この記事ではSESを辞めてよかった体験談を紹介します。
SES企業で働くエンジニアの中には
SESエンジニアSESを辞めたいけど辞めて良いのかな？
実際にSESを辞めた人の体験談を知りたい。
と気になっている人も多いはず。
そこでこの記事では、SESを辞めてよかった体験談やSESから社内SEに転職して良かったことなどを紹介します。
この記事を読めば下記内容が分かります。
この記事を読み、SESを辞めたよかった体験談を知り、SESを辞めるか検討してみましょう。
筆者SESから社内SEに転職した筆者が紹介。
SESを辞めた実体験をもとに解説します。
SESを辞めたいエンジニアには、自社開発・社内SE特化の転職サイトがおすすめ。SES企業の求人が排除されているから、確実にSESから脱出できおすすめです。
SESを辞めてよかったと感じた体験談
この章ではSESを辞めてよかった感じた体験談をご紹介します。
筆者はSES企業で3年ほど働いたのちに、社内SEに転職しました。SESを辞めて振り返ってみると、辞めてよかったと感じたことがたくさんありました。
ここではそんなSESを辞めた時に感じたよかったことを紹介します。
- 客先常駐の孤独から解放された
- 遠い現場に配属されるリスクがなくなった
- スキルの身につかない現場から脱出できた
- シンプルに年収が上がった
SESを辞めたいと悩んでいるエンジニアの参考になれば嬉しいです。
筆者実際にSESから社内SEに転職した筆者が解説。
実体験からSESを辞めてよかった理由を紹介します。
客先常駐の孤独から解放された
客先常駐の孤独感から解放されたことが、何よりもSESを辞めてよかったことでした。
筆者は人見知りで、コミュニティに馴染むのが得意ではありませんでした。ですがSES企業で働くと、数ヶ月置きに現場が変わり、その度に人間関係の構築をしなければならないです。
人見知りの筆者にとって、この客先常駐での人間関係がとにかく苦痛でした。
常駐先では孤独だった
筆者人見知りで客先社員と馴染めない。
いつも独りでお昼ご飯。
仲良くないから気軽に質問もできない。
筆者はとにかく人見知りで、新しい現場に配属されても馴染めず、常に孤独感を抱えていました。
客先常駐の「初めまして⇒さようなら⇒初めまして」の繰り返しがとにかく辛かったです。
このような客先常駐の人間関係から解放されたことが、何よりもSESを辞めてよかったと感じたことでした。
SESから社内SEに転職して、今は社内の決まったメンバーと働ける喜びを感じています。
遠い現場に配属されるリスクがなくなった
遠い現場に配属されるリスクがなくなったことも、SESを辞めてよかったと感じた要因です。
SES企業で働いていると、案件変更のたびに常駐先が変わります。ある現場では渋谷で働き、ある現場では東陽町で働き、と職場がコロコロ変わります。
この現場変更の際に、遠い現場に配属されることが、かなり辛かったです。
- 通勤に2時間かかる現場に配属される。
- 東京のIT企業なのに、長野県の案件にアサインされる。
- リモートワークできない現場にアサインされる。
SES企業の中には、エンジニアの都合を考慮せず、遠い現場に配属する企業も存在します。
このようなブラックSESで働いていると、誰でもSESを辞めたいと感じるはず。
社内SEに転職し、遠い現場に配属されるリスクから解放されたことが、SESを辞めてよかった理由の１つです。
スキルの身につかない現場から脱出できた
スキルのつかない現場から脱出できたことも、SESを辞めてよかった要因です。
SESで客先常駐などをしていると、常駐先によって仕事内容が異なります。高いITスキルを要求される現場もあれば、単純作業ばかり指示される現場もあります。
スキルがつかない現場に配属されると、エンジニアとしてレベルアップできないため、かなり辛いです。
- SEの仕事とは程遠い、単純作業ばかりやらされる。
- 現場で放置されて作業がない。
- 噂によるとコールセンターや家電量販店などに配属されることも…。
上記のような、スキルのつかない常駐先にアサインされることもあります。
運が悪いとヤバい現場に配属され、単純作業ばかりやらされてしまいます。
このような現場ガチャから脱出できたこともSESを辞めてよかった要因です。
シンプルに年収が上がった
SES企業から社内SEに転職して、年収が上がったことが嬉しかったです。
筆者は客先常駐の辛さが限界に達して、逃げるようにSESから転職しました。ですが、いざ転職活動をしてみると、意外と転職先はすぐに見つかり、社内SEに転職できました。
SES企業での勤務経験が評価され、年収もUPしました。
転職前と転職後の年収の違い
SES時代の年収：300万円台
社内SEでの年収：400万円前後
年収も上がりましたし、労働環境も改善されたため、辞めてよかったと感じています。
むしろSESで3年間働いて、300万円だったことが、SESに搾取されていたのだなと、悲しくなりました。
SES企業は下請けの案件が低く、単価が安くなりがちです。スキルがあっても、年収が低くなりやすいのだと思います。
SESから社内SEに転職したい人には、社内SE特化の転職サイトがおすすめです。SES企業の求人が排除されているから確実に社内SEに転職できるでしょう。
SESを辞めて社内SEに転職してよかったこと
この章では、SESを辞めて社内SEに転職して良かったこと解説します。
筆者はSES企業で約3年間働いたのちに、社内SEに転職しました。実際にSESから社内SEに転職して良かったと感じたことが1万個くらいあります。
ここでは辞めてよかったことを厳選して4つご紹介します。
- 客先常駐なしで、社内のメンバーにサポートしてもらえる。
- 社内のDX推進に参加でき、レベルアップしている感じがする
- 現場がコロコロ変わらないから、専門性が高まる
- 客先常駐を辞めたい気持ちから解放された
SESから社内SEに転職した人の体験談を知りたい方は参考にしてみて下さい。
筆者社内SEに転職して良かったことが沢山あります。
その中から厳選して4つ紹介します。
客先常駐なしで、社内のメンバーにサポートしてもらえる。
客先常駐なしで、社内のメンバーにサポートしてもらえることが、SESを辞めて一番良かったことです。
SES企業で働いていた時は、客先常駐の孤独感がとにかく辛かったです。常駐先というアウェーで働いていたため、いつも肩身が狭く、客先社員と仲良くなれませんでした。
ですが社内SEに転職してからは、客先常駐なしで自社で働けています。決まったメンバーとコミュニケーションが取れるため、人見知りの筆者にとっては天国です。
社内SEは客先常駐なし
・同じ会社の社員とコミュニケーションが取れる。
・常駐先の社員に取り繕う必要がない。
・気楽に話しかけられる
SESから解放されて、現場配属が無くなったため、決まった仲間とコミュニケーションが取れます。
常駐先社員に媚びを売る必要もないため、仕事上のコミュニケーションが楽になりました。
それだけでもSESから社内SEに転職してよかったと感じます。
社内のDX推進に参加でき、レベルアップしている感じがする
SESを辞めて社内SEに転職したことで、社内のDX推進に参加できるようになりました。
会社の機密情報になるため、詳細はここに書けませんが、今は社内SEとしてDX推進に携わっています。社内の基幹データに対して、BIツールを活用し、社内データを可視化するプロジェクトに参画しています。
社内SEとなり社内DX推進に参加できた。SES企業にいたら、現場で働いていたから、絶対に自社プロジェクトに参加できなかった。
実際に社内DX推進に参加することで、レベルアップしているかは分かりません。ですが会社の重要なIT経営に参加できている喜びをかみしめられています。
SES企業では味わえなかった、会社のために働けている実感。
これを味わえただけで、SESを辞めてよかったです。
現場がコロコロ変わらないから、専門性が高まる
社内SEは現場が変わらず、同じプログラミング言語を扱えるため、専門性が高まります。
SESで客先常駐をしていると、現場がコロコロ変わることがネック。ある現場ではC#、ある現場ではPythonと言ったように、使う言語がコロコロ変わります。
SESで仕事をすると、器用貧乏な専門性の低いエンジニアになり、年収が上がりにくいです。
ですが社内SEに転職することで、同じ技術を扱えるようになり、専門性が高まりました。
社内のDX推進に携わり日常的にBIツールを触ることで、データ分析のスキルが身に付く。社内システムをJavaで開発することで社内のJavaの専門家に。
と言ったように同じ技術を触り続けることで、ITスキルに専門性が増しました。
専門性を高められたため、SESを辞めてよかったと今は感じています。
客先常駐を辞めたい気持ちから解放された
SESを辞めて社内SEに転職したことで、客先常駐を辞めたい気持ちから解放されました。
客先常駐の現場で働いている時は、とにかく辞めたいという考えが頭を支配していました。
辞めたい気持ちで頭がいっぱいだった
筆者常駐先に行きたくない気持ちが頭を支配。
客先社員と打ち解けられない辛い日々。
とにかくSESを辞めたかった。
SES企業にいた時は、SES企業のビジネスモデルを憎み、とにかく客先常駐を呪い続ける日々でした。
辞めたい気持ちが頭を支配していたため、生産性も下がり、よく怒られていました。
ですが社内SEとなり、自社でのんびり働けてかなり仕事が気楽になりました。心がすっきりすると生産性も高まり、仕事のモチベーションがUP。良い効果が生まれています。
SESを辞めて社内SEに転職するまでの流れ
この章ではSESを辞めて社内SEに転職するまでの流れをご紹介します。
筆者はSES企業で3年間働いたのちに、小売業系の社内SEに転職しました。どのような手順でSESを辞めて転職したのか？実体験を紹介します。
とにかく客先常駐が辛かった。
SES企業の求人に騙されないよう工夫した。
SESに転職しないよう「社内SE」求人だけに応募した。
競争率の高い社内SEに受かるために、転職理由を徹底的に考えた。
退職を決意してから3ヶ月程で社内SEになれた
実際にSESを辞めたエンジニアの体験談を知りたい方は、参考にしてみて下さい。
筆者社内SEに転職したいエンジニア向けに解説します。
客先常駐の現場で辛いことがあり退職を決意
筆者はSES時代、客先常駐で取引先に常駐して働いていました。その現場で辛いことがあったため、SESを辞めることを決意しました。
元々人見知りでコミュニケーションが苦手だったため、客先常駐がとにかく嫌でした。嫌な気持ちを抱えていましたが、それもとうとう限界に達しました。
SESの退職を決意した瞬間
- 客先常駐の現場で馬鹿にされた
- 専門外スキルの現場に、経験者枠としてアサインされた
- 上司が私の配属現場を知らず、帰属意識が薄れた
- 客先常駐がとにかく苦手で、周りに馴染めなかった
SESを退職した理由は1万個くらいありますが、厳選すると上記の4つです。
主な理由としては、客先常駐の希薄なコミュニケーションに耐えられなかったこと。
どうしても客先常駐や派遣の働き方に耐えられず、退職を決意しました。
何個か転職サイトに登録しSES以外の求人を探した
SESを辞める決意をした後は、会社に退職を伝え、SESを退職するまでの3ヶ月間転職活動をしていました。
とにかくSES企業に就職したくなかったため、5個くらい転職サイトに登録しました。そしてSES以外の求人に応募しまくりました。
SES以外の求人を探すためにしたこと
- SES以外の求人が豊富な転職サイトを利用した。
- 怪しい求人には応募しないようにした。
- SESを回避するためにホームページや求人を細かくチェックした。
- 「未経験OK」の求人は避けた。
転職する際に、求人や会社のホームページをしっかり確認し、SES企業を見分けました。
そして「社内SE」や「自社開発」求人のみに応募しました。
最終的にはSESを回避でき、無事に社内SEに転職できました。SESを回避して、社内SEや自社開発に転職したい人は、SES求人を回避するのがおすすめです。
SESを辞めたいエンジニアは、自社開発・社内SE特化の転職サイトを利用しましょう。SES求人が排除されているから、確実にSESを脱出できおすすめです。
社内SEの求人にだけ応募した(未経験OK求人は避けた)
SESから社内SEに転職するにあたり、社内SEだけに絞って求人に応募しました。
転職を数ヶ月やってみて分かったのは、未経験OK・微経験OKの求人はほぼ全てSES求人だということ。
未経験OKの求人は、人手が足りていないSES企業が募集しているケースが多かったです。
未経験OKのエンジニア求人はSES率が高い
- スキルの低い人材を募集しているIT企業は人手不足
- 未経験OKの求人は離職率が高い
- 客先常駐でスキルの必要ない現場に常駐させられる可能性が高い
未経験OKの求人はほぼ100%SES企業なので、SESを脱出したいエンジニアは避けた方が良いと思います。
なるべく「経験者枠」として募集されている「社内SE」「自社開発」求人に応募すると、SESから脱出しやすいでしょう。
転職理由を徹底的に深堀りした
SESからの転職を成功させるために、転職理由を徹底的に深堀りしました。
社内SEや自社開発エンジニアなどは人気の転職先で、競争率がかなり高いです。面接でテキパキ答えられないと、中々採用されないです。
そのため人気の求人に受かるために、SESからの転職理由を徹底的に深掘りしました。
- なぜSESを辞めたいと感じたのか？
- 転職して何がしたいのか？
- なぜその企業の求人を選んだのか？
- やりたいこと・目指したい将来を具体的にイメージ
転職理由を考える際は、上記の点を意識していました。
なるべく他責思考にならないように、前向きな気持ちを面接官に伝えるようにしました。
辞めた理由をSES企業のせいにすると、面接官側に不信感を与えてしまうからです。
3ヶ月ほどでSESを辞めて社内SEに転職できた
最終的には3ヶ月程でSESから社内SEに転職できました。
SES企業に退職届を提出してから、転職活動、退職、社内SEとして働き始めるまで。この期間が3ヶ月でした。
初めのうちはSES求人に応募してしまったり、社内SE求人に受からなかったり、面接で落とされたり。と上手くいかないことばかりでした。
ですがSESの見分け方、転職理由の深掘り、などSES脱出のコツを掴みだしてからは、すぐに社内SEへの内定が決まりました。
- 退職までにかかった期間が3ヶ月
- 内定が決まるまでにかかった期間が3ヶ月
- 応募した求人が20社
- 内定がもらえたのが2社
大体20社ほど求人に応募して、受かった社内SE求人は2社ほどでした。
社内SEは人気のため中々受かりませんでした。
SESから社内SEに転職する際は、なるべく長期戦を覚悟し、働きながら転職活動すると良いでしょう。
社内SEは競争率が高く、エンジニア経験者でも内定GETが難しいからです。
まとめ：SESを辞めてよかった。客先常駐から社内SEに転職して良かったこと
以上で、「SESを辞めてよかった。SESから社内SEに転職して良かったこと」の紹介を終了します。
下記この記事のまとめです。
筆者は3年ほどSES企業で働いたあとに、社内SEに転職しました。
客先常駐が辛すぎて、逃げるようにSESを辞めましたが、SESを辞めて本当に良かったと感じます。
SESを辞めてよかった理由を厳選すると、主に下記の4つです。
- 客先常駐の孤独から解放された
- 遠い現場に配属されるリスクがなくなった
- スキルの身につかない現場から脱出できた
- シンプルに年収が上がった
SESからの転職を決意して、社内SEの内定が得られるまで、大体3ヶ月ほどかかりました。
SESを辞めたいエンジニアには、社内SEや自社開発に特化した転職サイトを活用するのがおすすめです。
社内SEに興味ある人は、下記の社内SE特化の転職サイトを利用してみましょう。
SESから自社開発に脱出したいエンジニアは、下記の自社開発特化の転職サイトを利用してみて下さい。
筆者他にもSES企業での勤務経験から
「SESから脱出する方法」
も書いています
SESを辞めたいエンジニア向けに、SES脱出マニュアルも解説しています。
合わせて参考にしてみて下さい。