この記事では、IT未経験の30代はSESに転職できるのか？について解説します。
エンジニアを目指すIT未経験の中には
IT未経験30代からエンジニアに転職できる？
IT未経験からSESに転職する方法を知りたい。
と悩んでいる人も多いはず。
そこでこの記事では、30代IT未経験がSESに転職する方法や求められるスキルを紹介します。
この記事を読めば下記内容が分かります。
この記事を読み、30代未経験エンジニアが、確実にSESに転職する方法を知りましょう。
筆者実際に未経験からSESに転職した筆者が紹介。
SESに転職した実体験をもとに解説します。
30代未経験エンジニアには、IT業界特化の転職エージェントがおすすめです。履歴書添削や面接対策、無料のITスクールも利用できるので、転職成功に近づけます。
- ＠PRO人
【公式サイト】＠PRO人
アドバイザーがIT業界経験者だから安心。履歴書添削や面接対策を行ってくれる - テックハブニュービー
【公式サイト】テックハブニュービー
未経験からITエンジニアを目指す方の転職をサポート。オリジナルの実践型カリキュラムを無料で利用できる！ - ウズカレIT
【公式サイト】ウズカレIT
入社後の定着度は93.6%で、自分に合った優良企業に転職できる。完全無料でITスクールを利用も可能。
30代未経験でSESを目指す人が直面する課題
この章では、30代未経験でSESを目指す人が直面する課題を紹介します。
- 年齢による学習スピード・体力面の不安
- 研修が薄いIT企業では挫折しやすい
- 年収ダウン・生活のクオリティのダウン
30代からエンジニアを目指す人は参考にしてみて下さい。
年齢による学習スピード・体力面の不安
30代になると、新しい知識の習得スピードが20代より落ちる傾向があります。
特にプログラミングやネットワークの基礎をゼロから学ぶ場合、理解や定着に時間がかかりやすいです。
このような学習スピードの低下が、30代未経験からのSES転職で障害になり得ます。
学習スピード・体力面の解決策
- 勉強習慣をルーティン化（毎日1〜2時間の積み重ね）
- 体力に不安がある人は「開発」より「社内SEやヘルプデスク」スタートを検討
30代未経験からの転職は、20代よりも努力が必要になります。
学習スピードの面で20代に劣るため、転職前から勉強習慣を身に付けておくことが大切です。
研修が薄いIT企業では挫折しやすい
SES企業の中には「未経験歓迎」と謳いながら、研修が数週間だけで現場に丸投げするケースが少なくありません。
研修が不十分だと、現場で思うように成果が出せず、早期離職につながるケースが多いです。
結果的に「30代で短期離職」という転職市場で不利な経歴が残るリスクも。
30代未経験から転職する場合は、研修の充実しているIT企業に転職するようにして下さい。
年収ダウン・生活のクオリティのダウン
30代で未経験からエンジニア転職すると、年収ダウンは避けられません。
年収が下がり、生活の質が下がるため、家族や生活に影響を与えることは注意しておきましょう。
- 年収ダウンは覚悟
- 家族にはリスクがあることを報告
- 転職活動の長期化を考慮し、貯金100万円は確保
未経験からSESに転職することは可能ですが、生活リズムが変化しやすいです。
労働環境はダウンすることは、覚悟しておきましょう。
IT未経験の30代はSESに転職できる！その理由
この章では、IT未経験の30代はSESに転職できる！その理由を解説します。
なぜ未経験でもSESに転職できるのか？その理由を3つ紹介します。
- IT業界では深刻なエンジニア不足
- 実力至上主義で経歴は関係ない
- SESは社員が増えるほど利益を得られるビジネス
30代未経験エンジニアは参考にしてみて下さい。
筆者筆者が働いていたSES企業でも、
30代からエンジニアになる人が沢山いました。
IT業界では深刻なエンジニア不足
日本のIT業界は人手不足のため、30代未経験でも転職先が見つかりやすいです。
実際にITエンジニアの深刻な人手不足が、公的機関の調査で明らかとなっています。
上記のグラフはみずほ情報総研株式会社が調査した『IT人材需給に関する調査』です。
グラフを見ると「日本のIT人材は2030年に30万人不足する」という調査結果が分かります。このようなエンジニア不足の現状があるため、どこの企業もエンジニアを欲しています。
エンジニアが不足しているため、30代未経験であっても、意欲があれば、採用されやすいです。「未経験OK」の求人も多いため、十分転職することは可能でしょう。
筆者筆者の会社でもは3割くらいは
30代未経験の人でした。
実力至上主義で経歴は関係ないから
IT業界は実力至上主義で経歴はあまり関係ないため、30代未経験からでもSESに転職可能です。
IT業界は他の業界に比べて、業界歴はあまり考慮されません。経験や実績よりも、スキルの高さの方が重視されます。
最悪、経験がなくても、活躍できるITスキルさえあれば、生き残れるのがITエンジニア。筆者の周りにもニートからエンジニアになった人や自衛隊からエンジニアになった人まで幅広くいます。
筆者の周りにいた凄い経歴のエンジニア
筆者の周りに異色の経歴の人が数多くいたため、30代未経験からでも、しっかり勉強してスキルさえ身に付ければ、エンジニアになれます。
SESは社員が増えるほど利益を得られるビジネスだから
SES(システムエンジニアリングサービス)は、社員が増えるほど利益が得られるビジネスです。
そのためSESでは、利益を増やすために、未経験でも採用されやすいです。
SESのビジネスモデル
- 自社のエンジニアをクライアントに提供
- 提供したエンジニアの数が多いほど、企業の利益が高くなる
- 結果的に、未経験でも積極的に採用する
SESは人売りビジネスモデルであるため、積極的にエンジニアを採用します。
SESのビジネスモデルがあるため、未経験のエンジニアでも、比較的採用されやすいです。30代未経験からでも、やる気と意欲があれば、採用されやすいのがSES企業です。
エンジニア未経験の30代がSES転職のためにすべきこと
この章では、エンジニア未経験の30代がSES転職のためにすべきことを紹介します。
- ITスキルを磨き市場価値を高める
- IT特化の転職エージェントに相談する
- IT系の資格を取得する(基本情報や応用情報など)
- ポートフォリオを作成する
30代からのエンジニア転職を成功させたい方は参考にしてみて下さい。
ITスキルを磨き市場価値を高める
30代のIT未経験は、まずITスキルを磨き、市場価値を高めることが大切です。
日本のIT業界は人手不足で就職しやすいですが、とはいえ未経験の人が誰でも就職できるわけではありません。
30代未経験からSESに転職したいのであれば、ITスキルを磨くようにして下さい。
独学でも構わないので、IT資格取得やプログラミングスキルをやっておくと、面接で受かりやすくなります。
何かしら勉強しておくことで、知見が広がり、面接で話すネタにもなるため、未経験でも少しくらいはITについて勉強しておきましょう。
IT特化の転職エージェントに相談する
30代未経験からSESに転職したい場合は、IT特化の転職エージェントに相談するようにして下さい。
IT特化の転職エージェントは、エンジニア転職のプロ。求人の探し方や面接の受け答えなど、様々なテクニックを教えてくれます。
IT転職エージェント未経験でも入れるSES企業を紹介します。
未経験が応募すべきIT求人を教えます。
履歴書添削、面接対策もサポートします。
履歴書添削や面接対策など様々なサポートが付いており、未経験からのSES転職をサポートしてくれます。
転職活動が不安であれば、転職エージェントなどの人的資本を活用するようにして下さい。
未経験でも利用できるIT転職エージェントがあります。興味のある方は、ぜひチェックしてみて下さい。
- ＠PRO人
【公式サイト】＠PRO人
アドバイザーがIT業界経験者だから安心。履歴書添削や面接対策を行ってくれる - テックハブニュービー
【公式サイト】テックハブニュービー
未経験からITエンジニアを目指す方の転職をサポート。オリジナルの実践型カリキュラムを無料で利用できる！ - ウズカレIT
【公式サイト】ウズカレIT
入社後の定着度は93.6%で、自分に合った優良企業に転職できる。完全無料でITスクールを利用も可能。
IT系の資格を取得する(基本情報や応用情報など)
30代の未経験からSESに転職したい場合は、1つか2つはIT系の資格を取得するようにして下さい。
おすすめのIT資格は以下の3つです。
30代未経験エンジニアにおすすめの資格
- 基本情報技術者試験（基礎レベルのIT国家資格）
- CCNA（ネットワークの基礎知識から応用まで）
- ITパスポート（ハードウェアやソフトウェアの概念）
上記の3つは、IT未経験でも比較的取りやすいおすすめIT資格です。
資格を取っておくと、勉強する意欲を面接官にアピールできます。資格を取れば、書類選考や面接に受かりやすくなるため、最低一つは取っておくようにして下さい。
ポートフォリオを作成する
30代未経験からSESに転職したい方は、ポートフォリオを作成するのがおすすめです。
ポートフォリオは自分のITスキルを証明する制作物。自作のWebサイトや、ブログ記事、開発アプリなどの成果物がポートフォリオです。
ポートフォリオは履歴書に記載でき、自分の実力をアピールできるため、制作しておくと良いでしょう。
- Webアプリ
- スマホアプリ・スマホゲーム
- 技術ブログ
- Webサイト
30代のIT未経験のエンジニアがポートフォリオを履歴書に記載できれば、書類選考に受かりやすくなります。
他のエンジニアと差別化できるため、ポートフォリオを作成しておきましょう。
30代未経験エンジニアに求められるITスキル
この章では、30代未経験エンジニアに求められるITスキルを紹介します。
- 自発的に学習する姿勢
- 基本情報技術者試験レベルのIT知識
- プログラミングの基礎知識
何から始めていいか分からない人は参考にしてみて下さい。
自発的に学習する姿勢
未経験エンジニアに一番求められる能力は、自発的に学習する姿勢です。
エンジニアに最も必要な能力は、自発的に学び続ける力です。IT業界は進化が激しく、勉強し続けないと、技術に置いていかれるからです。
そのため、エンジニアになった後でも活躍できるよう、自発的に学習する姿勢は意識しておきましょう。
IT未経験が就職する際にアピールできるのは、素人に毛が生えたITスキルと心意気だけです。30代未経験エンジニアがアピールできるのは、自発的に学習する姿勢くらいなので、その気持ちだけは忘れずに持っておきましょう。
筆者SES企業の採用担当者は、意外とやる気や意欲を大切にしていますよ
基本情報技術者試験レベルのIT知識
30代未経験エンジニアには、基本情報技術者試験レベルのIT知識が求められます。
基本情報はエンジニアの登竜門的な立ち位置の資格です。エンジニアとしての基礎的な知識が網羅的に学べる資格なので、かなりおすすめです。
30代未経験エンジニアが、知っておくと良い資格は他にも挙げられます。
- 基本情報技術者試験（基礎レベルのIT国家資格）
- CCNA（ネットワークの基礎知識から応用まで）
- ITパスポート（ハードウェアやソフトウェアの概念）
上記のIT資格は、未経験エンジニアにおすすめです。持っているだけで、書類選考に通過しやすくなるため、取得するようにして下さい。
資格を取ると、学習する意欲も面接官にアピールできるため、面接で有利になりやすいです。
プログラミングの基礎知識
30代からSESに転職する人には、必要最低限のプログラミング知識も求められます。
独学でも良いので、プログラミングで何かアプリを開発しておくことをお勧めします。
ちょっとしたプログラミングの基礎知識
- プログラミングで軽くアプリ開発
- プログラミングのスクールに通う
ちょっとしたことでも良いので、何かしらプログラミングでアプリを開発しておきましょう。
そうすれば面接での話のネタになりますし、自発的な学習をアピールできますから。
30代のIT未経験がSES以外に転職することは可能か？
この章では、30代のIT未経験がSES以外に転職することは可能か？を解説します。
- 正直、自社開発や社内SEへの転職は難しい
- SESからITキャリアをスタートさせるのが良い
- どうしても自社開発などに転職したい場合は、転職を工夫する
自社開発への転職を検討している人は参考にしてみて下さい。
筆者IT未経験は転職先がSESしかない件
についても解説しています。
正直、自社開発や社内SEへの転職は厳しい
30代の未経験エンジニアが、自社開発や社内SEに転職するのはかなり厳しいです。
そもそもエンジニア経験者でも、転職は難しく、自社開発や社内SEはかなりの狭き門です。就職倍率もSESに比べて、遥かに高いです。
未経験が自社開発や社内SEに転職するのは厳しい
- 人気で他のエンジニアからの応募が多い
- 非公開になっていることが多く、そもそも求人に応募できない
- エンジニア経験がないと、書類選考の時点で落とされる
未経験エンジニアが、競争率の高い自社開発や社内SEに転職するのは無謀。
それも30代であれば、さらに転職は難しくなるでしょう。
SESからITキャリアをスタートさせるのが良い
個人的には30代未経験のエンジニアは、SESからキャリアをスタートさせるのが良いと思います。
SESは比較的簡単に就職できますし、就職後もスキルを身に付けやすいです。数ヶ月置きに働く案件が変わるため、様々なスキルを吸収しやすいです。
- SESは様々な現場を経験できる
- プログラミングの業務が多く、開発の基礎を学べる
- 比較的就職しやすい
そもそも未経験エンジニアが自社開発に転職するのは厳しいです。そのためまずはSES企業で経験を積み、その後にSES以外に転職すると良いでしょう。
筆者未経験エンジニアはSESで経験を積むのがおすすめ。
実際に筆者もSESで様々なスキルを学びました。
どうしても自社開発などに転職したい場合は、転職を工夫する
どうしてもSES以外の企業に転職したい30代未経験は、転職活動を工夫しましょう。
未経験がSES以外に転職するのは難しいため、自分で努力できる部分は最大限努力しましょう。ポートフォリオを作成したり、資格を取ったり、プログラミングスクールに通ったり。
何かしら自分の行動を他の人と差別化するのが大切です。
また、自社開発や社内SEに転職したい場合は、自社開発・社内SE特化の転職サイトを利用しましょう。SES以外の求人が排除されているため、確実にSES以外に転職することが可能です。
まとめ：IT未経験の30代でもSESに転職できる
以上で、「IT未経験の30代はSESに転職できる｜転職方法」の解説を終了します。
下記この記事のまとめです。
IT未経験の30代でもSESに転職できる理由は下記の通りです。
- IT業界では深刻なエンジニア不足だから
- 実力至上主義で経歴は関係ないから
- 未経験OKの求人は多いから
自分に合った転職方法が合あれば、ぜひ実践してみて下さい。
30代未経験エンジニアには、IT業界特化の転職エージェントがおすすめです。履歴書添削や面接対策、無料のITスクールも利用できるので、転職成功に近づけます。
30代未経験から自社開発に転職するのは厳しいです。自社開発や社内SEは競争が激しいため、未経験エンジニアは受からないでしょう。
まずは未経験からSESに就職して、スキルアップを目指す。そしてその後、SESから自社開発に転職すると良いでしょう。
未経験エンジニアにおすすめの転職系サイトも、合わせて参考にしてみて下さい！
筆者SESで3年間働いた経験から
「未経験からのSESはかなり辛い」
という話もしています。
SESへの転職を考えている未経験エンジニアは、参考にしてみて下さい。
