この記事では、ITに興味ないエンジニアは転職すべきなのか?について解説します。
IT企業で働くエンジニアの中には

ITに興味がなくて辛い。
頑張ってもITが好きになれない。
興味がない時は辞めるべきなの?
と悩んでいる人も多いはず。
そこでこの記事では、ITに興味がないエンジニアの悩みと好きになれない時の対処法を紹介します。
この記事を読めば、下記内容が分かります。
記事を読んで、ITに興味がない時の選択肢を知り、転職か、続けるかを検討しましょう。





IT企業での勤務経験をもとに解説。
実体験から興味がないときの対処法を紹介します。
IT業界に興味がないエンジニアには、異業種特化の転職サイトがおすすめです。異業種特化で、未経験OKのため、書類通過・面接通過しやすいです。
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ITに興味がないエンジニアが抱えやすい悩み


この章では、ITに興味がないエンジニアが抱えやすい悩みを紹介します。
- どうしても勉強が好きになれない
- 技術トレンドに興味が持てずついていけない
- 周りの新卒・先輩に馴染めない
- 「向いてない」と感じて自己否定に陥る
ITが好きになれないエンジニアは参考にしてください。
どうしても勉強が好きになれない
ITエンジニアという職業は、「自主的な学習」が前提です。新しい言語や技術が次々と登場し、業務外でも勉強しなければなりません。
しかし「ITが好きではない」「興味がない」場合、勉強が“苦行”のように感じ、次第にモチベーションが低下します。



家でも勉強しろと言われるのがストレス。
IT技術の記事を読んでもピンとこない。
勉強しても好きになれない。
好きになれない状態が続くと、成長実感が得られず、自己効力感が下がります。
ITに興味がない状態で働くと、「向いていないのでは?」という思考に繋がってしまいます。
技術トレンドに興味が持てずついていけない
IT業界は、数年単位で主流技術が変わります。
AI、クラウド、セキュリティなど、次々と新分野が登場し、現場では「キャッチアップできる人材」が高く評価されます。
しかし、ITに興味がないエンジニアは、IT技術の変化・進化が負担になります。
- 新IT技術をキャッチアップできず石化する
- 最新技術を追わなければならないストレス
- 進化についていけず、仕事ができない
技術の変化についていけない結果、「仕事ができない」「ついていけない」状態に。
IT技術の変化は、興味がないエンジニアにとって、ストレスの元凶になり得ます。
周りの新卒・先輩に馴染めない
ITエンジニアの現場では、技術志向が強く、ITに関する話題が、日常会話の中心になります。
ITに興味がないエンジニアにとっては、その会話自体が疎外感を生む要因になります。
- 技術談義に入れず、話題についていけない
- 趣味も違い、雑談が合わない
- 「自分だけ浮いている」と感じて孤立する
周りの先輩や同期、新卒がITについて語る中で、自分だけ輪に入れないと、疎外感を抱きやすいです。
特にSESや常駐型の場合、現場ごとに人間関係がリセットされるため、孤立感が強まりやすいのが実情です。
「向いてない」と感じて自己否定に陥る
ITに興味がないことで、ストレスが積み重なると、「IT業界で生き残れない」と自己否定の感情が生まれます。
「向いてない」と感じ自己否定



周囲は楽しそうに開発しているのに、自分だけ苦痛。
IT技術の向上心に差を感じる。
IT業界に向いていないのでは?
自己否定のループに陥ると、生産性ダウン、うつ病リスクが増加する恐れがあります。
また興味がない状態で働き続けると、新卒の時点から、同期と差が付き、出世レースにも遅れることも。
このような「向いていない」という悩みは、ITに興味がないエンジニアが陥りやすい思考です。
IT技術に興味がないエンジニアが転職すべき理由


この章では、IT技術に興味がないエンジニアが転職すべき理由を紹介します。
- 精神的ストレスが蓄積し、うつ病になることも
- 自分の強みを活かせないまま出世できない
- 35歳転職限界説でキャリアの立て直しが難しい
ITに興味が持てず、悩んでいるエンジニアは参考にしてください。
精神的ストレスが蓄積し、うつ病になることも
ITエンジニアの仕事は、トラブル対応・納期プレッシャーなど、高ストレス環境になりやすい職種です。
ITに興味がないエンジニアは尚更、ストレスに晒されやすいです。高負荷のストレスに晒された結果、うつ病などの精神疾患になる危険性があります。
情報通信業にて、メンタルヘルス不調により、「退職した労働者」がいた事業所は、全体の11.7%(全17業界中ワースト1位)
厚生労働省の調査では、IT業界はメンタル不調による退職が、業界ワースト1位になっています。
好きになれない状態で、エンジニアの激務を続けると、うつ病リスクが増大するため、向いていないのであれば早い目に転職すべきです。
自分の強みを活かせないまま出世できない
「ITに興味がない」ということは、“自分の才能が発揮できない分野”で努力し続けている可能性があります。
興味がない分野に留まることで、「本来のポテンシャルを発揮できない」キャリア損失が発生します。
自分の強みを活かせないリスク
- 結果が出ず、ずっと平社員のまま
- 後輩エンジニアに追い抜かれ、馬鹿にされる
- 40代50代になり、リストラの対象に
エンジニアに向いていないまま働き続けても、キャリアが詰む一方です。
出世できずに、給料が上がらず、クビになる危険性もあるため、早い目に転職することをおすすめします。
35歳転職限界説でキャリアの立て直しが難しい
転職市場では、30代前半までが「ポテンシャル転職」のボーダーラインです。
年齢を重ねるほど「経験者採用」への切り替えが進み、“異業種・異職種へのキャリアチェンジ”が難しくなります。
- 35歳転職限界説
「35歳転職限界説」とは、35歳を過ぎると転職が難しくなるという俗説です。特に日本では、企業が若手(20代~30代前半)を採用しやすい傾向があり、35歳を境に転職のハードルが上がると言われています。
ITに興味がないのであれば、20代の取り返しのつく間に、エンジニアから転職することをおすすめします。
早い段階で転職することで、
という大きなメリットが得られます。
ITを好きになれないエンジニアが取るべき選択肢


この章では、ITを好きになれないエンジニアが取るべき選択肢を紹介します。
- IT知識を活かせる非エンジニア職に転職する
- 完全異業種もおすすめ
- 業界を変えてもスキルは無駄にならない
- 部署異動・社内キャリアチェンジ制度を検討
ITに興味がないエンジニアは参考にしてください。
IT知識を活かせる非エンジニア職に転職する
IT業界にいて「エンジニアに興味がない」と感じる場合は、非エンジニア職への転職がおすすめです。
エンジニア以外にも、ITを活かせるキャリアが数多くあります。
職種 | 向いているタイプ | 活かせるスキル |
---|---|---|
IT営業 | コミュニケーション重視、人との関係構築が得意 | 技術用語の理解、システム構成の説明力 |
ITコンサル | サービス利用者を支援したい、課題解決が好き | プレゼン、分析、マーケティング |
マーケティング(デジタル) | 数字分析・戦略設計が得意 | データ解析、ツール操作、ロジカル思考 |
プリセールス/導入支援 | 技術をビジネスに橋渡ししたい | 技術理解+提案力 |
「ITに興味がない=IT業界に向いていない」ではなく、自分の性格や強みに合った立ち位置を見つけることが大切です。
転職を検討している方は、上記のIT職種を検討してみて下さい。
IT職種別に特化した転職サイトを利用し、レアな求人を探してみましょう。
- ITコンサル
【公式サイト】MyVision
IT系人材のコンサル転職に強い転職サイト。エンジニアからコンサルへの転職に特化しているから安心。 - IT営業
【公式サイト】マーキャリNEXT CAREER
デジタルセールス特化型転職エージェント!IT/SasS企業の求人が豊富で、営業に転職できる! - 情シス社員
【公式サイト】社内SE転職ナビ
社内SE専門の転職サイト。SEGAやDeNAなどの大手企業の社内SE求人が豊富。※土曜祝日の面談もOK
完全異業種もおすすめ
IT業界そのものに興味がないエンジニアは、完全異業種へのキャリアチェンジがおすすめです。
IT業界自体が合わない、IT営業やITコンサルなどの職種にも興味がないエンジニアは、無理にIT業界で転職する必要はありません。
異業種転職を視野に入れながら、働き方を変えることが大切です。
異業種転職のメリット
- 向いている職種に転職できる
- うつ病・精神病リスクの軽減
- キャリアのリセットが図れる
自分の興味のある分野、好きな仕事に転職できれば、モチベーションは復活します。
キャリアの立て直しを図るためにも、興味のある分野への転職は、検討する必要があります。
IT業界に興味がないエンジニアには、異業種転職特化のサイトがおすすめです。書類選考・面接で有利になるため、未経験でも確実に転職可能です。
- Every Answer
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20代のポテンシャル転職に特化!未経験OKだから書類通過率が高い!【 - SYNCA(シンカ)
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業界を変えてもスキルは無駄にならない
「ITが好きになれない」「別の業界に行きたい」と感じても、実務経験やITスキルは無駄になりません。
ITスキルは、どの業界でも求められている“汎用スキル”だからです。
他業界で評価される具体的なITスキル
- Excel自動化
事務職・経理職・企画職などで業務効率化スキルとして重宝。 - ツール導入・運用経験
DX推進の一環として、社内ツール整備の経験は高評価。 - データ管理・分析スキル
小売・物流・製造など幅広い業界で活かせる。
「ITに興味がない」状態でも、IT知識・スキルそのものは武器になります。
異業種に移ると、むしろ「ITがわかる人材」として重宝されるケースも少なくありません。
部署異動・社内キャリアチェンジ制度を検討
「ITに興味がない、でも転職するのが怖い」場合は、部署異動・社内キャリアチェンジ制度も一つの手です。
大手企業や中規模企業では、社内のキャリアチェンジ制度がある企業が多いです。もしITに興味がないのであれば、年に数回ある、キャリアチェンジ制度に応募し、会社内で職種を変えるのを検討しましょう。
- ジョブチェンジ制度
- 部署異動
- 社内キャリアチェンジ制度
社内キャリアチェンジ制度を利用すれば、エンジニアから人事部や事務職、営業などに転身できます。
転職失敗のリスクなく、給料据え置きで、仕事を変えられるので、ITに興味がないエンジニアは部署異動を検討して下さい。
「ITに興味がない=失敗・向いていない」ではない


最後に、「ITに興味がない=失敗・向いていない」ではないという話をします。
- 好きでなくても向いているケースはある
- 無理せずキャリアを見直すのも正解
- 自分の「やりがいの軸」を見つけよう
ITが好きになれず悩んでいるエンジニアは参考にしてください。
好きでなくても向いているケースはある
「ITに興味がない」と感じても、仕事としてエンジニアに向いている人は存在します。
向き・不向きは「情熱」だけで決まるものではなく、思考の特性や仕事のスタイルでも左右されるためです。
ITに興味がなくても向いているケース
- 論理的に考えるのが得意
技術への興味が薄くても、構造的思考や問題解決力で成果を出せる。 - コツコツ作業が苦にならない
システム保守やテスト工程など、安定運用型の仕事に向く。 - ビジネス理解力が高い
コーディングよりも、顧客課題をITで解決するポジションに適性がある。
ITに興味がなくても、IT業界に適性があるエンジニアは多いです。
つまり「ITが好きか」よりも「どういう形で価値を生み出すか」が重要となります。
「ITに興味がないけど向いてる」場合は、エンジニアを続けるのも選択肢としてアリでしょう。
無理せずキャリアを見直すのも正解
どうしても「ITが好きになれない」「興味が持てない」という場合は、キャリアチェンジを目指すことも大切です。
興味がないままエンジニアを続けても、成長せず、仕事ができるようになりません。早い内に転職し、キャリアの修正を図るのが賢明です。
- IT知識+対人力 → IT営業
- 論理思考+資料作成力 → Webマーケター、ディレクター
- 技術理解+マネジメント力 → ITコンサル、PM
IT業界は転職市場が活発で、スキルを活かせる「異職種への橋渡し」がしやすいのが大きなメリットです。
「辞める=逃げ」ではなく、環境を変える=前進です。自分が心から集中できるフィールドを見つけることが、長期的なキャリア成功につながります。
自分の「やりがいの軸」を見つけよう
ITに興味が持てない根本原因は、「仕事そのものが嫌い」ではなく、自分の“好きなもの”とずれていることです。
自分が“何を重視して働きたいか”という価値観を見直し、やりがいの軸を見つける必要があります。
やりがいの軸とは─
- 「人に感謝される仕事がしたい」
- 「目に見える成果を出したい」
- 「チームで達成感を味わいたい」
- 「安定した生活を優先したい」
「別軸のやりがい」を見つければ、IT業界でも十分に輝けます。
就活時のように、自分の性格や強みを自己分析することが大切になります。
まとめ:IT興味ないエンジニアは転職すべき|辞めたいときの選択肢


以上で、「IT興味ないエンジニアは転職すべき|辞めたいときの選択肢」の解説は終了です。
下記この記事のまとめです。
ITに興味がないエンジニアが抱えやすい悩みは、下記の通りです。
- どうしても勉強が好きになれない
- 技術トレンドに興味が持てずついていけない
- 周りの新卒・先輩に馴染めない
- 「向いてない」と感じて自己否定に陥る
ITに興味がない人がエンジニアになると、「向いていない」と感じながら、働き続けることになります。
成長できず、出世もできない危険性があるため、注意して下さい。
ITに興味がないエンジニアは、転職することをお勧めします。
転職を検討しているエンジニアは、業界に特化した転職サイトで求人を探してみて下さい。



SEから転職した経験から、
「エンジニアが無能で辛い時の対処法」
も解説中。
無能で辛い、ついていけないエンジニアは、参考にしてみてください。

