SE辞めたい。リーダーがつらい時の対処法は?リーダーに向いていないSEの特徴

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この記事では、SE辞めたい、リーダーがつらい時の対処法を解説します。

IT企業で働くエンジニアの中に

プロジェクトリーダー

SEだけどリーダーが辛すぎる。
SEを辞めたい。
リーダーに向いていないSEの特徴は?

と悩んでいる人も多いはず。

そこでこの記事では、SEがリーダーを辞めたい理由リーダーに向いていない人の特徴を紹介します。

この記事を読めば下記内容が分かります。

記事を読んで、SEがリーダーを辛いと感じる理由を知り、リーダーの仕事から脱出しましょう

【本記事の目標】SEがリーダーを辛いと感じる理由を知り、リーダーの仕事から脱出する
筆者

エンジニアから転職した筆者が紹介。
IT企業を辞めた実体験から解説します。

リーダーを辞めたいSEには、情シス・社内SE特化の転職サイトがおすすめ。情シス社員は、開発プロジェクトがなく、リーダーをする機会がないため、転職先に最適です。

情シス・社内SE特化のおすすめ転職サイト
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SEがリーダーが辛いと感じる理由5選

この章では、SEがリーダーが辛いと感じる理由5選を紹介します。

  • リーダーに向いていない
  • 技術から離れることへの葛藤
  • 責任と労力の割に、年収が低い
  • クライアントや上司の板挟み
  • 個人の成果ではなく、チームの成果を求められる

プロジェクトリーダーやマネージャーをしているエンジニアは参考にして下さい。

筆者

40代がSEを辞めたいと感じる理由も解説中。
合わせて参考にしてみて下さい。

リーダーに向いていない

SEがリーダーを辛いと感じる理由で最も多いのが、リーダーに向いていないこと。

技術的なスキルとマネジメントスキルは別物であり、SEとして優秀であっても、リーダーに向いているとは限りません。

リーダーになるとSEのスキルとは、全く異なるスキルが求められます。

  • メンバーのモチベーション維持
  • プレゼン能力
  • 日々の雑談、コミュ力
  • プロジェクト管理

プロジェクトリーダは、ITスキルよりも対人スキルの方が重要視されます

SEからリーダーになると、求められる業務が変わり、仕事ができなくなる人も多いです。

>>>>リーダーに向いていないエンジニアの特徴

技術から離れることへの葛藤

SEがリーダーを辞めたいと感じる理由に、技術から離れることへの葛藤も挙げられます。

SEの多くは技術が好きで、SE職を選んでいます。しかし、リーダーになると、コードを書く機会が減り、設計や進捗管理、メンバーのフォロー、クライアント対応などが主な仕事になります。

ITスキルを磨く機会が減り、今まで好きだった仕事ができなくなるのが、かなり辛いでしょう。

SEがリーダー辛いポイント

・最新技術に触れる機会が減る
・コードレビューが主になり、実装する楽しみが減る
・技術のキャッチアップが難しくなる

リーダーになると、今まで好きだったIT技術の業務から離れることになります。

実装する楽しみが減るため、リーダーを辞めたいと感じてしまうのです。

責任と労力の割に、年収が低い

責任と労力の割に年収が低いことも、SEがリーダーを辞めたいと感じる要因です。

プロジェクトリーダーの平均年収は約630万円と、他のIT職種と比べて高年収です。しかしその年収に見合う仕事量かというと、そういう訳ではありません。

リーダーの激務に見合う報酬は支払われていません。

  • 調整業務の多さ(会議地獄)
  • 休日にクライアントから電話があり出社
  • トラブル・炎上対応

責任と激務に伴う給料が支払われないため、エンジニアのリーダーは辛いです。

プロジェクトの責任を背負わされて、年収1000万円超えないのはかなりきついでしょう。

クライアントや上司の板挟み

リーダーになると、プロジェクトの進捗や仕様変更、納期調整などでクライアントや上司との交渉が増えます。

無理な要望や無茶苦茶なスケジュールに、対応しなければなりません。クライアントや上司、メンバーの全員の意思を尊重しなければなりません

プロジェクトリーダー

クライアントが無理な要求をしてくる。
上司は現場の事情を理解せず、納期を短縮する。
無茶ぶりの板挟みが辛い。辞めたい。

クライアント、上司からの板挟みに合うため、リーダーは精神的にかなり辛いです。

SEからプロジェクトリーダーになり、休職する人も何人もいます。リーダーが辛くてSEを辞めたい人は沢山いるでしょう。

個人の成果ではなく、チームの成果を求められる

リーダーはSEとは異なり、個人の成果ではなく、チームの成果で評価されます

プロジェクトの一員としてエンジニアをすると、如何に生産性高くコードを書けるか、如何に素早く仕事ができるか、が求められます。ですが、プロジェクトリーダーになると、チームの成果が求められます。

  • 自分は頑張っているのに、チームが結果を出せないと評価が下がる
  • メンバーの失敗の責任を取らなければならない
  • 一方で、成功してもメンバーの功績として扱われることが多い

自分がどれだけ頑張っても、プロジェクトを成功に導けるとは限りません。メンバーの失敗もリーダーの責任になります。

リーダーが辛いと感じてエンジニアを辞めたい人もたくさんいるでしょう。

SE辞めたい、リーダーが辛い時の対処法

この章では、SE辞めたい、リーダーが辛い時の対処法を紹介します。

  • 個人で稼げるフリーランスに転身する
  • リーダーではなくスペシャリスト系のキャリアを目指す
  • マネジメント系の書籍を読みまくる
  • 後任を見つけてもらうまで待つ(可能なら)
  • プロジェクトのない職種(情シス、社内SE)に転職する

リーダーが辛くてSEを退職、転職しようとしている方は参考にしてください。

個人で稼げるフリーランスに転身する

SEを辞めたい、リーダーが辛い人は、個人で稼げるフリーランスに転身するのがおすすめです。

フリーランスは会社に属さず、個人で稼ぐ働き方。自分のしたい仕事ができるため、プロジェクトリーダーを、無理やりやらされることはありません。

  • 年収1000万以上目指せる
  • 無理やりリーダーをやらされない
  • 向いていない仕事を避けられる

フリーランスエンジニアのメリットは上記の通りです。

どうしてもSEを辞めたいのであれば、フリーランスへの転身を検討して下さい。今まで培ったITスキルを手放すのはもったいないです。

リーダーを辞めたいSEには、フリーランス案件サイトがおすすめです。リーダー案件以外の仕事が豊富なので、ぜひ利用してみて下さい。

おすすめのフリーランスサイト
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リーダーではなくスペシャリスト系のキャリアを目指す

SEを辞めたい、リーダーが辛い人は、スペシャリスト系のキャリアを目指すようにして下さい。

企業に勤めるエンジニアのキャリアパスは、管理職、マネジメント職だけではありません。会社によっては、専門的なスペシャリスト枠の出世コースも用意されています

もしリーダーが辛いのであれば、スペシャリストのキャリアを模索しましょう。

スペシャリスト枠での出世ができれば、リーダーをしなくても年収が上がるはずです。

×管理職、マネジメント系の出世
〇スペシャリスト枠でのキャリアアップ

マネジメント系の書籍を読みまくる

リーダーを辞めたいSEは、マネジメント系の書籍を読みまくるのも一つの手です。

リーダーが辛い原因が「向いていない」「上手くマネジメントできない」のであれば、マネジメント能力を向上しましょう。

リーダー経験を積み、マネジメント能力がつけば、辛い状況から脱却できることもあります。マネジメント書籍を読み込み、知識を蓄えるようにして下さい。

マネジメントスキルや知識を身に付ければ、上手くマネジメントできることもあります。

辞めたい気持ちをグッと堪えて、マネジメントスキルを高めるのも大切です。

後任を見つけてもらうまで待つ(可能なら)

リーダーが辛いSEは、リーダーを辞める旨を伝え、後任を見つけてもらうまで待ちましょう

リーダーを辞めたい時は、まず部長や課長など、上司に相談し、辞められないか相談して下さい。もしリーダーを辞められるのであれば、後任が見つかるまで我慢しましょう。

会社があなたのことを考えてくれるのであれば、リーダーではない仕事に回してくれるはずです。

もし上司に相談しても、リーダーを辞められない時は、転職やフリーランス転身などを検討して下さい

>>>リーダー辞めたいエンジニアにはフリーランスがおすすめ

プロジェクトのない職種(情シス、社内SE)に転職する

リーダーを辞めたいエンジニアは、プロジェクトがないIT職種に転職するのも一つの手です。

IT系の職種には、リーダーをする機会が少ない仕事があります。情シス社員や別業界の社内SEは、開発プロジェクトがなく、リーダーの機会が少ないです。

  • システム開発プロジェクトがなく、リーダーの機会が少ない
  • パソコンやIT機器の設定など、IT系の雑務が仕事の中心
  • ワークライフバランスを保ちやすい

情シスの社員は、エンジニアの経験を活かしながら働ける、おすすめの仕事です。

もしリーダーをやりたくないのであれば、情シスなどに転職するようにして下さい。

リーダーを辞めたいSEには、情シス・社内SE特化の転職サイトがおすすめ。情シス社員は、開発プロジェクトがなく、リーダーをする機会が少ないです。

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プロジェクトリーダーに向いていないSEの特徴

この章では、プロジェクトリーダーに向いていないSEの特徴を紹介します。

  • コミュニケーションが苦手
  • リーダーの器じゃない
  • マネジメントに興味がない
  • 人を育てる意識がない

自分が特徴に当てはまっていないかチェックしてみて下さい。

筆者

リーダーは向き不向きがあります。
性格的にリーダー適性があるかチェックして下さい。

コミュニケーションが苦手

コミュニケーションが苦手なエンジニアは、リーダーに向いていません。

当たり前の話ですが、リーダーに必要な能力は、コミュニケーションスキルです。コミュ力がないエンジニアは、プロジェクトを成功に導くのは難しいです。

  • メンバーとの意思疎通不足で、想定とは違う成果物に
  • 会話力がなくクライアントからの信頼が得られない
  • メンバーのモチベーションダウン

リーダーは、技術的な説明だけでなく、ビジネス側やチームメンバーとの円滑なコミュニケーションが求められます

コミュニケーションが苦手だと、チームをまとめることが難しくなります。

リーダーの器じゃない

リーダーの器じゃないエンジニアも、プロジェクトリーダーに向いていません。

リーダーとしてプロジェクトを成功に導くためには、リーダーの資質が必要です。リーダーの器じゃない人は、組織を引っ張るうえで問題を抱えやすく、チームの成果に悪影響を及ぼす可能性があります

  • アンガーマネジメント(怒りのコントロール)ができない
  • 責任を取らない
  • 無能
  • 他人を尊重しない
  • 何のスキルも経験もない
  • ネガティブで批判的

自分の感情すらコントロールできない人は、プロジェクトをコントロールできません

少なくとも感情のコントロールができるSEでなければ、リーダーに向いていないでしょう。

マネジメントに興味がない

マネジメントに興味がないエンジニアも、リーダーに向いていないです。

エンジニアの中には、技術が好きでこの仕事を選んでいる人が多いはず。プログラミングやコーディング、システム設計をするのが好きで、エンジニアをしている人もいるでしょう。

このようなITスキルは好きだが、マネジメントに興味がないSEは沢山います。

自分の技術だけを追い求めて、周りが見えていない、人との関りに興味がない人は、リーダーに向いていません。

プロジェクトのマネジメントに忙殺され、リーダー辞めたいと感じてしまうでしょう。

人を育てる意識がない

人を育てる意識がないエンジニアも、リーダーに向いていないです。

リーダーは、単に自分が成果を出すのではなく、チーム全体を成長させることが重要です。人材育成に興味がないリーダーの下では、組織の長期的な成長は望めません。

人を育てる意識がないリーダー

・部下の成長に関心がない
・教育や指導を怠る
・「できる人だけでやればいい」と考える

人を育てる意識がないエンジニアは、リーダーとしての資質に欠けます。

チームや組織としての成長がなければ、プロジェクトは成功しません。自分の成長だけではなく、部下や後輩の成長を気にかけてあげる能力が求められるでしょう。

リーダーを辞めるメリットデメリット

最後に、リーダーを辞めるメリットデメリットを解説します。

メリットデメリット
技術スキルの向上に集中できる
ワークライフバランスの改善
自分に合ったキャリアパスを選べる
精神的ストレスの軽減
調整業務からの解放
年収が一気に下がる
チームの混乱・負担増加
マネジメント経験を積めない
会社からの評価が下がる
顧客や関係者の不信感

自分に合った対処法があれば、ぜひ試してみて下さい。

筆者

SESを辞めたい40代向けにも記事を書いています。
合わせて参考にしてみて下さい。

リーダーを辞めるメリット

リーダーを辞めるメリットは下記の通りです。

  • 技術スキルの向上に集中できる
  • ワークライフバランスの改善
  • 自分に合ったキャリアパスを選べる
  • 精神的ストレスの軽減
  • 調整業務からの解放

エンジニアがリーダーを辞める一番のメリットは、精神的なストレスが軽減されること。

辞めたい気持ちを抱えたまま、リーダーを続けると、体調不良やメンタルダウンの原因となります。最悪の場合、うつ病になってしまう可能性も。

リーダーを辞めることで、メンタルを快復できることが、何より大きなメリットです。

もし辛い場合は、リーダーを辞める選択をするのも良いでしょう。

>>>>SE辞めたい、リーダーが辛い時の対処法

リーダーを辞めるデメリット

リーダーを辞めるデメリットは下記の通りです。

  • 年収が一気に下がる
  • チームの混乱・負担増加
  • マネジメント経験を積めない
  • 会社からの評価が下がる
  • 顧客や関係者の不信感

リーダーを辞める一番のデメリットは、年収がかなり下がってしまうこと

リーダーは激務で辛いですが、その分年収はかなり高いです。平均650万円稼げる仕事のため、その年収を失うのは大きなデメリットです。

まとめ:SE辞めたい。リーダーつらい。と感じた時の対処法

以上で、「SE辞めたい。リーダーつらい。と感じた時の対処法」の解説は終了です。

下記この記事のまとめです。

SE辞めたい、リーダーがつらい時の対処法は下記の通りです。

  • 個人で稼げるフリーランスに転身する
  • リーダーではなくスペシャリスト系のキャリアを目指す
  • マネジメント系の書籍を読みまくる
  • 後任を見つけてもらうまで待つ(可能なら)
  • プロジェクトのない職種(情シス、社内SE)に転職する

もしリーダーが辛いのであれば、SEを辞めても大丈夫です。

開発プロジェクトの途中でも辞めるのは可能なので、限界を感じているのであれば、転職などを検討しましょう。

リーダーをやりたくないエンジニアは、フリーランスに転身するのがおすすめです。フリーランスは自分のしたい仕事をできるため、リーダー役を回避しやすいです。

リーダーを辞めたいSEは、情シス社員や社内SEがおすすめです。興味がある方は、情シス・社内SE特化の転職サイトを利用してみて下さい。

筆者

SESから転職した経験から、
「SESは何年で辞めたらいいのか?」
についても解説しています。

SESを辞めたいエンジニアは、参考にしてみてください。

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