SESは何歳まで働けるのか?40代・50代の客先常駐が辛い理由【年齢限界】

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この記事では、SESは何歳まで働けるのか?について解説します。

SESで働くエンジニアの中には

SESエンジニア

SESって何歳まで働けるの?
40代以降の客先常駐は厳しい?
SESで頭打ちを感じている。

と悩んでいる人も多いはず。

そこでこの記事では、SESで働ける年齢40代・50代の客先常駐が辛い理由を紹介します。

この記事を読めば下記内容が分かります。

この記事を読み、SESが何歳まで働けるのかを知り、SESでの今後のキャリアを考えましょう

【本記事の目標】SESは何歳まで働けるのかを知り、SESでのキャリアを考える
筆者

SESから社内SEに転職した筆者が紹介。
SESで働いた実体験から解説します。

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SESは何歳まで働けるのか?

この章では、SESは何歳まで働けるのか?についてお話します。

  • 65歳の定年まで働くことは可能
  • 管理職・役職に就けば40代以降も安泰
  • とはいえ、40代以降のSESは悲惨

SESで何歳まで働けるのか知りたいエンジニアは参考にしてみて下さい。

65歳の定年まで働くことは可能

結論から言えば、SESでも65歳定年まで働き続けることは可能です。

しかし誰でも働き続けられる訳ではありません。65歳まで現役として働くためには、技術面、精神面、健康面、あらゆる面において高い能力が求められます。

高齢エンジニアに求められる能力

  • 病気にならない体力
  • 後輩と協調するコミュニケーション能力
  • 単価に見合うITスキル

高齢になってもSESエンジニアとして活躍するためには、年齢に見合う多くの能力が求められます。

特に年を重ねていくことによって、病気がちになり、頑固になります。どれだけプライドを捨て、自己研鑽できるかが、SESで65歳まで活躍する秘訣だと言えます。

管理職・役職に就けば40代以降も安泰

管理職や役職に就ければ、SESでも40代以降は安泰でしょう

管理職などのマネジメント職にステップアップできれば、SESでもキャリアを広げることは可能です。要因調達や現場管理など、マネージャーとして活躍することができます。

管理職に就ければ、何歳になっても会社に居場所をもて、安心して働き続けられるでしょう。

逆に40代・50代で管理職にキャリアアップできないと、客先常駐で働き続けなければならず、かなり悲惨です。

>>>管理職の平均年齢はこちら

とはいえ、40代以降のSESは難しい

SES企業で65歳の定年まで働くことは可能です。とはいえ、40代以降にエンジニアとして、SESで働くのは難しいです。

高齢SESエンジニアの難しさ

  • 受け入れ先が減る
  • 高いスキルがないと、案件が決まらない
  • IT技術の進化に付いていかなければならない
  • 周りから白い目で見られる

SESでは高齢になるほど、案件が決まりにくくなるため注意が必要です。

またIT業界の技術の進歩についていく必要もあり、定年まで勉強をし続けなければならないのも辛いところ。

常駐先で若手のエンジニアから見下されることもあるため、精神的にもかなりしんどいでしょう。

>>>40代・50代のSESエンジニアはどうすればいいのか?対処法について

40代以降のSES・客先常駐が厳しい理由

この章では、40代以降のSES・客先常駐が厳しい理由を紹介します。

  • 下流工程ばかりでマネジメント経験が積めない
  • 受け入れ先が減り、案件待機が増える
  • 周りの若手エンジニアに白い目で見られる
  • 『エンジニア35歳定年説』で限界が来る

SESで限界・頭打ちを感じるエンジニアは参考にしてください。

下流工程ばかりでマネジメント経験が積めない

SESは下請け案件が多く、下流工程ばかりになりがちです。

大手IT企業やSIerなどと比べて、上流工程が少なく、マネジメント経験が積めないため、40代以降は悲惨になりやすいです。

SESはマネジメント経験が積めない

  • 2次請け3次請けが多く、マネージャ案件が少ない。
  • 開発やテスト工程がほとんど。
  • 下流工程ばかりで年収が低い。

SESでは下流工程の経験しか積めず、SESを続けていても頭打ちに。

テストや開発ばかりで上流工程にステップアップしにくいため、SESでキャリア形成するのはかなり難しいです。

受け入れ先が減り、案件待機が増える

40代以降のおっさんエンジニアになると、受け入れ先が減り、案件待機が増えやすいです。

高齢のSESエンジニアは、様々な要因で、敬遠されやすいためです。

40代以降は案件が決まらない

常駐先

病気を患っているし、契約は避けておこう。
スキルの割に単価が高いから、辞めておこう。
若手と相性が悪そうだし断ろう。

40代50代になると案件が決まらないことが増え、案件待機が長引きやすくなります。

実際に筆者が勤めるSES企業でも、いつも案件待機している、どうしようもないおっさんエンジニアがいました

受け入れ先が減り、案件待機が増えることも、高齢SESの難しいところです。

周りの若手エンジニアに白い目で見られる

40代50代で客先常駐をしていると、周りのエンジニアから白い目で見られやすいです。

特に若手エンジニアや女性エンジニアから、煙たがられやすくなります。

SESエンジニア

あの人おっさんにもなって客先常駐してる。
年下の社員の言いなりになってる(笑)

おっさんになってSESで働いていると、上記のような冷たい態度を取られることも。惨めな思いをすることが多くなるため、SESの40代以降はかなり辛いです。

『エンジニア35歳定年説』で限界が来る

『エンジニア35歳定年説』があるため、エンジニアとして客先常駐で働き続けるのはかなり厳しいです。

『エンジニア35歳定年説』はIT業界内で囁かれる通説のこと。IT企業で活躍できるピークの年齢としての例え話です。

エンジニア35歳定年説の原因

  • 体力の低下で残業ができなくなる
  • 学び続ける意欲の減退
  • 管理職へのキャリアアップ

40代以降になると、エンジニアとしての能力に限界が来るため、『エンジニア35歳定年』と言われています。

SESエンジニアも同様に、いつまでも現場で働けるとは限りません。

エンジニアとして働ける限界が来る前に、別のキャリアを模索しておくことが大切です。

40代・50代で限界・頭打ちになるSESエンジニアの特徴

この章では、40代・50代で限界・頭打ちになるSESエンジニアの特徴を紹介します。

  • 技術が古く、モダン技術へのキャッチアップがない
  • キャリア戦略がない(目の前の現場だけ)
  • 学習意欲・適応力の低下

SESで何歳まで働けるのか知りたいエンジニアは参考にしてみて下さい。

技術が古く、モダン技術へのキャッチアップがない

技術が古く、モダン技術へのキャッチアップがないエンジニアは危険です。

Java・VB・COBOLなど昔のレガシー言語だけのスキルを持っていても、SESの現場では使えません。TypeScriptやクラウド(AWS/GCP/Azure)などに対応できないエンジニアは、敬遠されやすいです。

  • オンプレ中心でクラウド技術が使えない
  • Java・VB・COBOLなど昔のレガシー言語だけ
  • AI・クラウドなど最先端技術を使えない

レガシー技術しか扱えないエンジニアは、アサインできる現場が少ないです。

結果的にスキルの市場価値が下がり、給料も上がらないでしょう。

キャリア戦略がない(目の前の現場だけ)

キャリア戦略なく目の前の現場をこなすだけのエンジニアは、SESで頭打ちになりやすいです。

年齢を重ねているだけでは、気づけばSES内で「詰んでる」状態になります。

  • 「目の前の現場を無難にこなせばOK」と考えている
  • テスト案件ばかりで、スキルアップできていない

先延ばしで、キャリアを甘く考えていると、いつの間にか40代50代になり手遅れに

「SES⇒社内SE」「SES⇒ITコンサル」など、自身のキャリア戦略を立て、日々勉強、経験を積むことが大切です。

学習意欲・適応力の低下

学習意欲・適応力が低下しているエンジニアも、SESで限界が頭打ちになりやすいです。

特にSESでは、現場変更の度に、新しい知識を吸収、適応する力が求められます。学習意欲・適応力が低下すると、現場でついていけなくなります。

  • 新技術やツールへの関心が低く、現場で使えない
  • 年下のリーダー・顧客に対する態度が悪い
  • 感情コントロールができず、人間関係トラブルが増加

学習意欲・適応力が低下したエンジニアは、「扱いづらい中高年として現場に敬遠されます

結果としてSESで成果が出せず、クビや減給のリスクが高まります。

40代・50代のSESエンジニアはどうすればいいのか?

この章では、40代・50代のSESエンジニアはどうすればいいのか?を解説します。

ここでは、将来に悩むSESエンジニア向けに、20代30代の内にすべきことを解説します。

  • 頑張って管理職にキャリアアップする
  • 社内SEや自社開発企業に転職する
  • ITスキルを磨き周りから頼られる存在になる
  • 社内のキャリアチェンジ制度を利用する

将来が不安なSESエンジニアは参考にしてみて下さい。

早い段階で管理職にキャリアアップする

SESで働くエンジニアは、なるべく早い段階で管理職になるのが大切です。

50代以降になって、客先常駐の現場で働くのは辛いです。若手エンジニアから白い目で見られないためにも、50代までに管理職のキャリアアップするのが得策です。

  • 部長…52.7歳
  • 課長…48.8歳
  • 係長…45.1歳
  • 主任…36.8歳

引用:賃金構造基本統計調査 / 令和2年賃金構造基本統計調査 一般労働者 役職

上記の年齢までに、主任、係長、課長、部長と管理職のポジションに就ければベターです。

惨めな思いで常駐先で働くよりも、管理職に出世し、部下のサポートをする方が、精神的に気楽に働けるはずです。

社内SEや自社開発企業に転職する

管理職になれる見込みがないのであれば、社内SE自社開発企業に転職するのもおすすめです。

40代50代のエンジニアが現場で働くのは難しいです。契約を切られるリスクも高まるため、管理職になれないのであれば、早い目に転職を検討しておきましょう。

SESから転職するのであれば、社内SEや自社開発エンジニアがおすすめです。

社内SEや自社開発のメリット

  • 課長や部長に出世しやすい
  • 上流工程の仕事が多い。
  • 平均年収が高い

社内SEや自社開発エンジニアは、40代50代になっても活躍しやすいです。ぜひ転職先に検討してみて下さい。

SESを脱出したいエンジニアには、自社開発・社内SE特化の転職サイトがおすすめです。SES求人が排除されているから、確実にSESから転職できるでしょう。

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ITスキルを磨き周りから頼られる存在になる

高齢になってSESで働き続けるために、周りの後輩から頼られる存在になりましょう

後輩エンジニア

○○さんがいてくれて助かりました。
スキルが高くて尊敬します。

上記のように頼られるエンジニアになれば、40代50代でもSESで活躍できます。

常駐先で尊敬されるスキル、そして人格があれば、50代になってもSESでやっていけるはず。頼られるスキルと信頼関係のあるコミュニケーションを意識して下さい。

社内のキャリアチェンジ制度を利用する

SESで働く未来が見えないのであれば、社内のキャリアチェンジ制度を利用するのも一つの手です。

もし今のキャリアに不安があるのであれば、会社内でキャリアチェンジするのもおすすめ。

キャリアチェンジ制度を利用すれば、営業や社内インフラなどの部署に異動できます

・エンジニアからSES営業
・エンジニアから人事部
・エンジニアからインフラエンジニア

筆者の会社には、上記のようなキャリアチェンジ制度が存在し、今の現状からステップアップする人が一定数いました。

もしSESでやっていく未来が見えないのであれば、社内公募のキャリア制度も検討してみて下さい。

40代・50代と、SESで働き続けるリスクについて

この章では、40代・50代とSESで働き続けるリスクについてお話します。

  • 高齢になると案件が決まらない
  • 案件待機が長引き、最悪クビに
  • 40代・50代からの転職は難しい

SESで働いた実体験から、客先常駐で働き続ける危険性を解説します。

SESでのキャリアに不安を抱くエンジニアは参考にしてみて下さい。

筆者

40代50代のSESエンジニアの年収事情を紹介しています。
合わせて参考にしてみて下さい。

高齢になると案件が決まらない

SESエンジニアは、高齢になればなるほど、案件が決まりにくくなります

その原因として下記の理由が挙げられます。

40代・50代エンジニアが案件が決まらない理由

  • 単価に見合うスキルがない
  • 残業を強要しにくく扱いづらい
  • 若手よりも急病のリスクが高い

40代以上で客先常駐の案件は、取引先が渋る傾向にあります。

そのため高齢でSES企業で勤めるのは、かなりリスク。案件が決まらないと減給や降格・クビの原因になるため、注意して下さい。

案件待機が長引き、最悪クビに

高齢のエンジニアが案件待機が長引くと、最悪クビになります。

SES企業側も、案件待機ばかりの高齢エンジニアを雇うメリットが薄いです。高齢エンジニアをお荷物と認識し、クビを宣告されることも。

SES経営者

この人、高齢で案件決まらないな…。
年収高いけど、ずっと案件待機をしている。
給料泥棒だからクビにしよう。

会社の戦力にならないと、SES経営者からクビを切られる場合があります。

給料を下げられたり、無視されたり、と嫌がらせを受け、自主退職させられるケースも中にはあります。

年齢が上がれば上がるほど、クビになりやすいので注意して下さい。

40代・50代からの転職は難しい

40代・50代の人は、転職がかなり難しいと言われています。

世の中では、『35歳転職限界説』という説があり、35歳以降の転職はできないとされています。

■35歳転職限界説

  • 即戦力以外採用されない
  • 応募できる求人の数が減少する
  • 企業の風土に合わせられない

転職市場では、35歳以降になると、かなり不利に。若いうちにSESから脱出しておかないと、30代以降にSESから転職できずに詰んでしまいます。

35歳以降は転職できないリスクがあるため、20代30代のうちに転職しておきましょう。

>>>SESエンジニアにおすすめの自社開発・社内SE特化の転職サイト

SESでキャリアの限界、頭打ちを感じたら

もしあなたがSESでキャリアの限界、頭打ちを感じたら、何でもいいので行動するのが大切です。

転職活動や副業、資格取得など、何か行動してみて下さい。そうすれば、自分のやりたいことが見つかると思います。

実際に筆者もSES企業で働いている時に、頭打ちを感じて、転職を決意しました。今は小売業界の社内SEに転職し、データ分析ツールの開発に打ち込んでいます。

社内SEに転職し、自分のキャリアの壁を越えられたような気がして、転職して良かったと感じています。

悩んでいる時間はドンドン自分を老けさせます。40代50代になってどうしようもないエンジニアになる前に、早い目に行動しておくのが大切です。

まとめ:SESは何歳まで働けるのか?

以上で、SESは何歳まで働けるのか?の解説を終了します。

下記この記事のまとめです。

SESでは65歳の定年まで働けます。しかし40代以降は案件が決まりにくくなるため注意が必要です。

  • 65歳の定年まで働くことは可能
  • 頑張れば40代以降に管理職になれる
  • とはいえ、40代以降のSESは難しい

40代以上のSESエンジニアは仕事ができないと、クビになる可能性があります。スキルアップと後輩エンジニアとのコミュニケーションを意識するようにして下さい。

また若いうちにSESから転職をするのもおすすめです。社内SEや自社開発などに転職し、キャリアの幅を広げておきましょう。

SESから社内SEに転職したいエンジニアには、社内SEに特化した転職サイトがおすすめです。

SESから自社開発企業に転職したいエンジニアは、下記の自社開発特化の転職サイトを利用してみて下さい。

40代になり、SESで頭打ちにならないよう、しっかりスキルを磨き、転職活動を行っていきましょう。

筆者

SESを転職した経験から
「40代がSEを辞めたい理由」
についても書いています。

合わせて参考にしてみて下さい。

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