この記事では、エンジニアなのに資料作りばかりになる理由を解説します。
IT業界で働くエンジニアの中には
ITエンジニアエンジニアだけど資料作りばかり。
つまらない仕事が多い。
資料作りから脱出する方法は?
と悩んでいる人も多いはず。
そこでこの記事では、資料作りばかりになる理由や資料作成から脱却する方法を紹介します。
この記事を読めば下記内容が分かります。
この記事を読み、エンジニアが資料作りばかりになる原因を知り、資料作りから脱却しましょう。





SESから社内SEに転職した筆者が紹介。
エンジニア経験から脱出する方法を解説します。
資料作りばかりが嫌なエンジニアには、自社開発・社内SE特化の転職サイトがおすすめです。SESやSIerの求人が排除されているから、開発業務に従事しやすいです。
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なぜエンジニアなのに資料作りばかりになるのか?


この章では、なぜエンジニアなのに資料作りばかりになるのか?を解説します。
IT業界の構造、文化をもとに、根本原因を紹介します。
- 要件定義・設計書の納品文化
- SESや客先常駐で「穴埋め要員」としてアサイン
- スキルが低く「補助業務」しかできない
資料作り、調整業務を避けたいエンジニアは参考にしてください。
要件定義・設計書の納品文化
エンジニアが資料作りばかりになる要因として、IT業界の「資料納品文化」が挙げられます。
IT業界では、クライアント向けの資料提供が発生します。社外に連携する資料がそもそも多く、高品質な資料が求められるため、資料作りが重要視されます。
- 要件定義書・設計書など、作成する資料が多い
- 社外向け資料が多く、丁寧さ・品質が求められる
- 「手戻り防止」「品質保証」のために大量の資料が必要
特にウォーターフォール型開発では、要件定義書・設計書・テスト仕様書など、フェーズごとに資料作成が必要です。
結果として、IT業界では、資料作りばかりの状況に陥りやすいです。
SESや客先常駐で「穴埋め要員」としてアサイン
SES(システムエンジニアリングサービス)では、「エンジニア=現場に派遣されて働く人材」という広い定義で扱われます。
そのため、「コーディング」「設計」といった開発業務に関わらず、現場の人手不足を補う作業(進捗管理・ドキュメント整理など)にも従事させられることも多いです。
SESでは、雑用要員として扱われることも
- 人手不足を補う作業(進捗管理・ドキュメント整理など)に従事
- 補助要員としてアサイン⇒そもそも開発業務を想定していない
SESの現場では、下級エンジニアとして扱われ、テストや資料作りばかりやらされることも。客先常駐では、エンジニアなのに資料作りばかり、という状況に陥りやすいです。
スキルが低く「補助業務」しかできない(特にIT未経験)
スキルが低いエンジニアは、資料作りや保守などの補助業務に回されやすいです。
当たり前ですが、レベルの低いエンジニアは、重要業務を任されません。開発スケジュールに遅れが出ないよう、影響範囲の少ない資料作りを任されやすいです。
特にIT未経験や新卒エンジニアは、雑用を任されることが多いです。
資料作りばかりやらされているのは、スキル不足が原因かも。スキル不足が原因であれば、スキルアップ、実務経験を積むようにして下さい。
資料作りばかりで感じるエンジニアの不満と限界


この章では、資料作りばかりで感じるエンジニアの不満と限界を紹介します
- スキルが活かせずつまらない
- 意味のない報告資料が多い
- 調整ばかりでくだらない
- キャリアや将来が心配
資料作りばかりやらされているエンジニアは参考にしてください。
スキルが活かせずつまらない
スキルが付かないことは、資料作成業務で最も感じる不満です。
「ExcelやPowerPointばかりで、全くコードが書けていない」と、エンジニアはつまらないと感じやすいです。スキルが付かない状況だと特に辛いでしょう。
資料作りの弊害
- コーディングができず、やりがいがない
- スキルアップ・キャリアアップに繋がらない
- 資料作成スキルは、転職市場で評価されにくい
スキルのつかない資料作成ばかりすると、技術トレンドに取り残され、スキルギャップが拡大する一方。
折角スキルが付くエンジニアになったのに、誰でもできる資料作成ばかりだと、辞めたいと感じてしまいます。
意味のない報告資料が多い
IT業界での資料作りは、意味のない報告資料も多いです。
要件定義書や外部設計書なら、まだ意味がありますが、必要性のない資料作成を依頼されると、くだらないと感じてしまいます。



誰も見ない資料の作成。
意味のない報告資料。
正直無駄な仕事で辛い。
特に「議事録」「誰も読まない資料」「形式だけの資料」などを指示された時は、モチベーションが下がります。
資料作りは、成長やスキルアップに繋がらず、無駄に感じるため、辞めたいエンジニアが数多くいます。
調整ばかりでくだらない
資料作りは調整が発生しやすいのも、エンジニアが辛いと感じるポイントです。
資料作成は、上司がOKというまで、レビュー⇒修正の繰り返しになります。
上司に気に入られる資料を作らなければなりません。
課長や部長の承認も必要になるため、調整ばかりでくだらないと感じます。
キャリアや将来が心配
エンジニアが資料作りばかりしていると、「このままでいいのか?」と将来が不安になります。
コーディングもせず、資料作りをしていると、スキルが積みあがりません。キャリア形成やスキルアップに繋がらないです。
資料作成ばかりしたエンジニアの末路
- 年収が頭打ちになる(市場価値が上がらない)
- 転職できる企業が限られる
- 技術トレンド(例:React、クラウド環境など)に取り残される
開発案件や現場によっては、Excelやパワポで資料作成ばかりやらされることも。
開発業務ができないと、エンジニアとしてスキルアップ、転職ができず、将来が心配になります。
資料作りばかりのエンジニア職・業態


この章では、資料作りばかりのエンジニア職・業態を紹介します。
- SIer(上流工程エンジニア)
- SESエンジニア
- ITコンサル・PMO補助(準エンジニア職)
エクセルや調整業務・資料作りを避けたいエンジニアは参考にしてください。
SIer(上流工程エンジニア)
上流工程に携わるエンジニアは、資料作りばかりになりやすいです。
特にSIerは他のIT職に比べて、他企業との調整業務が多いです。要件定義や打ち合わせなど、取り決めを文書化しなければなりません。
SIerが資料作りばかりになる理由
- 上流工程=ドキュメント中心
- ウォーターフォール開発が多く、すべての工程で文書化必須
- 親会社や顧客への仕様書・レビュー資料提出が求められる。
大手の上流工程では、「資料至上主義」が根付いており、ことあるごとに資料作りが発生します。
SIerは資料作りの多さから、「Excel職人」「パワポ職人」と揶揄されることがあります。
SESエンジニア
SES企業のエンジニアも、配属される案件によっては、資料作りばかりになりやすいです。
SESでは、アサインされる現場によっては、雑務、テスト、データ入力などの業務が任されます。特に未経験エンジニアは、開発ができないため、「資料作成業務」を割り当てられやすいです。
SESで資料作りばかりになるケース
- テストやデータ入力要因としてアサイン
- 保守・運用の案件でマニュアル作成がメイン
- 「補助」要因としての参画
SESでは、常駐先のルールに従う必要があり、顧客の仕様書テンプレに合わせた資料作成が求められます。
資料作りでストレスを感じやすいです。
ITコンサル・PMO補助(準エンジニア職)
ITコンサルは、企業や組織のITに関する課題やニーズを分析し、最適なIT戦略・業務改善の提案と支援を行う専門職です。
開発業務をすることは無く、顧客への提案用の資料作成がメイン業務となります。
ITコンサルの資料作成が多い理由
- 開発実務ではなく、調整・可視化・プレゼンに特化。
- 「分かりやすい資料」を作成する能力が最も求められる
ITコンサルは、プロジェクトマネジメント支援として、進捗管理表・課題管理表・報告資料などを担当します。
開発業務はないため、つまらないと感じるエンジニアも一定数います。
開発に集中できる、資料作成がない職場に転職する方法


この章では、資料作成がない職場に転職する方法を紹介します。
- 自社開発企業への転職
- Web系エンジニアへのキャリアチェンジ
- スキルチェンジを狙って資格取得・学習を進める
- 社内でのアサイン交渉・配置転換を試みる
Excel職人から脱却したいエンジニアは参考にしてください。
自社開発企業への転職
資料作りばかりのエンジニアは、自社開発への転職がおすすめです。
SESやSIerでは、客先依存・非開発業務がつきものです。一方で、自社開発企業は「自分たちのサービスを内製で育てていく」ため、開発に関わる比重が高いです。
- 開発者ファーストな文化が根強い
- クライアント優先の資料納品文化がない
- 自社の裁量で設計・実装・改善まで一貫して担当できる
「自社プロダクト」「内製エンジニア多数」「裁量あり」の記載がある、自社開発に就職できれば、開発業務に従事しやすいです。
資料作りばかりの現状から脱出できるため、自社化初を検討してみてください。
資料作りが嫌なエンジニアには、自社開発特化の転職サイトがおすすめです。SESやSIerの求人が排除されているから、確実に自社開発企業に転職できるでしょう。
- レバテックキャリア
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20,000件以上のエンジニア求人を掲載中。自社開発求人が豊富にあるから、自分に合った自社開発企業を探せる。 - 社内SE転職ナビ
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Web系エンジニアへのキャリアチェンジ
資料作りばかりの場合は、Web系エンジニアへのキャリアチェンジも一つの手です。
Web系エンジニアは、Webサイトやスマホアプリを開発する仕事。SIerなどのウォーターフォール型開発ではなく、アジャイル開発が主流のため資料作成が少ないのが特徴です。
- アジャイル開発が主流で、資料作成が少ない
- Webサイトやスマホアプリ開発がメイン
Web系企業の開発は、資料ベースではなく、成果物ベースで要件を固めます。
そのため作成資料が少なく、コーディングに集中できるため、おすすめの転職先です。
資料作りが嫌なエンジニアには、Web系特化の転職サイトがおすすめです。Web系求人しかないため、確実にWebエンジニアに転職できるでしょう。
スキルチェンジを狙って資格取得・学習を進める
資料作りから抜け出すためには、ITの開発現場で求められるスキルを習得することが重要です。
具体的には、フロントエンド・バッグエンドの開発スキルやインフラ系のスキルが求められます。
スキル領域 おすすめ技術・ツール
- フロント:HTML/CSS、React、TypeScript
- バックエンド:Node.js、Laravel、Spring Boot
- インフラ:Docker、AWS、Terraform
- 管理系:Git、CI/CD、Notion、Jira
特にモダン技術の経験は、旧来のSIer系業務から脱出する鍵になります。
しっかりITスキルを磨くことが、資料作りから脱却する足掛かりとなるはずです。
社内でのアサイン交渉・配置転換を試みる
資料作成ばかりやらされているエンジニアは、社内でのアサイン交渉・配置転換も一つの手です。
今すぐ転職できないときは、社内のプロジェクト異動・技術職へのチェンジも有効。営業や上司、人事部などに相談して、配置転換できるか相談して下さい。
- キャリア面談で「開発業務への志向」を伝える
- 社内公募制度があれば積極的に応募
- 開発部署の業務改善活動に顔を出す
一度ダメもとでも、相談してみることが大切。成果よりも「意志表示」と「継続的アピール」が重要です。
自分の思いを伝えておくことで、案件変更・部署異動できる確率を少しでも高めておきましょう。
まとめ:エンジニアなのに資料作りばかり|原因と抜け出す方法


以上で、「エンジニアなのに資料作りばかり|原因と抜け出す方法」を終了します。
下記この記事のまとめです。
エンジニアなのに資料作りばかりになる理由は下記の通りです。
- 要件定義・設計書の納品文化
- SESや客先常駐で「穴埋め要員」としてアサイン
- スキルが低く「補助業務」しかできない
IT業界では、要件定義書や設計書を、納品物として提出する必要があります。
IT業界特有の「ドキュメント至上主義」「資料納品文化」が、エンジニアを苦しめる要因です。
資料作成が多いIT職種は下記の通りです。
- SIer(上流工程エンジニア)
- SESエンジニア
- ITコンサル・PMO補助(準エンジニア職)
資料作成を避けたいエンジニアには、自社開発特化の転職サイトがおすすめです。SESやSIerの求人が排除されているから、確実に自社開発に転職できるでしょう。



SES企業で客先常駐をした経験から
「SESとSIerはどっちがいいのか?」
という話も書いています。
SESに興味があるエンジニアは、合わせて参考にしてみて下さい。


