【実録】SESエンジニアの1日とは?現場初日から普段の一日までを紹介|客先常駐

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この記事では、SESエンジニアの1日(現場初日、普段の一日、退場日)を紹介します。

SESエンジニアの中には、

SESエンジニア

SESの現場初日で緊張する。
初日に気を付けることはあるのかな?
客先常駐の普段の一日を知りたい。

と気になっている人も多いはず。

そこでこの記事では、筆者実体験のSESエンジニアの1日(現場初日、普段の一日、退場日)を紹介します。

この記事を読めば下記内容が分かります。

筆者

SES企業で働いた経験から普段の一日を紹介。
客先常駐のリアルな実態を解説します。

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SESエンジニアの現場初日の一日の流れ|客先常駐

この章では、SESエンジニアの現場初日の一日の流れ|客先常駐を紹介します。

  • 常駐先の担当者と待ち合わせ
  • 常駐先の現場に向かう
  • オフィスに入り、入場証をもらう
  • 現場のメンバーに挨拶(名刺を渡すかは担当者と相談)
  • 現場オフィスの説明を受ける
  • プロジェクト説明(資料の読み込み)
  • 初日の業務は基本的にセットアップ、環境構築
  • 補足:服装は無難にスーツでOK
  • 補足:菓子折りやお土産などは必要なし

SESや客先常駐のリアルな体験談を知りたいエンジニアは参考にしてみて下さい。

筆者

SESの実体験を詳しく紹介しています。
合わせて参考にしてみて下さい。

1. 常駐先の担当者と待ち合わせ

現場初日は、担当者と待ち合わせをして、常駐先のオフィスに向かうことが多いです。※一人で現場に向かうこともあります。

主な待ち合わせ場所は、「現場の最寄り駅」か「オフィスビルの前」。電車の遅延などを考慮し、待ち合わせ場所には、集合時間の10分前には到着しておきましょう。

基本的な待ち合わせ場所:現場の最寄り駅、オフィスビルの前、公園など

常駐先の担当者が見間違えないように、特徴のある小物を持っておきましょう。マフラーやネクタイの色、上着の色などを事前に連携しておくと、担当者に親切です。

筆者

初日の待ち合わせは、
10分前には到着しておくと良いですね。

2. 常駐先の現場に向かう

現場担当者と無事に出会えたら、常駐先の現場に向かいます。

道中で気まずくならないよう、事前に何を話すか確認しておきましょう

現場に向かうまでの雑談

  • 最寄り駅、現場付近のおすすめスポット
  • 周辺のおすすめの飲食店
  • 名刺を渡しても良いかの確認
  • 電車や道中の話(意外と近かった、電車が混んでいたなど)

道中で無言にならないよう、雑談のタネを考えておいてください。そうすれば気まずくなりにくいです。

現場までは担当者が案内してくれますが、一応自分でも道順を調べておくと良いですね。

筆者

SES初日で無言の状態が続くと、印象が悪いです。
雑談のネタを考えておきましょう。

3. オフィスに入り、入場証をもらう

常駐先についたら、担当者とともにオフィスに入ります

書類に記入することもあるため、ボールペンやハンコなどを持参しておくと良いでしょう。

書類に記入したら、入場証を貰い、オフィスの中に入ります。

その後は、常駐先の担当者が、職場に案内してくれます。

4. 現場のメンバーに挨拶(名刺を渡すかは担当者と相談)

実際の職場に到着したら、現場のチームメンバーに挨拶します

挨拶の時に名刺を渡していいかどうかは、事前に担当者に確認しておいてください。名刺を渡していい場合は、名刺を渡しながら自己紹介して回りましょう。

<挨拶例文>
おはようございます。
本日からお世話になります、○○(自分の名前)と申します。

JavaやPythonで開発経験があります。
お役に立てるよう頑張りますので、何卒よろしくお願いします。

自己紹介は当たり障りない感じでOKです。

自身のスキルや経験を軽く話すと、チームメンバーも仕事を任せやすいです。

常駐先の現場では、会社を名乗らずに、自己紹介するようにして下さい。

SESエンジニアは、自身の会社名を名乗らないのが無難。

5. 現場オフィスの説明を受ける

常駐先のメンバーと挨拶が済んだら、現場オフィスの説明を受けることが多いです。

各種備品の使い方、オフィスのルール、入退館方法など、常駐先オフィスの説明を受けます。

・食堂、昼食を取る場所
・トイレの場所
・オフィスの閉鎖時間、セキュリティ
・フリードリンク、共有スペース

このようなオフィスの使い方は、現場ごとにルールが異なるため、しっかり覚えておきましょう。

筆者

筆者は18時以降にビールサーバー解放される現場で働いていました。
仕事が終わってから飲んでね。
と現場初日に言われましたね(笑)

6. プロジェクト説明(資料の読み込み)

現場オフィスの説明が終わったら、プロジェクトの説明があります

プロジェクトによって内容は異なりますが、おもに以下のような内容です。

  • 勤務時間
  • プロジェクトの概要
  • システムの詳細
  • 開発スケジュール
  • チーム構成(人数、指揮系統)
  • 使用する言語やツール
  • 業務範囲

面談時に聞いた内容もありますが、現場に入るまでに変更となっているケースがあります。

何かわからないことがあれば、気にせず質問しましょう。

筆者

プロジェクト説明時にメモを取っておくと
常駐先の社員に好印象です。

7. 初日の業務は基本的にセットアップ、環境構築

現場担当者からのプロジェクト説明が終わったら、業務に入ります。

とはいえ、SES現場初日は基本的に、PCのセットアップ開発環境の構築がメインとなります。

その現場と同じ環境で開発することになるため、普段使っている開発ツールは使えません。その現場で扱っているコードエディタの開発環境を構築します。

筆者

環境構築は何かと躓くことが多いです。
分からないことがあれば、周りのメンバーに質問すると良いですね。

補足:服装は無難にスーツでOK

SESの現場初日のときは、無難にスーツで出社するのが良いでしょう。

今のITの現場は、服装自由やオフィスカジュアルのところが多いです。ですが、初日なので、現場の雰囲気が読めません。

無難にスーツを着ていくと、外すことはないはずです。

  • 地味目な色(黒や紺など)
  • ネクタイあり
  • 第一ボタンまできっちり留める

地味目な無難な服装で挨拶すれば、悪目立ちすることはありません。

心配な方は、初日は無難にスーツで出社して下さい。

補足:菓子折りやお土産などは必要なし

現場初日のときは、お菓子やお土産を持参する必要はありません

筆者は5か所以上の現場を経験しましたが、入場する方が、手土産を持参する場面に遭遇したことがありません。

入場初日での菓子折りは、過剰な気遣いだと思うので、持参する必要はないでしょう。

ただし自社の上司から土産持参を指示された場合は、上司の指示に従い、手土産を持っていくようにして下さい。

入場初日での菓子折りは、過剰な気遣い。
指示されていないのであれば、持参する必要なし。

SESエンジニアの普段の一日|客先常駐

この章では、SESエンジニアの普段の一日|客先常駐を解説します。

実際にSES企業で客先常駐をした経験から、普段の一日を紹介します。筆者の主観マシマシなので、一エンジニアの体験談だと思って頂ければ幸いです。

  • 朝:常駐先の上司に作業予定を報告
  • 午前中:作業
  • 昼休憩:ごはん(基本的に一人)
  • 午後:作業(作業報告会などがある)
  • 終業:勤怠記録は忘れずにつける

SESのリアルな一日を知りたい方は参考にしてください。

筆者

『客先常駐なしのIT企業に就職する方法』も紹介中。
合わせて参考にしてみて下さい。

朝:常駐先の上司に作業予定を報告

まずは朝9時になると、常駐先の上司に作業予定を報告します。

振られているタスクの報告とそれに掛かる時間、完了スケジュールをざっくり報告します。

  • 振られているタスク
  • タスクごとの進捗
  • 完了までのスケジュール
  • 遅れているタスクがあれば相談

上記の内容を大体30秒くらいで簡潔にまとめ、現場上司に報告します。

特に指摘がなければ、この報告をもとに作業を行っていきます。

自社の作業をする必要があれば、必ず常駐先の上司に報告しておいてください。「何時~何時まで自社の作業をします」と伝えておくと、トラブルになりにくいでしょう。

午前中:作業

常駐先の上司に作業予定を報告したら、仕事に入ります。

SESエンジニアが担当する業務は、基本的にはコーディング、テスト業務が多いです。

SESエンジニアの主な業務

  • コーディング
  • テスト
  • 詳細設計

※基本的には下流工程の業務

SESエンジニアは基本的には、コーディングやテストを行います。

上流工程の作業は現場の正社員が行うケースがほとんどです。逆にSESエンジニアなどの期間契約の社員は、コーディングなどの下流工程を任されがちです。

昼休憩:ごはん(基本は一人)

お昼になると、現場のオフィスで食事をとります

客先常駐のエンジニアは基本的には、一人で食事を取ることが多いです。同じ会社から入場している方がいれば、その方と食べることもあります。

オフィス内にある食堂や持参したお弁当、コンビニで買った弁当などを食べます。

客先の社員に嫌味を言われることもあるため、無難な食事を取ることが大切です。目につく豪華な食事は食べない方が良いでしょう。

SESエンジニアは、現場の正社員よりも早い目に作業に戻っておくと、トラブルになりにくいです。

筆者

筆者が客先常駐していた時は
周りに馴染めず、一人でご飯を食べていました。

午後:作業(作業報告会などがあることも)

昼休憩が終わったら、現場の作業に戻ります。

週に一度か二度は、プロジェクトメンバー全員が集まり、進捗報告を行います

  • プロジェクト全体の進捗
  • 各人のタスクの進捗
  • 課題共有
  • 直近のスケジュール
  • クライアントからの要望、要件
  • トラブル共有

ここではプロジェクトのトラブルや進捗など、全体で共有しておくべきことを話します。

終業:勤怠記録は忘れずにつける

退勤時間になったら、チームメンバーに挨拶をして帰宅します。

残業をする場合は、必ず客先の上司から許可を貰って行います。SESエンジニアは労働時間が制限されている場合があるため、労働時間が増える時は必ず報告しましょう

また、月末に労働時間を集計する必要があるため、出退勤時間を記録しておきます。

常駐先に誤った就業時間を申告するのは、トラブルの元です。一日に一回、始業時間と終業時間は忘れず管理しておいてください。

SESエンジニアの退場日の一日|客先常駐

最後に、SESエンジニアの退場日の一日を紹介します。

退場の挨拶やお土産、一日の流れなどを実体験ベースで紹介します。

  • 最終日は基本的には仕事しない
  • 貸与物をまとめて常駐先上司に返却
  • 空き時間にチームメンバーに挨拶
  • メールでも各ンバーに退場連絡
  • 入館証を返却して退館
  • 補足:菓子折りは渡した方がいい

退場を控えているSESエンジニアは参考にして下さい。

最終日は原則として仕事はしない

SESエンジニアの退場日は、基本的には仕事はありません

最終日にコーディングやテストをすると、ミスが発生したときに面倒なことになります。

最終日までに引き継や仕事は終わらせておき、退場日は退職のための手続きだけにしておきましょう。

退場日から逆算し、退場日に業務量が0になるよう調整しておくと良いです。

貸与物をまとめて常駐先上司に返却

現場からの貸与物があれば、まとめて常駐先の上司に返却して下さい。

貸与物の例

  • PC、マウス、キーボード
  • 機密書類
  • キャビネット、ハンコなどの備品
  • 入館証

貸与物を返却し忘れると、現場を退場したあとに、郵便で返却しなければならないため面倒です。

しっかり確認し、貸与物は忘れないように返却しておきましょう。

空き時間にチームメンバーに挨拶

退場日の空いている時間に、各チームメンバーに挨拶します。

基本的には個別に、一人一人に挨拶して下さい。お世話になったことなど感謝を伝えましょう。

将来、同じ現場で働く可能性もあるので、無視をするのはNGです。言いたくないことは話さなくても良いです。軽く雑談ベースで話すだけでOKです。

雑談程度で良いので、一人一人に軽く挨拶する。

メールでも各種メンバーに退場連絡

挨拶できなかった人には、メールで退場連絡をしてください。

下記に退場メールの例文を掲載しておくので参考にしてみて下さい。

退場メールの例文

皆様

お疲れ様です。

○○(部署)の ○○(名前)です。

本来は直接ご挨拶すべきところ、メールのご挨拶にて失礼いたします。

昨年入場してから、○○ヶ月という短い期間でしたが、大変お世話になりました。

この会社で培った経験を活かし、次の現場でも頑張っていきたいと思っております。

末筆でございますが、社員の皆さまの益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。今までありがとうございました。

入館証を返却して退館

最後に入館証で退館して、現場の上司に渡して、退場完了です。

現場によっては前もって、入館証を渡しておく現場もあります。

入館証をどのタイミングで返却するかは、現場によって違うため、事前に確認しておくと良いでしょう。

補足:菓子折りは渡した方がいい

最終の退場日は、菓子折りを用意しておくのが無難です。

エンジニアとしては最終日となりますが、今後も会社同士でやり取りする可能性があります。なるべく良い印象を持った状態で退場するために、お土産や菓子折りを用意しておきましょう。

おすすめの菓子折り

  • アレルギーが少ないお菓子
  • 個包装されているもの
  • 好き嫌いの可能性が低い菓子

会社同士の今後の関係性のためにも、菓子折りを渡しておきましょう。

おすすめの菓子折りを紹介していますので、参考にしてみて下さい。

まとめ:SESエンジニアの1日|現場初日から普段の一日、退場日まで

以上で、SESエンジニアの1日|現場初日から普段の一日、退場日まで」の紹介を終了します。

下記この記事のまとめです。

現場初日の一日の流れは下記の通りです。

  • 常駐先の担当者と待ち合わせ
  • 常駐先の現場に向かう
  • オフィスに入り、入場証をもらう
  • 現場のメンバーに挨拶(名刺を渡すかは担当者と相談)
  • 現場オフィスの説明を受ける
  • プロジェクト説明(資料の読み込み)
  • 初日の業務は基本的にセットアップ、環境構築
  • 補足:服装は無難にスーツでOK
  • 補足:菓子折りやお土産などは必要なし

入場初日は菓子折りを持参する必要はありません。

無難にスーツを着て、待ち合わせ場所に10分前についておけると安心ですね。

退場日の一日は下記の通りです。

  • 最終日は基本的には仕事しない
  • 貸与物をまとめて常駐先上司に返却
  • 空き時間にチームメンバーに挨拶
  • メールでも各ンバーに退場連絡
  • 入館証を返却して退館
  • 補足:菓子折りは渡した方がいい

最終、退場日の一日は基本的に、仕事は行いません。

メンバーへの挨拶や返却物の確認などを行ってください。

SESから転職したいエンジニアには、自社開発・社内SE特化の転職サイトがおすすめです。SES企業の求人が排除されているので、確実にSESを脱出できるでしょう。

筆者

SESで働いた経験から
「SESの契約更新を断る方法」
も書いています。

SESのヤバい実態を知りたいエンジニアは、合わせて参考にしてみて下さい。

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