SES案件でテレワークできない!在宅するための方法やリモート導入率を紹介

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この記事では、なぜSESでテレワークできないのか?について解説します。

SES企業で働くエンジニアの中には

SESエンジニア

SESでテレワークできない…。
SESで在宅勤務する方法を知りたい。

と悩んでいる人も多いはず。

そこでこの記事では、SESでテレワークできない理由テレワークするための方法を紹介します。

この記事を読めば下記内容が分かります。

この記事を読み、SESでテレワークできない理由を知り、在宅勤務できるようにしましょう

【本記事の目標】SESでテレワークできない理由を知り、在宅勤務する
筆者

SESで働いていた中堅エンジニアが紹介。
SESでリモートしていたので、その経験から解説します。

リモートしやすい企業に転職したいエンジニアは、下記のリモート特化の転職サイトがおすすめです。リモート企業の求人がしかないから、確実にリモートワークできるでしょう。

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SESでテレワークできない理由

この章では、SESでテレワークできない理由について解説します。

SESでリモートが普及しない理由やSESの構造的な問題などを紹介します。

  • 常駐先企業がテレワークを許容していない
  • 機密情報を持ち出しできない
  • 営業がリモートワーク案件を獲得できない
  • 経験が浅い、スキル不足

SESエンジニアのテレワークの実態について知りたい方は参考にしてみて下さい。

筆者

SESを辞めたい40代向けに転職先を紹介しています。
合わせて参考にしてみて下さい。

常駐先企業がテレワークを許容していない

常駐先企業がテレワークを許容していないことは、SESでテレワークできない要因です。

SESでは客先常駐で働くことが多く、常駐先の意向に沿って働かなければなりません。常駐先で禁止されている事項については、そのルール通りに従わなければなりません。

そのため、常駐先がテレワークを禁止していると、SESエンジニアはそれに従う必要があります

常駐先の上司

うちの会社はテレワーク禁止ね。
皆で集まって直接やり取りした方が効率いいから。
テレワークしない文化なんだよね。

SESの常駐先の中には、テレワークを禁止している企業も一定数存在します。

生産性の面やコミュニケーションの面、など、様々な理由でテレワークを許容していない常駐先もあります。

このようなテレワークできない常駐先に配属されると、SESエンジニアは従うしかないのです。

機密情報を持ち出しできない

機密情報を持ち出しできないことも、SESでテレワークできない要因です。

SESで働く案件の中には、セキュリティ対策をしても対処しきれない機密情報や個人情報等、重要な情報を取り扱うケースもあります。このような機密情報がある場合は、セキュリティの条件が非常に厳しくモートワークできません

  • 持ち出せない機密情報
  • センシティブな個人情報
  • 自宅PCでアクセスできない情報
  • 外部からアクセスできないハードウェア
  • オンプレミスのインフラ作業

セキュリティが厳しい案件では、業務用パソコンを社外へ持ち出すことは禁止になります。

リモートデスクトップ接続も禁止されている企業であれば、エンジニアの仕事が物理的にできません。結果として出社が必須となり、テレワークできないでしょう。

営業がリモートワーク案件を獲得できない

営業がリモートワーク案件を獲得できないことも、SESでリモートできない要因です。

SESのどの現場でもテレワークできない場合は、営業がリモート案件を獲得できていない可能性があります。

SES営業の案件獲得能力やアピールが不足しており、案件を獲得できていないことも。SES営業の営業力がないと、参画できる案件の幅が狭まります。

結果的にエンジニア側が、出社必須の案件にしか参加できないことがあります。

もしSES営業が無能であれば、担当営業を変えてもらうなどするようにして下さい。

経験が浅い、スキル不足

経験が浅い、スキル不足なエンジニアは、SESでテレワークできない傾向にあります。

スキルや経験がないと、自分一人で仕事をこなすのは難しいです。スキルの低いエンジニアの場合、仕事を進めるのに、周りのサポートが必要になるため、リモートワークはできないでしょう。

スキルやある程度の経験年数がないと、自分で解決をしなければならない状況も少なくありません。在宅での勤務になるので、直接誰かに教えてもらったり、相談できないため、仕事ができないです。

未経験もしくは経験年数の浅い方でリモートワークを希望する場合は、転職を考えるよりも、まずはスキルや経験を積むところから始めた方が良いでしょう。

SESでテレワークできる案件・できない案件の違い

この章では、SESでテレワークできる案件できない案件の違いを紹介します。

  • リモートワークできる案件の特徴
  • リモートワークできない案件の特徴

テレワークしたいSESエンジニアは参考にしてみて下さい。

筆者

SESからのおすすめキャリアプラン
も紹介しています。

リモートワークできる案件の特徴

リモートワークできる案件の特徴は下記の通りです。

  • 大手企業の案件
  • 規模の小さい簡単な開発案件
  • コミュニケーションが必要ない案件
  • 取引先のオフィスが遠方にある案件

一般的に大手企業の案件の方が、リモートワークしやすい傾向にあります。

大手企業の方が、設備が充実しており、在宅環境が整備されているためです。

テレワークしたいSESエンジニアは、「大手企業+取引先が遠方」の案件に参画すると、テレワークしやすいでしょう。

>>>大手IT企業の方がテレワーク実施率は高い

リモートワークできない案件の特徴

リモートワークできない案件の特徴は下記の通りです。

  • 中小企業の案件
  • プロジェクト初期の上流案件
  • 常駐先のセキュリティが脆弱
  • 機密・機微情報を扱う案件
  • お客様との距離が近い案件
  • インフラ、運用保守など物理作業を伴う案件

物理的な作業が伴う案件や中小企業の案件、セキュリティが厳しい案件は、テレワークできない傾向にあります。

テレワークしたいSESエンジニアは、なるべく上記の案件は避けた方が良いでしょう。

>>>テレワーク(在宅勤務)できないSES企業の特徴

SESでテレワークできない時の対処法

この章では、SESでテレワークできない時の対処法を紹介します。

  • 営業や上司に案件変更をお願いする
  • なるべく大手企業の案件に参画する
  • リモートしやすい自社開発企業などに転職する
  • 在宅率の高い職種にキャリアチェンジする

テレワークできず悩んでいるエンジニアは参考にしてみて下さい。

筆者

SES企業でテレワークをするための
具体的なアクションを解説します。

営業や上司に案件変更をお願いする

SESでテレワークできない場合は、営業や上司に案件変更をお願いするのがおすすめです。

テレワークしたいときは、テレワークできる案件へ移動するのが一番手っ取り早いです。現場変更できるのであれば、営業や上司に案件変更を相談してみて下さい。

下記のように

SESエンジニア

家族の面倒を見るため、テレワーク案件に変更してもらえませんでしょうか?
今の現場が家から遠いので、テレワークに切り替えたいです。

と上司に相談してみて下さい。

上司が理解ある人だったり、会社がエンジニアのことを思っているのであれば、案件を変更してくれます。自分のスキルが活かせる現場や、テレワークできる案件に異動させてくれるでしょう。

もし上司や会社が、案件変更してくれない場合は、転職を検討して下さい。エンジニアの意見を尊重してくれない会社はいる意味がないですから。

なるべく大手企業の案件に参画する

SESでテレワークしたいエンジニアは、なるべく大手企業の案件に参画するようにして下さい

大手企業の案件の方が、テレワーク実施率は高いです。大企業の70%以上が、テレワークを実施しているため、大手案件はリモート率が高いです。

大手IT企業の案件はテレワークしやすい

・リモート環境が整備されている
・資金力があり、リモートできる余裕がある

もしテレワークしたい場合は、SES営業に大手企業の案件をお願いしましょう。

そうすればテレワークできる確率がグッと上がるはずです。

>>>大手企業のリモートワーク実施率は高い

リモートしやすい自社開発企業などに転職する

SESでテレワークできないときは、リモートしやすい自社開発企業に転職するのもおすすめです。

自社開発企業は、自社のシステムやサービスを販売するIT企業です。SESのように客先常駐がなく、取引先を気にせず働けます。

自社開発企業は、自社都合で仕事ができるため、在宅勤務を導入しやすく、リモート率が高いです。

自社開発企業のメリット

  • リモートワーク率70.1%とかなり高水準
  • 自社都合で働き方を選択できる(SESは常駐先との都合がある)
  • 自社でしっかり開発経験を積める

自社開発企業は、リモート率が70.1%とかなり高いです。

どうしてもテレワークしたい方は、ぜひ自社開発への転職を検討してみて下さい。

SESから自社開発に転職したい方には、自社開発特化の転職サイトがおすすめ。SES企業の求人が排除されているから、確実にSESから転職できおすすめです。

自社開発特化の転職サイト
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在宅率の高い職種にキャリアチェンジする

SESでリモートワークできない場合は、在宅率の高いIT職種にキャリアチェンジするのも一つの手です。

SESは他のIT職種に比べて、リモートワーク実施率が低いです。通常のIT職種に比べて、約10%~20%程度テレワーク率が低いため、テレワークできない傾向にあります。

もしどうしてもテレワークしたいのであれば、リモート率の高い職種にキャリアチェンジしましょう。

IT職種別のリモートワーク実施率

  • 自社開発企業…70.1%
  • SIer…81.6%
  • SES・派遣…68.7%
  • ITコンサル…80.0%

>>>IT業界でのリモートワークの普及率

ITコンサルやSIerなど、テレワーク実施率が高い職種に転職できれば、自ずとテレワークできる可能性が高まります。

テレワークしたいSESエンジニアは、ぜひキャリアチェンジを検討してみて下さい。

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IT業界でのリモートワークの普及率(SES、SIer、自社開発など)

この章では、IT業界でのリモートワークの普及率について解説します。

IT業界のリモート普及率やSES・SIerのリモート率など、在宅勤務に関するデータを公開します。

  • 業種別ではIT業界が最も高く55.7%
  • SESのテレワーク実施率は68.7%
  • 大企業の方がテレワーク実施率は高い

IT業界のリモートワークのリアルな情報を知りたい方は参考にしてみて下さい。

筆者

テレワークに関するデータを紹介します。
リモート実施率などを参考にしてみて下さい。

業種別ではIT業界が最も高く55.7%

IT業界のリモートワーク普及率は、全業界中最も高く、55.7%です。

総務省が公開しているデータの中に、各業界別のリモートワーク実施率があります。下記の図をご覧ください。

総務省『民間企業におけるテレワークの実施状況|業種別・テレワーク実施率

上記の図は、民間企業におけるテレワークの実施状況です。

業界別のテレワーク実施率は、情報通信業(IT業界)が最も高く55.7%。ITエンジニアの半数以上がテレワークを実施していることが分かります。

SESのテレワーク実施率は68.7%

SESや派遣エンジニアのテレワーク実施率は68.7%となっています。

この値は他のIT職種に比べると、かなり低い数値となっています。下記、業態別のリモートワーク実施率をご覧ください。

https://career.levtech.jp/

SESは他のIT職種と比べると、テレワークの実施率が10%程度低いことが分かります。

リモートワークをしていないエンジニアの割合が、31.3%と高く、リモートできていないエンジニアも多いです。

このようなデータを見ると、SES企業はテレワークできないIT業種だと言えるでしょう。

大企業の方がテレワーク実施率は高い

会社の規模別にみると、大企業の方がテレワーク実施率は高いです。

下記リモートワークの実施率をご覧ください。

総務省『民間企業におけるテレワークの実施状況|企業のテレワーク実施率

大企業と中小企業を比較すると、大企業の方が30%以上、テレワークの実施率が高いです。

大企業はオフィスが広く、設備が充実しているため、リモートしやすいでしょう。

SESでリモートワークをしたいエンジニアは、大手企業の案件を獲得したり、大手企業に転職すると、リモートできる可能性が高まるでしょう

テレワーク(在宅勤務)できないSES企業の特徴

最後に、テレワーク(在宅勤務)できないSES企業の特徴を紹介します。

  • 資金力のない中小企業
  • インフラ系の企業
  • ブラック企業

SES企業で働くエンジニアは参考にしてみて下さい。

筆者

嘘をつくSES企業の特徴を解説しています。
入社して話が違う、、
と悩んでいるエンジニアは参考にしてみて下さい。

資金力のない中小企業

資金力のない中小SES企業は、テレワークできない傾向にあります。

中小企業はテレワークするための環境整備や案件獲得が難しいためです。

中小SES企業はテレワークしづらい

・テレワーク環境を用意する資金力がない
・取引先からの信頼がない
・保有しているテレワーク案件が少ない

中小SES企業は、環境面でも、案件面でもテレワークが難しいです。

そもそも参画できる案件が少なく、選択肢がほとんど無いため、テレワーク案件を選べません。

中小SES企業は立場上、テレワークが難しいため注意して下さい。

インフラ系の企業

インフラ系のSES企業も、テレワークできない傾向にあります。

インフラエンジニアは、ハードウェアのメンテナンスやキッティング業務、ネットワーク構築など物理的な業務が多いです。出社が必要な物理業務が多いため、インフラエンジニアはテレワークが難しいです。

  • キッティング業務(PCセットアップ)
  • ハードウェアのメンテナンス
  • オンプレミスのインフラ作業

インフラ系のエンジニアは、上記の作業があるためテレワークできません。特にネットワーク、データベースエンジニアなどは、この傾向が強いです。

もしテレワークしたいのであれば、Webエンジニアや自社開発エンジニアなどに転職するようにして下さい。

ブラック企業

ブラックSES企業も、テレワークできない傾向にあります。

ブラックSES企業は従業員の意見が反映されにくいです。エンジニアが「テレワークしたい」とお願いしても、中々意見を取り入れてくれません。

エンジニアの意見を無視して、出社が必要な案件に無理やり配属したり、無理やり残業させたり、と強引に働かされることになるでしょう。

テレワークをしたい場合は、なるべくブラック企業を避けるようにして下さい。

まとめ:SESでテレワークできない|リモートワークするための方法

以上で、「SESでテレワークできない|リモートワークするための方法」の解説を終了します。

下記この記事のまとめです。

SESでテレワークできない理由は下記の通りです。

  • 常駐先企業がテレワークを許容していない
  • 機密情報を持ち出しできない
  • 営業がリモートワーク案件を獲得できない
  • 経験が浅い、スキル不足

テレワークできず悩んでいるエンジニアは、営業に相談したり、転職するなりして、対処するようにして下さい。

>>>>SESでテレワークできない時の対処法

SESからリモートしやすい企業に転職したいエンジニアは、下記のリモート特化の転職サイトがおすすめです。リモート企業の求人がしかないから、確実にリモートワークできるでしょう。

筆者

SESで働いた経験から
「現場を退場したい時の対処法」
も書いています。

SESエンジニアは、合わせて参考にしてみて下さい。

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