは、Web系システムからバナーやLP作成(ランディングページ)など、幅広い業務を担当します。
HTML/CSS/JavaScriptなどのプログラミングを扱うこともあります。Webデザイナーは、非常に業務範囲が広いことが特徴です。
契約が終了すれば、別の常駐先に
Webデザイナーは常駐先で数ヶ月~数年働けば、別の常駐先に異動となります。
SESでは常駐先がコロコロ変わるため、現場での疎外感を感じやすいです。また経験が断片化しやすく、専門性や強みが形成されにくいというデメリットもあります。
3カ月:コーポレートサイトのデザイン・リニューアル
6カ月:ECサイト(Shopify / 楽天)デザイン
4ヶ月:バナー/広告クリエイティブ作成(量産案件)
上記のように派遣先が変わりながら、経験を積むことになります。
幅広いWebデザインスキルと高いコミュニケーション能力が求められます。
SES以外のWebデザイナーの働き方


この章では、SES以外のWebデザイナーの働き方を紹介します。
- 自社開発企業でのインハウスデザイナー
- 社内SE的なWeb担当
- フリーランス
未経験からSES以外に転職したい人は参考にしてください。
自社開発企業でのインハウスデザイナー
WebデザイナーがSES以外での働き方として、自社開発企業のパターンが挙げられます。
自社開発Webデザイナーは、特定の企業の専属デザイナーとして、正社員雇用される働き方です。
- 自社のWebサイト・サービスのUI/UXを担当
- マーケティング部門や開発部門と連携して中長期で改善
- ECサイトの運営や改善などを行う
自社開発のWebデザイナーのメリットは、長期的な視点でブランディングやUI改善に関われること。長期的なスキルアップやキャリア形成が期待でき、コンサル部門などとの人脈も作りやすいです。
一方でSESと比べると、経験できる案件が少なく、スキルの幅は広がりにくい傾向にあります。
- TechGO(テックゴー)
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社内SE的なWeb担当
WebデザイナーがSES以外での働き方として、社内SE的な働き方も挙げられます。
自社のマーケティング部門やデザイン部門などで、Webチームの社内SEとして、仕事することもあります
- ECサイト・コーポレートサイトなどの保守・改修
- 企画・開発・設計の一部を担当することも
- 会社のIT経営戦略に参画
社内SEとしてデザイン業務に携われば、SESの客先常駐で働くことはありません。
同じ会社の部署メンバーと働けるため、安定して業務することが可能です。
- 社内SE転職ナビ
【公式サイト】社内SE転職ナビ
社内SE専門の転職サイト。SEGAやDeNAなどの大手企業の社内SE求人が豊富。※土曜祝日の面談もOK - WARCエージェント
【公式サイト】WARCエージェント
管理部門特化の転職サイト。情シスなどの求人が豊富だから、確実に社内SEに転職できる!
フリーランス
WebデザイナーがSES以外での働き方として、フリーランスも選択肢の一つです。
フリーランスは個人として、ランサーズやクラウドワークスで、デザイン系の業務を獲こなします。
- クライアントと直接契約して案件を受ける
- Web制作、LP、バナーなど、業務内容は自由に選べる。
- デザイン案件を掛け持ちして作業
フリーランスのWebデザイナーになれば、SESのような働き方はありません。
客先常駐なく、時間・場所の自由度が高く、報酬も実力次第で上限なし。
収入が不安定になる可能性がありますが、自分の努力次第で年収UPがしやすいです。
WebデザイナーがSES以外に転職すべき3つの理由
この章では、WebデザイナーがSES以外に転職すべき3つの理由を紹介します。
- 客先常駐で働くことになり肩身が狭い
- SES以外の方がデザインスキルが身に付きやすい
- コールセンターなどヤバい現場に派遣される
未経験Webデザイナーは転職時の参考にしてみて下さい。
客先常駐で働くことになり肩身が狭い
SESでは客先常駐で働くことになり肩身が狭いため、SES以外の企業に転職した方が良いです。
WebデザイナーがSES企業に就職すると、取引先企業の客先(アウェー)で働くことになります。アウェーで働くため、肩身が狭く、精神的に辛いです。



客先で働くから、孤独でかなり辛い。
誰にも質問できず、どうしていいか分からない。
未経験なのにいきなり現場で仕事…。
Webデザイナーの客先常駐は、1人だけで常駐するケースもあり、かなり辛いです。
基本的にはアウェーなので、未経験Webデザイナーにとってはかなりの苦痛。そのためWebデザイナーは、SES以外に転職するのが良いでしょう
デザインスキルが身に付きやすい
SES以外の方が、デザインスキルは身に付きやすいです。
SES企業で働くと、数ヶ月から数年おきにプロジェクトがコロコロ変わります。プロジェクトが変わる度に、扱うデザインスキルが変わるため、スキルが定着しにくいです。
- 常駐先で放置されたり、無視され、実務経験が積めない。
- 先輩社員から仕事を教えてもらえない。
- 現場がコロコロ変わり、専門性が身に付かない
未経験からSESに転職してしまうと、デザインスキルが身に付きません。
客先常駐で周りの社員に教えてもらえる機会が減るため、独学でWebデザインを勉強しなければなりません。
SESでは構造的にスキルが身に付きにくいため、SES以外に就職するようにして下さい。
コールセンターなどヤバい現場に派遣される
SESではコールセンターなどに派遣させられることがあるため、WebデザイナーはSES以外の企業に就職した方が良いです。
悪質なSES企業に就職してしまうと、デザインスキルの身につかない現場にアサインされることがあります。
デザインスキルの付かないSSESの派遣先
・コールセンター
・携帯ショップ
・家電量販店
・ヘルプデスク
上記のようなWebデザイナーとは全く関係のない現場に派遣させられるケースがあります。ブラックSES企業に就職すると、人生が台無しになるため、SES企業をお勧めできません。
やばい現場に配属されるのを避けるため、SES以外の企業に就職した方が良いでしょう。
未経験からWebデザイナーに転職する際の注意点・コツ


この章では、未経験からWebデザイナーに転職する際の注意点・コツを紹介します。
- SES企業の見分け方を知る。
- ブラック企業に騙されないように注意する
- 未経験OKの求人をなるべく避ける
未経験からのWebデザイナー転職で、失敗したくない人は参考にしてみて下さい。
SES企業の見分け方を知る。
未経験から転職したいWebデザイナーは、SES企業の見分け方を押さえておきましょう。
Webデザイナーになる時は、転職する企業が重要です。自社で働けるのか、客先で働けるのかで、今後身に付くデザインスキルに大きな差が出るからです。
なるべくSES企業に就職しないために、SES企業の見分け方くらいは知っておきましょう。
SES企業の見分け方
- 社員数とオフィスの広さが釣り合っていない
- 「渋谷周辺」「東京近郊」など勤務地が曖昧になっている
- 事業内容に「システム・エンジニアリング・サービス」がある
- 「プロジェクト先による」「常駐先による」と求人に記載されている
- 未経験Webデザイナーばかり募集している。
- 口コミサイトに「SES」「客先常駐」と書き込みがある
SES企業は客先常駐で働くため、劣悪な労働環境になりやすいです。
そのためWebデザイナーに転職する際は、なるべくSES以外の企業に就職するようにして下さい。





SES企業の見分け方を上記で詳しく解説しています。
ブラック企業に騙されないように注意する
未経験からWebデザイナーに転職する人は、ブラック企業に騙されないように注意して下さい。
世の中のWeb企業の中には、未経験者を搾取するブラック企業がたくさんあります。悪徳なSES企業に転職しないように注意して下さい。



我々の企業は社内定着率が高いですよ(嘘)
残業代は100%支給されます(嘘)
面接時や求人などで、少しでも怪しいと感じることがあれば、その企業は辞めた方が良いです。
なるべくブラックSESに転職しないために、会社HPや求人、口コミまでしっかり目を通して下さい。
未経験OKの求人をなるべく避ける
未経験からWebデザイナーになりたい方は、未経験OKの求人はなるべく避けましょう。
未経験の人ほど、「未経験OK」「未経験歓迎」などの求人は辞めた方が良いです。その理由として、「未経験OK」の求人は、ブラック企業の可能性が高いからです。
未経験OKはブラック率が高い
- スキルが必要ない現場に派遣される可能性がある。
- 年収が極端に低い。
- 人手が足りておらず、長時間労働の可能性が高い。
Webデザイン未経験の人ほど、未経験OKを避けるのが無難です。
経験者を応募する求人の中にも、未経験を採用している企業があります。
しっかりデザインスキルを高めて、経験者募集の求人に転職できるようにしましょう。
まとめ:Webデザイナーが未経験からSES以外に転職する方法


以上で、「Webデザイナーが未経験からSES以外に転職する方法」の解説を終了します。
下記この記事のまとめです。
Webデザイナーが未経験からSES以外に転職する方法は下記の通りです。
- Web業界特化の転職サイトを利用する
- 口コミサイトで派遣や客先常駐がないかチェックする
- しっかりデザインスキルを身に付ける
未経験Webデザイナーは特に注意して下さい。
SES以外に転職したいWebデザイナーは、下記のWeb業界特化の転職サイトを利用してみましょう。
SES以外に転職したいWebデザイナーには、下記の自社開発特化の転職サイトもおすすめです。



SESから転職した経験から
「転職エージェントはSESばかりなので注意」
を解説しています。
合わせて参考にしてみて下さい。

