この記事では、SESから転職したエンジニアの体験談を紹介します。
SES企業で働くエンジニアの中に
SESを早く辞めたい。
SESを辞めた人の体験談を知りたい。
SESのリアルなブログが見たい。
と気になっている人も多いはず。
そこでこの記事では、SESで働いた実体験やSESから社内SEに転職した体験談を紹介します。
この記事を読めば下記内容が分かります。
記事を読んで、SESエンジニアのリアルな実体験を知り、SESから転職する方法を知りましょう。
SESから社内SEに転職した筆者が紹介。
実際にSESから転職した経験からお話します。
SESを辞めたいエンジニアには、自社開発・社内SE特化の転職サイトがおすすめ。SES企業の求人が排除されているから、確実にSESから転職できおすすめです。
このブログを書いた元SESエンジニアのプロフィール・経歴
この章では、筆者のプロフィール・経歴を紹介します。
どうやってSES企業に就職したのか?どのように働いてきたのか?SESエンジニアのリアルな実態を解説します。
- 大学卒業後1年間フリーター
- 未経験からSES企業に転職
- 筆者が就職したSES企業の詳細
- 客先常駐の現場を5つほど経験
- 3年で辞めて今は社内SEとして勤務中
SESでの実体験を知りたい方は参考にしてみて下さい。
筆者の実体験を本ブログにまとめました。
SESに転職した経緯などを紹介します。
大学卒業後1年間フリーター
元々筆者は、地方の国立大学に通っており、大学卒業後は1年間フリーターをしていました。
大学4年時に就活に失敗し、フリーターのまま大学を卒業。何の定職にもつかずに、一年間、フリーターをしていました。1年経ったころに、猛烈な危機感を覚え、転職活動を開始しました。
転職活動で「未経験でも年収UP」「在宅勤務可能」など聞こえの良いエンジニアの仕事に興味を持ち、未経験からエンジニアに転職することにしました。
今思うと甘い言葉に誘われた、軽率な判断だったなと思います。
未経験からSES企業に転職
筆者はIT未経験からSES企業に転職しました。
フリーターからの転職活動でしたが、就職先が中小SES企業だったため、比較的すんなり内定を獲得できました。
転職時点での筆者の経歴、スペックなどは下記の通りです。
SES転職当時のプロフィール
転職開始から3ヶ月で転職先は見つかりました。東京寄りの千葉県に住んでいたため、周りにIT企業が多く、応募できる求人が多かったのが、功を奏したかな、と思います。
応募社数は20社前後で、内定をGETできたのは3社でした。
IT未経験かつフリーターでも、エンジニアに転職できたため、SES企業は比較的就職しやすいのかな?と感じました。
筆者が就職した企業の詳細
筆者が就職したSES企業の詳細は下記の通りです。
筆者が転職したSES企業
特定される恐れがあるため、具体的な数値は出せませんが、ざっくり上記のようなSES企業です。
一般的な中小SES企業。未経験からのエンジニア転職だったため、中小SESしか内定をGETできませんでした。
客先常駐の現場を5つほど経験
SES企業で働かせてもらい、客先常駐の現場を5つほど経験しました。
基本的には下流工程のプログラミング担当のエンジニアとして、現場に参画していました。下記が筆者が参画した案件となります。
筆者が経験したSESの案件一覧
- 物流業界 在庫管理システム(C#)
- 建築業界 給料管理システム(Java)
- 工場向け データ分析システム(C#)
- 製造業向け データパイプライン構築(Python)
- ECサイト向け データ連携システム(Python)
最初の在庫管理システムはとにかく、孤独で辛かったですが、良い経験になりました。
客先常駐の具体的な体験談は下記の章で紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
3年で辞めて今は社内SEとして勤務中
SES企業は3年で辞めて、現在は小売業界の社内SEとして働いています。
SES2年目の終わりごろに転職活動を始め、3年目の半ばで就職先が見つかり、社内SEに転職しました。
筆者が転職した企業は下記の通りです。
筆者が転職した企業
SESから小売業界の社内SEに転職成功しました。今は社内システムの連携処理を開発したり、ITシステムの導入に携わったりしています。
客先常駐なしで社内でのんびり働けているため、SES企業を辞めてよかったと感じています。
SESの客先常駐をした体験談
この章では、SESの客先常駐をした体験談を紹介します。
客先常駐で辛かったこと、楽しかったこと、など実体験を紹介します。
- 未経験からいきなり一人客先常駐
- どの現場も孤独で辛かった
- 楽しいと感じたことは一度もない
- 会社への帰属意識はなかった
- 唯一良かったことはITスキルが身に付いたこと
客先常駐のリアルな体験談を知りたい方は参考にしてみて下さい。
実体験を紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
未経験からいきなり一人客先常駐
未経験からエンジニアになり、一番最初の案件は「一人客先常駐」でした。
未経験からいきなり客先常駐を命じられ、さらにその上一人での常駐。これ以上辛いものはありませんでした。一人客先常駐は本当にしんどかったです。
一番最初の案件内容
一番最初に入った現場は上記の通りです。
未経験の右も左も分からないエンジニアに、一人客先常駐をさせるSES企業に、ハッキリ言って嫌気が差しました。
一発目の案件が決まった時点で、もうすでにSESを辞めたいと感じていました。
どの現場も孤独で辛かった
SESの客先常駐で働いていた時は、どの現場も孤独で辛かったです。
筆者の場合、コミュ障で人見知りだったため、客先常駐の現場にいつも馴染めませんでした。
いつも独りで弁当を食べ、輪に入れず人と話すことなく、毎日業務をしていました。本当に孤独で辛かったです。
客先常駐は孤独で辛かった
人見知りだから現場に馴染めない。
誰に仕様を聞けばいいのか分からない。
裏で悪口を言われている気がする。
客先常駐は取引先というアウェーで働くため、肩身が狭いです。
周りと馴染めるコミュニケーション能力がかなり求められるので注意して下さい。※中には客先常駐が辛すぎて、辛くてうつ病になってしまう人もいます。
楽しいと感じたことは一度もない
SESで3年間働いて、楽しいと感じたことは一度もありませんでした。
未経験から客先常駐の現場で働かされたり、常駐先の上司に怒られたり。常に辞めたい気持ちを抱きながら、常駐先で仕事をしていました。
SES企業での労働は辛すぎた
- 客先常駐で会社への帰属意識が薄れる。
- 常駐先のエンジニアに無視された。
- 一人で何もかも解決しなければならなかった。
SESで働いた3年間は本当に辛かったです。
ネット上で「SESで人生終了」「人生台無し」と記述がありますが、実際にそう言われる理由を実感しました。
SES企業では働いていた時は、「早く潰れろ」と会社を呪いながら日々を過ごしていました。
会社への帰属意識はなかった
SES企業で3年ほど働きましたが、会社への帰属意識は生まれませんでした。
SES企業に転職した時が帰属意識のピークで、時が経つにつれ、帰属意識は薄れていきました。
客先常駐で働く毎日で、会社の人と接するのは一カ月に一度の上司との面談だけ。このような自社とのやり取りの少なさに、会社への不信感だけが募っていきました。
よく「客先常駐は帰属意識が薄れる」と言われますが、これは本当にそうだと思います。SESは客先常駐が多く、自社への帰属意識が芽生えにくい環境でした。
唯一よかったことはITスキルが身に付いたこと
SESで働いて唯一よかったことは、ITスキルが身に付いたことです。
客先常駐や仕事はかなり辛かったですが、もがき苦しむことで、ある程度エンジニアとしてのスキルは身に付いたと思います。
今では、一人でエラーの解決できますし、コーディングやテストもできるようになりました。客先常駐というアウェーで働き続けることで、諦めずに考える力や課題解決能力が鍛えられました。
SES企業に就職して、良かったとは思いませんが、SES企業に就職していなかったら、エンジニアとしてやっていく能力は身に付かなかったでしょう。
そういう意味では、IT未経験からエンジニアとして雇ってくれたSES企業には感謝しています。
SESを辞めて社内SEに転職した体験談
この章では、SESを辞めて社内SEに転職した体験談を紹介します。
SESを辞めた理由や転職時に工夫したことなどを解説します。
- SESを辞めた理由は、ただ辛かったから
- 社内SEへの転職で工夫したこと
- 今は社内でのんびりシステム開発している
SESを辞めた人のリアルな体験談を知りたいエンジニアは参考にしてみて下さい。
今は小売業界の社内SEとして働いています。
転職時の体験談を紹介します。
SESを辞めた理由は、ただ辛かったから
SESを辞めた理由は、ただただ辛かったからです。
SESを辞めた理由は、1万個くらいありますが、厳選すると下記の5つになります。
筆者がSESを辞めた理由
中でも一番辛かったのは、客先常駐の孤独感です。筆者は人見知りだったため、周りと馴染めず、いつも独りで過ごしていたため、本当に辛かったです。
SESで働いた3年間は本当に最悪でした。
社内SEへの転職で工夫したこと
SES企業から脱出したかったため、なるべくSESを回避するよう転職活動を行いました。
SESを回避するためにどうすれば良いか?を考えながら、転職活動をした結果、無事に社内SEに転職できました。
社内SEに転職するために工夫したこと
- 自社開発・社内SE特化の転職サイトを利用する
- 「未経験OK」のような怪しい求人を避ける
- SES企業の求人には応募しない
SESから社内SEに転職するために、上記のことを意識していました。
とにかく社内SEの求人が多い転職サイトに複数登録し、社内SE求人に絞って応募しました。その労力が実を結び、三カ月ほどで転職先が決まりました。
SESを辞めたいエンジニアには、自社開発・社内SE特化の転職サイトがおすすめ。SES企業の求人が排除されているから、確実にSESから転職できるでしょう。
今は社内でのんびりシステム開発している
転職先の社内SEでは、情報システム部に在籍し、社内システムの開発をメインに働いています。
筆者が担当している業務は、主に下記の通りです。
社内SEの筆者の業務内容
主に上記の業務を担当しています。
情シス的な業務から、エンジニアのようなシステム開発まで、システム開発に関わる幅広い業務を担当しています。
客先常駐で働くことがないため、SESを辞めてよかったと感じています。
このブログの目的とゴール
この章では、このブログの目的とゴールを紹介します。
このブログでどのような発信をしたいか、どのような情報を知ってもらいたいか?などをお話します。
- 客先常駐の辛い体験談を読者に知ってもらう
- SESから社内SEに転職する方法を知る
- 本ブログのおすすめ記事
SESエンジニアやIT未経験の方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
筆者がこのブログに込めた思いを紹介します。
客先常駐の辛い体験談を読者に知ってもらう
このブログを立ち上げた目的は、SESの客先常駐の辛さを読者に知ってもらうためです。
SESのリアルな体験談を皆さんにお伝えすることで、SESの実態をより詳細に認識して頂ければと思います。
このブログを通じて知ってもらいたいこと
主に上記の内容を発信していく予定です。
興味があれば他のブログ記事も参考にして頂ければ幸いです。
SESから社内SEに転職する方法を知る
このブログのもう一つの目的は、SESから転職した経験を通じて、転職方法を読者の皆様に知って頂くことです。
SESエンジニアの中には、「SESを辞めたい」「客先常駐から逃げたい」と考えている人が沢山いるはずです。そのような方々に、SESからの転職方法を伝えています。
SESから転職する方法を知ることで、SESでの辛い業務をもっと気楽に考えて頂きたいと考えています。
SESの脱出方法を知ることで、肩の力が抜けると思いますので…。
本ブログのおすすめ記事
このブログのおすすめ記事をいくつか紹介します。
基本的にはSESで働いた体験談やSESからの転職方法などを解説しています。その中でも特におすすめのブログ記事を紹介します。
SES未経験におすすめのブログ記事
未経験からSESは絶対やめとけ!最悪な体験談を紹介しています。
SESの給料が上がらない実態についても解説しています。
SESを辞めたい人におすすめのブログ記事
SESを辞めてよかった体験談を紹介しています。SESを辞めたいエンジニアは、参考にしてみて下さい。
SESから自社開発に転職する方法を紹介しています。
まとめ:SESから転職したエンジニアのブログ・体験談
以上で、「SESから転職したエンジニアのブログ」の解説は終了です。
下記この記事のまとめです。
本ブログ運営者のプロフィールと経歴は、下記の通りです。
- 大学卒業後に1年間フリーターをしていた
- 未経験からSES企業に転職した
- 客先常駐の現場を5つ経験した
- 客先常駐が嫌すぎて、社内SEに転職した。
- 今は小売業界の社内SEとして勤務中
SESで客先常駐をした体験談を書いているので、もしよろしければ参考にしてみて下さい。
SESを避けたいエンジニアは、下記の自社開発・社内SE特化の転職サイトを利用してみて下さい。SES企業の求人が排除されているから、確実にSESから転職できおすすめです。
SESから転職した経験から、
「SESでずっと同じ現場はヤバいのか?」
についても解説しています。
SESで働くエンジニアは、参考にしてみてください。