ITエンジニアから経理に転職できる?志望動機やメリットデメリットを解説

当サイトは記事内にプロモーションを含みます。

この記事では、ITエンジニアから経理に転職する方法を紹介します。

IT企業で働くエンジニアの中には

エンジニア

エンジニアから経理職に転職したい。
プログラマーから経理になれる?
おすすめの志望動機を知りたい。

と気になっている人も多いはず。

そこでこの記事では、エンジニアから経理に転職する方法経理転職のメリットデメリットを紹介します。

この記事を読めば下記内容が分かります。

この記事を読み、SEから経理職に転職するコツを知り、無事に転職を成功させましょう。

【本記事の目標】SEから経理職に転職するコツを知り、転職を成功させる
筆者

SEから別業界に転職した筆者が紹介。
実際に転職した実体験をもとに解説します。

エンジニアから経理職に転職したい方には、経理職特化の転職サイトがおすすめです。経理職の求人しかないから、効率よく転職が可能です。

経理職特化の転職サイト
  • WARCエージェント
    【公式サイト】WARCエージェント
    管理部門特化の転職サイト。経理職から情シスまで、バックオフィス求人が豊富!
  • SYNCA(シンカ)
    【公式サイト】SYNCA(シンカ)
    バックオフィス系の管理部門特化の転職サイト。経理や事務の求人が多く、経理転職に有利!
  • ヒュープロ
    【公式サイト】ヒュープロ
    税理士・経理に強い転職エージェント!上場/上場予定企業の管理部門(経理・法務)の求人が豊富。
タップできる目次

ITエンジニアからの経理転職が有利な理由

この章では、ITエンジニアからの経理転職が有利な理由を紹介します。

  • 業務のIT化が進む中で即戦力
  • システムとの橋渡しができる「会計×IT」のハイブリッド人材
  • エンジニア⇒経理の転職は他職種よりも成功率高め

IT業界で働くエンジニアやプログラマーは参考にしてください。

業務のIT化が進む中で即戦力

エンジニアは、業務のIT化が進む経理分野で即戦力になり得ます。

エンジニアとしての知見があれば、経理未経験からでも内定を獲得しやすいです。

エンジニアが戦略扱いされやすい理由

  • 会計システムの導入や運用に強み
  • 「ERP」「RPA」「BIツール」など計算ツールに強い
  • システムの導入・運用・トラブルシューティングに深い知見

経理部門では「会計システム」「計算ツール」など、他部門よりもITシステムの導入が進んでいます。

結果として、ITの知見があれば、経理部転職にかなり有利に。エンジニアから経理転職は成功しやすいと言われています。

システムとの橋渡しができる「会計×IT」のハイブリッド人材

多くの経理部は、ITベンダーや社内SEとのコミュニケーションに課題を抱えています。

その中で、エンジニア経験のある人材が、経理として働けると、経理システム運用で重宝されやすいです。

エンジニア

エンジニア経験があるためシステム導入に知見があります!
会計システムの運用経験があります。

エンジニア経験があると、ITと経理の“橋渡し”役として重要な存在に。

「会計×IT」のハイブリッド人材として、キャリアパスを進められるため、経理転職は有利です。

>>>ITエンジニアから経理に転職する方法は?

論理的思考力が高く、数字に強い

エンジニアは論理的思考力が高く、数字に強いため、経理職に馴染みやすいです。

経理に活かせるエンジニアの強み

  • 論理的思考力が高い
  • 正確性・几帳面さ
  • 数字に強い
  • 抽象的概念が得意

エンジニアと経理の業務は類似性が高く、似た仕事が多いです。そのためエンジニアの能力・強みを活かしやすく、即戦力に

営業や事務、肉体労働者よりは、経理への転職が有利でしょう。

ITエンジニアから経理に転職する方法

この章では、ITエンジニアから経理に転職する方法について解説します。

経理への転職成功率を上げるためにどうすればいいのか?具体的なアクションを紹介します。

  • 経理に必要なスキルや資格を取る
  • 経理特化の転職サイトで求人を探す
  • 転職理由と志望動機を明確にする
  • 転職エージェントで履歴書添削・面接対策

経理転職を成功させたいエンジニアは参考にしてください。

筆者

経理への転職に失敗しないための方法を紹介します。

経理に必要なスキルや資格を取る

経理に転職したいエンジニアは、まずは経理に必要なスキルや資格の習得に励みましょう

経理転職におすすめのスキルと資格は下記の通りです。

・簿記の知識
・会計ソフトの操作
・エクセルスキル

・日商簿記検定(2級・1級)
・ビジネス会計検定
・Excel検定(MOS)

エンジニアからの転職は、未経験扱いになるため、難易度が高いです。

転職成功率を少しでも上げるために、最低限、簿記3級の資格くらいは取得しておくようにして下さい。

>>>経理転職におすすめの資格

>>>経理転職に必要なスキル

経理特化の転職サイトを活用する

SEから経理に転職したい方は、経理特化の転職サイトを活用しましょう

経理の求人は募集自体が少なく、普通の転職サイトで求人を探すのは困難です。求人が見つからないことも多いため、なるべく経理特化の転職サイトを利用して下さい。

  • 経理求人が、通常の転職サイトよりも豊富
  • 大手企業の経理求人が見つかりやすい
  • 求人が多く、チャンスが増える

経理特化の転職サイトを利用すれば、レアな求人が見つかりやすいです。

応募求人を増やすためにも、経理特化の転職サイトを利用しましょう。

SEから経理職に転職したい人には、経理特化の転職サイトがおすすめです。経理職の求人しかないから、確実に経理職に転職できるでしょう。

経理職特化の転職サイト
  • WARCエージェント
    【公式サイト】WARCエージェント
    管理部門特化の転職サイト。経理職から情シスまで、バックオフィス求人が豊富!
  • SYNCA(シンカ)
    【公式サイト】SYNCA(シンカ)
    バックオフィス系の管理部門特化の転職サイト。経理や事務の求人が多く、経理転職に有利!
  • ヒュープロ
    【公式サイト】ヒュープロ
    税理士・経理に強い転職エージェント!上場/上場予定企業の管理部門(経理・法務)の求人が豊富。

転職理由と志望動機を明確にする

エンジニアから経理に転職する際は、転職理由志望動機をまとめておきましょう

具体的には下記の観点で、考えを整理しておくことをお勧めします。

・なぜ経理に興味を持ったのか?
・経理でどのように貢献したいのか?
・将来どういうキャリアを歩みたいのか?

志望動機を整理しておくことで、面接でボロが出にくくなります。

転職前に、なぜ転職したいのか?をまとめておきましょう。

>>>エンジニアから経理職の志望動機の例文

転職エージェントで履歴書添削・面接対策

志望動機や転職理由をまとめたら、転職エージェントを活用し、面接対策を行いましょう

転職エージェントには、履歴書添削や模擬面接のサービスを提供しているものもあります。そのような転職エージェントを利用すれば、転職成功率を上げられます。

▶転職エージェントのおすすめサービス

  • 模擬面接
  • 履歴書・職務経歴書添削
  • ホワイト企業求人紹介

転職成功率を上げるためにも、エージェントなどの人的資本を活用しましょう。

経理に転職したい方には、バックオフィス特化の転職エージェントがおすすめです。

バックオフィス系の転職エージェント
  • 第二新卒エージェントneo
    【公式サイト】第二新卒エージェントneo
    就職サービス充実の転職エージェント!ブラック企業を徹底的に排除している。
  • Backup Carrer
    【公式サイト】Backup Carrer
    バックオフィス特化の転職エージェント!経理などのバックオフィス特化だから安心。

ITエンジニアから経理職の志望動機の例文

この章では、エンジニアから経理職に転職する際の「志望動機」を紹介します。

面接や履歴書で使える志望動機を紹介するので、参考にしてみて下さい。

例文1:会計システムの運用保守をきっかけに興味を持った

私はこれまでエンジニアとして、会計や販売管理システムの開発、運用保守を担当してまいりました。業務を通じて財務会計に触れる中で、経営に直結する「数字を扱う仕事」への興味が増し、経理職へのキャリアチェンジを志すようになりました。

IT分野で培った課題解決力や論理的思考力は、正確さと緻密さが求められる経理業務においても強みになると考えております。私のIT知識が経理業務とシステム運用の橋渡し役として貢献できると確信しております。

未経験ではありますが、日商簿記2級の勉強を行い、早期戦力として貢献できるよう取り組んでおります。

エンジニアから経理に転職する際は、会計システム・財務経理システムの開発経験は大きな強みになります。

経理系システムの開発経験があれば、志望動機や履歴書などでしっかりアピールするようにしましょう。

例文2:社内SEやITサポートに近い事務職を希望

エンジニアとしてシステム開発・運用に携わる中で、数字に基づいたコスト管理・会計の重要性を実感し、「経営を支える経理業務」に強い関心を持つようになりました。

特に月次決算や予算策定といった業務は、企業の成長戦略や意思決定に直結する重要なポジションであり、自身の成長に繋がると感じ、経理職へのキャリアチェンジを決意しました。

システム開発で培った業務効率化の視点やデータ分析スキルを活かし、経理業務のDX推進や最適化にも貢献していきたいと考えております。

経理職は、会社の会計・経営に関われる、重要ポジション。経営に興味がある方は、経理にキャリアチェンジするケースも多いです。

システム開発で培った、業務効率化の視点やデータ分析スキルをアピールし、志望動機を考えるのもおすすめです。

エンジニアから経理部転職のメリットデメリット

この章では、エンジニアから経理職に転職するメリットデメリットをご紹介します。

メリットデメリット
数字やロジックの強さを活かせる
業務効率化・DX推進の中核になれる
ITスキルとの相乗効果が期待できる
顧客優先ではないため激務になりにくい
安定性が高い
即戦力として見られづらく、年収が下がる傾向
会計知識・資格の学習コストがかかる
未経験では転職が難しいことも
単調・ルーチン作業が多い
数字・帳簿・制度への厳密さが求められる

SEから経理職に転職するか迷っている方は参考にして下さい。

筆者

メリットとデメリットを見て、
経理に転職するか判断して下さい。

経理職に転職するメリット

エンジニアから経理職に転職するメリットは下記の通りです。

  • 数字やロジックの強さを活かせる
  • 業務効率化・DX推進の中核になれる
  • ITスキルとの相乗効果が期待できる
  • 顧客優先ではないため激務になりにくい
  • 安定性が高い

エンジニアから事務職に転職する一番のメリットは、IT業界で得たスキルを活かせること。

エンジニアとして培ったITスキルは、経理の仕事で活かしやすいです。「Excel関数での業務効率化」「会計システムの導入」など、SE経験をフルに活かせます。

エンジニアから経理は、スキルの親和性があり、比較的転職しやすいのが大きなメリットです。

>>>ITエンジニアから経理に転職する方法

経理職に転職するデメリット

SEから経理職に転職するデメリットは下記の通りです。

  • 即戦力として見られづらく、年収が下がる可能性
  • 会計知識・資格の学習コストがかかる
  • 未経験では転職が難しいことも
  • 単調・ルーチン作業が多い
  • 数字・帳簿・制度への厳密さが求められる

経理転職の一番のデメリットは、会計知識・資格の学習コストがかかること

経理職に求められる知識は、会計や税金、企業分析など専門性が高いです。エンジニアの知識とは、全く別物の知識が必要になるため、勉強にかなりの時間が掛かります

未経験からの経理職は、学習コストが掛かり、数年にわたって勉強する必要があるでしょう。

経理職に求められる資格とスキル、向いている性格

この章では、経理職に求められる資格とスキル、向いている性格を紹介します。

  • 転職におすすめの資格
  • 必要なスキル
  • 向いている性格・向いていない性格

経理職になりたいエンジニア・プログラマーは参考にしてください。

転職におすすめの資格

経理系の資格は、実務能力の証明や知識の裏付けとして高く評価されます。

資格を取得しておけば、実力を示すパスポートに。転職で有利になるため、積極的に経理系の資格を取得しておきましょう

  • 日商簿記検定(2級・1級)…会計ソフトへの仕訳入力〜決算書作成まで一通りカバー
  • ビジネス会計検定…財務諸表を読み解く力を問う
  • Excel検定(MOS)…経理実務に必須のExcelスキル(関数、ピボット、マクロ等)

日商簿記検定(通称:簿記)の2級は、経理職の登竜門のような資格です。簿記2級は最低限取得しておきましょう。

簿記以外にも、「ビジネス会計検定」「Excel検定(MOS)」の資格は、実務に活かしやすくおすすめです。

必要なスキル

経理職に必要なスキルは、日々の仕訳から決算対応、税務や法令遵守まで多岐にわたります

以下に、「経理職に求められるスキル」を紹介します。

  • 簿記の知識 … 日々の仕訳、決算整理などの基礎
  • 会計ソフトの操作 … 弥生会計、freeeなど。自社の会計システムへの習熟
  • エクセルスキル … ピボットテーブル、SUMIF関数、IF関数などがよく使われる
  • 内部統制の理解 … 企業のガバナンス・不正防止の観点から経理業務を運用する能力。

簿記や内部統制の知識から、会計ソフト・ExcelなどのITスキルまで。経理職は幅広いスキルが求められます。

エンジニアであれば、ソフトの操作やExcelスキルは身に付いているため、簿記や会計の知識を優先して勉強するようにして下さい。

向いている性格・向いていない性格

経理職に向いている性格向いていない性格は下記の通りです。

向いている性格向いていない性格
細かい数字の計算が得意
几帳面でミスが少ない
秘密を守れる・守秘義務意識がある
ルールや規程に忠実
経理・税金の知識がある
数字に苦手意識がある
ミスが多く注意力が散漫
飽きっぽく、ルーチンワークが嫌い
論理的思考が弱く、根拠を説明できない
IT・PC操作に弱い

経理は細かいお金の計算を行う職業です。ミスが許されない仕事のため、几帳面でミスが少なく、数字に強い人が向いています

一方でミスが多く、数字に苦手意識がある人は向いていません。経理になっても長続きしないため、向いていない人は、辞めておいた方が良いでしょう。

エンジニアから経理に転職する人からのよくある質問(Q&A)

この章では、エンジニアから経理に転職する人からのよくある質問(Q&A)について解説します。

  • 未経験で経理職に転職する方法は?
  • 経理で1人前になるのは何年くらいですか?

疑問や悩みがある方は参考にしてください。

筆者

IT業界を辞めたい人向けのおすすめ転職先を紹介しています。
参考にしてみて下さい。

未経験で転職する方法は?

未経験で経理職に転職する方法は?

未経験から経理になるためには、

  • 転職サイトから経理に転職する
  • 社内で部署異動をする
  • 社内キャリアチェンジ制度を利用する

などの方法があります。

未経験で経理になる場合は、未経験歓迎の求人を狙う、社内異動を活用する、簿記資格を取得してアピールする、といった手段があります。

20代であればポテンシャル採用されやすく、転職活動で経理になるパターンが最も実現性が高いです。

>>>経理転職におすすめの転職サイト

1人前になるのは何年くらいですか?

経理で1人前になるのは何年くらいですか?

経理で1人前になるまでの期間は、一般的にはおおよそ3年と言われています。

経理で1人前になるまでの期間は、一般的にはおおよそ3年ほどです。

  • 【1年目】基礎習得・月次業務補助
  • 【2〜3年目】月次決算・税務処理の実務経験
  • 【3年目以降】決算責任者・年次決算対応・経営層との連携

会計知識の習得に日商簿記を取得する場合、働きながら約1〜1.5時間の勉強を30日継続しても、3級で3か月、2級では6か月かかります。

まとめ:ITエンジニアから経理に転職できる|経理の向き不向き

以上で、ITエンジニアから経理に転職できる|経理の向き不向き」の解説を終了します。

下記この記事のまとめです。

ITエンジニアから経理に転職するための具体的なステップは下記の通りです。

  • 経理に必要なスキルや資格を取る
  • 経理特化の転職サイトで求人を探す
  • 転職理由と志望動機を明確にする
  • 転職エージェントで履歴書添削・面接対策

経理になるためには、必要なスキルや資格を身に付けることが大切。しっかり経理の知識を身に付けた上で、転職活動をすると、転職が成功しやすいです。

転職エージェントや社内人事などの人的資本も活用しながら、転職活動を進めるのも良いでしょう。

エンジニアから経理に転職したい方には、経理特化の転職サイトがおすすめです。経理求人が豊富なので、経理職に転職しやすいでしょう。

筆者

SESから転職した経験から
「SESからの転職におすすめの異業種」
も紹介しています。

SESから転職したいエンジニアは、参考にしてみて下さい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次