この記事では、地方の社内SEに転職した体験談を紹介します。
ITエンジニアや社内SEの中には

田舎の社内SEに転職したい。
地方の社内SEって実際どうなの?
地方エンジニアの給料や働き方を知りたい。
と気になっている人も多いはず。
そこでこの記事では、地方で社内SEをした実体験や働き方や給料の実態を紹介します。
この記事を読めば下記内容が分かります。
この記事を読み、地方の社内SEの実態を知り、地方移住を検討しましょう。





地方の社内SEに転職した筆者が紹介。
田舎に移住した実体験から解説します。
社内SEに転職したいエンジニアには、社内SE特化の転職サイトがおすすめです。SES求人が排除されているから、確実に社内SEに転職できるでしょう。
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地方の企業って実際どうなの?働き方・勤務場所について


この章では、地方の企業って実際どうなの?働き方・勤務場所について解説します。
筆者は数年前に地方の社内SEに転職しました。田舎でエンジニアとして働く日々を紹介します。
- 筆者の会社:千葉の外房地域の小売企業
- 東京から地方に移住した
- 週1,2回はリモート勤務
- 車通勤で、満員電車から解放
筆者の社内SE体験談を知りたい方は参考にしてください。



小売業界の社内SEに転職した経験から解説します!
筆者の会社:千葉の外房地域の小売企業
筆者の会社は千葉県の外房地域に位置しています。
千葉の海沿いに本社がある小売企業で、社内SEとして働いています。
筆者が勤める会社
特定される恐れがあるため、詳細は割愛しますが、会社の概要は上記の通りです。
会社から太平洋を一望できる程度の田舎で働いています。
東京から地方に移住した
元々は東京のSES企業で働いていましたが、客先常駐の働き方に嫌気が差し、転職を決意しました。
結婚などのイベントもあり、東京から田舎への転職をすることになりました。
地方に移住した理由
- 結婚を機に生活環境を変えたかった
- 満員電車が嫌い
- 都会の息苦しさに疲れた
地方の企業に転職した主な理由は、都会の喧騒に疲れたことです。
またSESの働き方が嫌だったため、なるべく地方の社内SEに転職しようと考えました。
週1,2回はリモート勤務
筆者が勤めている会社は、地方の企業ではありますが、週1,2回の頻度でリモート勤務できています。
田舎の企業は、リモート環境が整備されていない、と思われがちですが、意外と在宅できています。
システム開発や資料作成などの一人でできる仕事のときは、リモート勤務しています。
ただ地元の方と話をしていると、「地方の企業はリモートができない」とよく聞くので、リモートできない可能性も考慮しておいてください。
車通勤で、満員電車から解放
東京から地方の企業に転職したことで、満員電車から解放されました。
地方の企業なので、会社に駐車場が完備されており、誰でも車通勤可能です。そのため自宅から30分ほどかけて、車通勤しています。
田舎での車通勤は、人と接するのが嫌いな筆者にとっては、かなりの天国です。
都会で働いていたときは、東西線や山手線などの満員電車で疲弊していましたが、今は非常に楽です。
車通勤しやすいことは、地方企業の大きなメリットだと言えますね。
正直、地方企業の社内SEへの転職は難しかった


この章では、地方企業の社内SEへの転職は難しかったという話をします。
筆者は東京のSES企業から地方に転職しましたが、その転職活動にかなり手こずりました。ここでは実体験から、地方社内SEへの転職は難しいという話をします。
- まず伝えたいのは、転職がかなり難しいということ
- 田舎はとにかくエンジニア求人がなかった
- 4ヶ月ほど転職活動していた
地方のエンジニア転職に興味がある方は参考にしてください。
まず伝えたいのは、転職がかなり難しいということ
地方エンジニア転職に興味がある人に、まず伝えたいことは、地方の社内SEへの転職はかなり難しいということ。
難しいと感じた理由は以下の通りです。
地方の社内SE転職は難しい
- そもそもエンジニア求人がほとんどない
- 人気が高く、競争が激しい
- 求人が中小企業ばかり
- 優良企業やホワイト企業が少ない
地方の企業への転職は、かなり難航しました。
エンジニアの求人がほとんど無かったため、トータルで4ヶ月程、転職活動をしていました。
田舎はとにかくエンジニア求人がなかった
田舎はとにかくエンジニア求人がありません。
そもそも応募できる求人がないため、応募することすらできず、チャンスが少ないです。そのため転職活動が難航しました。
転職活動時は、応募する求人を増やすために、5社ほど転職サイトに応募しました。そして、社内SE求人に、手当たり次第に応募しまくりました。
地方の社内SEに転職する場合は、複数の転職サイトに登録しておくのが良いと感じました。
地方の社内SEに転職したい方には、社内SE特化の転職サイトがおすすめです。社内SEや情シス求人が多いので、ぜひ利用してみて下さい。
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社内SE専門の転職サイト。SEGAやDeNAなどの大手企業の社内SE求人が豊富。※土曜祝日の面談もOK - レバテックキャリア
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20,000件以上のエンジニア求人を掲載中。自社開発求人が豊富にあるから、自分に合った自社開発企業を探せる。 - TechGO(テックゴー)
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4ヶ月ほど転職活動していた
転職活動はトータル4ヶ月程していました。
応募できる求人が少なかったため、面接対策をする時間よりも、求人を探す時間の方が長かったです。
面接では、「なぜ東京から地方に移住したのか?」「SESから転職した理由は何か?」など、転職先を地方にした理由をメインに聞かれました。
20社ほど応募し、内定は2社様から頂きました。長期戦になりましたが、無事転職先が決まってよかったです。
詳しい社内SEの転職体験談は、下記の記事を参考にしてください。
地方社内SEマンの給料・年収・仕事内容について


この章では、地方社内SEマンの給料・年収・仕事内容を紹介します。
- 月給は手取り24万円程度
- 年収は450万円くらい
- システム開発・問い合わせ対応がメイン
地方の社内SEの実態に興味がある方は参考にしてください。



地方エンジニアの給料事情をぶっちゃけます。
月給は手取り24万円程度(アラサー社員)
筆者の手取り月収は大体24万円でした。
基本給に、資格手当や住宅手当を合わせ、社会保険料を差し引くと、手取りが24万円前後となります。
地方社内SEの月給の内訳
職務給:+230,000円
住宅手当:+5,000円
資格手当:+40,000円 ※基本情報技術者
超勤手当:+9,817円※残業代
社会保険計:-41,733円
合計:約24万円
残業代が平均すると、1万円程度のため、比較的残業少なく、ホワイトな環境で働けています。
年齢はアラサーなので、都市部の平均年収より、低い水準となっています。
年収は450万円くらい(転職前から年収ダウン)
年収は大体450万円くらいです。
地方は都市部に比べると、年収が低い傾向にあります。


上記のように、東京や神奈川の年収が高く、地方になるほど年収は低くなります。
筆者の場合も東京から地方に転職して、前職と比べて年収は下がりました。
しかし地方に転職した分、家賃は半分以下になり、生活費が7割ほどになりました。結果としてトータルの貯金額は増えました。
システム開発・問い合わせ対応がメイン
現在は会社の情報システム部のメンバーとして働いています。
社内SEとして、店舗からの問い合わせやベンダーとのやり取り、システム導入を行っています。
筆者の業務内容
- システム連携処理の開発
- 問い合わせ対応(ヘルプデスク)
- ベンダー調整
基本的には都会の社内SEと、勤務内容は変わりません。
ただ地方企業のため、ベンダーとの打ち合わせは基本的にリモートで行っています。
地方の社内SEに転職する際の注意点


この章では、地方の社内SEに転職する際の注意点を解説します。
実際に田舎の企業に転職した経験から、失敗しない転職方法を解説します。
- 転職サイトに複数登録し、求人の見落としを減らす
- 社内SE特化の転職サイトを活用する
- 長期的に転職活動に取り組む
- 年収ダウンは覚悟しておく
社内SEへの転職で失敗したくない人は参考にしてください。



実際にSESから社内SEに転職した実体験から
注意点を紹介します。
転職サイトに複数登録し、求人の見落としを減らす
地方の社内SEに転職する場合は、できるだけ多くの転職サイトに登録して下さい。
地方の社内SE求人はレアなので、見落とさないことが大切です。
地方は社内SE求人が少ない⇒少しでも見落としがないよう複数サイトに登録
実際に筆者は社内SEに転職しようとしましたが、応募できる求人が少なく、転職活動が難航しました。
下記社内SEの求人が多い転職サイトを紹介していますので、公式サイトをチェックしてみて下さい。
転職サイト | 特徴 | おすすめ度 | 求人数 | 年齢 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
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社内SE特化の転職サイトを活用する
社内SEに転職したいエンジニアは、社内SE特化の転職サイトを利用しましょう。
社内SE特化の転職サイトは、SESやSIerなどの求人が排除されているため安心。確実に社内SEに転職できます。
社内SE特化の転職サイトのメリット
- SESやSIerなどの求人が排除
- 地方のレアな社内SE求人が豊富
- 院内SE、公務員エンジニアなどの求人も
メリットも多いため、社内SEに転職したいのであれば、積極的に活用していきましょう。
長期的に転職活動に取り組む
地方へのエンジニア転職は、長期的に転職活動に取り組みましょう。
地方のIT企業は、都会に比べて求人数が少なく、目ぼしい求人がありません。優良企業の求人自体が少ないため、なるべく長期目線で転職活動に取り組むようにして下さい。
焦って転職活動をすると、地方のよくわからないブラックIT企業に就職してしまう可能性があります。
優良企業でかつ社内SEに転職するために、長期的視野が大切です。
年収ダウンは覚悟しておく
地方の企業に転職するときは、年収ダウンは覚悟しておきましょう。
都市部と地方では、1割ほどの年収格差があると言われています。厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、2022年の東京都の平均年収は約489万円であるのに対し、全国平均は約436万円となっています。


上記のように、都市部と地方では、1割ほどの年収格差があります。
実際に筆者も、東京のIT企業から地方の企業に転職したときに、年収は微減しました。
地方転職は、年収が下がりやすいため注意して下さい。
田舎の社内SEのメリットデメリット


この章では、田舎の社内SEのメリットデメリットを紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
生活コストが低い 通勤ストレスが少ない 自然や落ち着いた環境で生活できる 副業・起業のチャンスが多い 地域貢献性の高い仕事ができる | キャリアアップの機会が少ない 平均年収が低い(都会の1割減) スキルアップ支援が乏しい 会社の選択肢が少ない プロジェクトが小規模 |
地方に転職したいエンジニアは参考にしてください。



田舎SEのメリットとデメリットを知り
自分に合っているか確認してみましょう
田舎エンジニアのメリット
田舎の社内SEのメリットは下記の通りです。
- 生活コストが低い
- 通勤ストレスが少ない
- 自然や落ち着いた環境で生活できる
- 副業・起業のチャンスが多い
- 地域貢献性の高い仕事ができる
地方の社内SEの一番のメリットは、通勤ストレスがないこと。満員電車ではないため、座席に座れますし、自動車通勤も可能です。
また生活コストが低く、自然の中で働けるため、都会に比べてストレスなく過ごせます。
田舎エンジニアのデメリット
田舎の社内SEのデメリットは下記の通りです。
- キャリアアップの機会が少ない
- 平均年収が低い(都会の1割減)
- スキルアップ支援が乏しい
- 会社の選択肢が少ない
- プロジェクトが小規模
地方エンジニアの一番のデメリットは、キャリアアップの機会が少ないこと。
プロジェクトが小規模で、周りにスキルの高い人がいないため、成長が難しいです
都会に比べてIT投資の予算が小規模なので、大胆なIT戦略が立てられないのも辛いところです。
まとめ:【田舎移住】地方の社内SEに転職しました|給料事情や働き方


以上で、「地方の社内SEに転職した体験談|給料事情や働き方」の解説を終了します。
下記この記事のまとめです。
給料・年収・仕事内容は下記の通りです。
- 月給は手取り24万円程度
- 年収は450万円くらい
- システム開発・問い合わせ対応がメイン
月給は手取りに直すと、24万円程度です。アラサー社員の24万円のため、東京の年収に比べると、やや低めだと言えます。
地方の社内SEは転職が難しいため、転職は工夫する必要があります。
田舎の社内SE求人を見つけたい方は、社内SE特化の転職サイトを利用するようにして下さい。
筆者が勤める会社
筆者は情報システム部に在籍しており、システムの問い合わせ対応やベンダー調整を行っています。
地方の企業に転職すると、リモートワークが難しいため注意が必要です。



社内SEに転職した経験から
「社内SEが勝ち組なのは本当か?」
についても解説しています。
社内SEに転職したいエンジニアは、参考にしてみて下さい。

