この記事では、エンジニアに向いていない理由、おすすめ転職先を解説します。
IT業界で働くエンジニアの中には、

エンジニアだけど、ITに向いていない。
IT業界から転職すべき?
SEの向き不向きを知りたい。
と悩んでいる人も多いはず。
そこでこの記事では、エンジニアに向いていない理由やおすすめ転職先などを紹介します。
この記事を読めば下記内容が分かります。
この記事を読み、エンジニアに向いていない人の特徴を知り、辛い状況から脱出しましょう。





IT業界から転職した筆者が
自身の経験をもとに解説します!
エンジニアから転職したい人には、異業種特化の転職サイトがおすすめ。エンジニアに向いていない人は、IT業界から脱出するのが良いでしょう。
- 営業職
【公式サイト】hape Agent
20代、30代向けに営業職に特化した転職サイト。書類通過率90%以上だから転職しやすい。 - アパレル・美容業界
【公式サイト】iDA
iDAはアパレル・コスメ業界に特化した求人サイト。国内最大手のアパレル専門の転職サイトです。 - 広告・マスコミ業界
【公式サイト】マスメディアン
広告・Web・マスコミ職種の中では、最大規模の求人数。広告業界に転職したい人におすすめ。 - 事務職
【公式サイト】Backup Carrer
事務職に特化した転職エージェント。キャリア相談や手厚いサポートが充実しており、最短で事務職になれる。
ITエンジニアが仕事ができない、向いていないと感じる瞬間


この章では、エンジニアが仕事ができない、向いていないと感じる瞬間を紹介します。
- どれだけ勉強しても分からない
- プログラミングやコーディングが難しい
- コミュニケーション能力の壁
- 同僚や上司に圧倒され、劣等感を感じたとき
自分がITエンジニアに向いていないと感じている人は参考にしてください。」
どれだけ勉強しても分からない
どれだけ勉強しても分からないことが、エンジニアに向いていないと感じる要因です。
IT系の業務は、抽象的な概念が多く、理解が難しいです。プログラミングなどのITスキルも、論理的思考能力が必要なため、勉強しても分からない人も一定数います
SEの仕事はセンスが必要
- 論理的思考能力(数学や物理的な考え方。向き不向きが激しい)
- プログラミングスキル(60%の人間が才能なしと言われている)
- ITの抽象的概念(DB、ネットワークなど抽象的すぎる)
SEの仕事は、抽象的な概念が多く、理解できるとは限りません。
エンジニアに向いていない人は、どれだけ勉強しても成長できないので、辛いと感じやすいです。
プログラミングやコーディングが難しい
プログラミングやコーディングの難しさも、SEが向いていないと感じる要因です。
未経験や新卒エンジニアが、一番躓く業務がプログラミング。プログラムの読解やエラー解決ができずに、仕事が遅れ、向いていないと感じる人も多いです。



プログラムが全く理解できない…
エラーが解決できなくて、今日も残業。
他のエンジニアは解決しているのに、自分だけできない。
プログラミングはセンスが必要で、どれだけ努力しても、上達するとは限りません。
プログラミングができないことも、エンジニアに向いていないと感じる大きな要因です。
コミュニケーション能力の壁
コミュニケーション能力の壁も、エンジニアが向いていないと感じる理由の1つです。
エンジニアは「黙々と作業していればOK」という印象を持たれがちですが、実際にはチームとの連携・顧客対応・説明能力が重要。
相手に対して説明できない状況が頻繁にあると、エンジニアに向いていない、と感じやすいです。
- 技術的な話を周囲と噛み合うように議論できない。
- チームでの意思疎通に時間がかかり、相手に不快感を与えてしまう。
- 話が伝わり切らず、仕様通りのコードが完成しない。
エンジニアの中には、自分の考えをうまく言語化できない人もたくさんいます。
上手く相手とコミュニケーションが取れず、エンジニアに向いていないと感じる人も多いです。
同僚や上司に圧倒され、劣等感を抱く
同僚や上司に圧倒された時も、エンジニアに向いていないと感じやすいです。
特に新卒1年目や未経験エンジニアは、周りと比較して、劣等感を抱いてしまいます。
周りのエンジニアに劣等感を抱く瞬間
- 研修で自分だけできない
- 同期の中で一番評価が低い
- 同僚と比べて仕事ができない
能力が高い同僚やスーパープログラマーがいると、比較してしまうのは避けられません。
周りの優秀なエンジニアを見て、自分は向いていないと感じるのは、よくあるケースです。
ITエンジニアに向いている人、向いていない人の特徴


この章では、エンジニアに向いている人、向いていない人の特徴を紹介します。
能力やスキル、性格などの面から、向いている人の特徴を解説します。
向いている人 | 向いていない人 |
---|---|
論理的思考ができる ITが好き、ITに興味がある 自己管理ができる(タスク・時間・メンタル) 報連相が得意、適切 知的好奇心がある | プログラミングができない IT技術にあまり興味がない コミュニケーション能力が低い 継続的な勉強ができない 分からないことを放置する |
向き不向きを判断する参考にしてください。



SEの向き不向きを知り、
転職すべきかどうかチェックして下さい。
向いている人の特徴
エンジニアに向いている人の特徴は下記の通りです。
- 論理的思考ができる
- ITが好き、ITに興味がある
- 自己管理ができる(タスク・時間・メンタル)
- 報連相が得意、適切
- 知的好奇心がある
ITが好きな人やITに興味がある人は、エンジニアに向いている傾向にあります
ITが好きな人は、自分から積極的にITを勉強し、自主的にスキルアップできます。自然と情報収集し、ITに強くなる傾向にあるため、エンジニアに向いているでしょう。
逆にITに興味がない人は、成長しにくく、エンジニアに向いていません。
エンジニアに向いていない人
エンジニアに向いていない人の特徴は、下記の通りです。
- プログラミングができない
- IT技術にあまり興味がない
- コミュニケーション能力が低い
- 継続的な勉強ができない
- 分からないことを放置する
プログラミングができない人は、エンジニアに向いていません。
システム開発を生業にするエンジニアにとって、プログラミングは必須業務です。設計や要件定義など上流工程であっても、プログラミングの知識は必要なので、プログラミングができないと話になりません。
プログラミングの礎となる、順序だてて物事を考える力は、最低限身に付けておく必要があります。
ITに向いていないエンジニアが転職すべき理由


この章では、IT業界に向いていないエンジニアが転職すべき理由についてお話しします。
なぜ向いていない人は転職すべきなのか?実際にIT業界から転職した経験から解説します。
- 働き続けても社内ニートになるだけ
- 転職は早い方が有利
- うつ病やメンタル不調になる可能性がある
転職すべきか迷っているエンジニアは参考にしてください。
働き続けても社内ニートになるだけ
向いていないエンジニアが働き続けても、社内ニートになるだけなので、早い目に転職するべきです。
エンジニアに向いていない人は、仕事の成果が出にくく、出世が難しいです。向いてないまま続けても、管理職に昇進できず、窓際社員になる末路を辿るだけ。
仕事が向いていないのであれば、社内ニートになる前に転職すべきでしょう。
エンジニアに向いていない人が働き続けても、成長できないまま、ただ時間が過ぎます。
年齢を重ね、社内ニートになる前に、転職した方が良いでしょう。
転職は早い方が有利
転職は若い方が有利なことも、向いていないエンジニアが転職すべき理由です。
転職業界では「35歳転職限界説」という説があり、30代以降の転職は難しいです。30代になり、転職活動を始めても、就職先が決まりにくいです。
- 35歳転職限界説
「35歳転職限界説」とは、35歳を過ぎると転職が難しくなるという俗説です。特に日本では、企業が若手(20代~30代前半)を採用しやすい傾向があり、35歳を境に転職のハードルが上がると言われています。
30歳を超えてくると、企業側が採用を敬遠するようになります。向いていないまま働き続け、いざ転職しようとしても手遅れになっていることも。
転職できないリスクを考慮し、若いうちに転職すべきです。仕事ができないのであれば尚更、早い目に自分の向いている仕事に転職して下さい。
うつ病やメンタル不調になる可能性がある
向いていないまま働き続けると、うつ病やメンタル不調になる危険性があります。転職できるうちに転職しないと、取り返しのつかない状況になります。
IT業界で働くエンジニアは特に、うつ病などの精神疾患になりやすいと言われています。
情報通信業にて、メンタルヘルス不調により、「退職した労働者」がいた事業所は、全体の11.7%(全17業界中ワースト1位)
上記の厚生労働省の調査を見ると、IT業界はメンタル不調による退職が、業界ワースト1位になっています。
「仕事ができない」「私は無能だ」と自分を責めることで、うつ病になるエンジニアも多いです。
向いていないまま働き続け、うつ病になってしまう前に、転職するほうが良いでしょう。
エンジニアに向いていない人におすすめの転職先


この章では、エンジニアに向いていない人におすすめの転職先4選を紹介します。
- 営業職(コミュニケーション職)
- 事務職(バックオフィス系)
- 情シス社員・社内SE
- 自分の好きな異業種
転職を検討している方は参考にしてください。
営業職(コミュニケーション職)
エンジニアに向いていない人には、営業職が最もおすすめです。
エンジニアのような理論重視の仕事が向いていない人は、コミュニケーション重視の仕事が良いです。コミュニケーション職のメリットは下記の通りです。
- スキルがそこまで求められない。
- エンジニアほど思考力が必要ない
- 休日にITスキルの勉強をしなくてもいい。
営業職は、コミュニケーションが得意であれば、無難に仕事ができまです。
ITの勉強からも解放されるため、ITが嫌いな人に特におすすめの転職先です。
営業に興味がある無能エンジニアには、営業職職に特化した転職サイトがおすすめ。未経験からの転職も可能なので、ぜひ利用してみて下さい。
- hape Agent
【公式サイト】hape Agent
20代、30代向けに営業職に特化した転職サイト。書類通過率90%以上だから転職しやすい。
事務職(バックオフィス系)
エンジニアに向いていない人には、事務職などのバックオフィス職もおすすめです。
プログラミングやITが分からない人には、事務職系がおすすめ。事務職であれば、エンジニア程難しい仕事がなく、ノルマなく働けます。
- IT業界の経験があれば内定をGETしやすい
- ワークライフバランスを保ちやすい
- 簡単なパソコンスキルがあれば仕事ができる
エンジニアからすると事務職は、未経験の異業種ですが、SEの強みを活かしやすいです。
パソコンスキルがあれば、ある程度仕事がこなせるため、エンジニアに向いていない人にピッタリでしょう。
事務職に転職したいエンジニアには、事務職特化の転職サイトがおすすめです。事務職求人のみなので、安心して求人に応募できるでしょう。
- Backup Carrer
【公式サイト】Backup Carrer
ブラック企業を徹底排除した転職エージェント。キャリア相談や手厚いサポートが充実しており、最短で事務職になれる。 - ジムノミカタ
【公式サイト】ジムノミカタ
業界・職種未経験でも応募ができる!男性、女性誰でも利用可能です。
情シス社員・社内SE
転職したいエンジニアには、情シス社員・社内SEもおすすめです。
- 転職で年収UPも狙える
- プログラミング業務がない
- 問い合わせ、ヘルプデスクがメイン業務で楽
情シス社員は、SESやSIerに比べて、それほどITスキルが必要ありません。
転職で年収が下がりにくいため、転職先に検討して下さい。
エンジニアを辞めたい人には、情シス特化の転職サイトがおすすめです。SESやSIerの求人が排除されているため、安心して転職活動ができます。
- 社内SE転職ナビ
【公式サイト】社内SE転職ナビ
社内SE専門の転職サイト。SEGAやDeNAなどの大手企業の社内SE求人が豊富。※土曜祝日の面談もOK - WARCエージェント
【公式サイト】WARCエージェント
管理部門特化の転職サイト。情シスなどの求人が豊富だから、確実に社内SEに転職できる!
自分の好きな異業種
無能エンジニアは、自分の好きな異業種に転職するのもおすすめです。
エンジニアに向いていない人は、自分の好きな仕事に転職するのが良いでしょう。自分の好きなことを仕事にできれば、モチベーション高く働け、短期離職を防げるはずです。
- 好きなことなら楽しく働ける
- 得意を仕事にしたら、向いていない現状を打破できる
- 勉強が苦にならない
自分の好きな異業種なら、長続きしますし、何よりやりがいを持って働けます。
もしエンジニアが辛いのであれば、自分の好きな異業種に転職するようにして下さい。
SEから異業種に転職したい人には、業界ごとに特化した転職サイトがおすすめ。業界に特化しているため、自分の行きたい業界に転職できるでしょう。
- 営業職
【公式サイト】hape Agent
20代、30代向けに営業職に特化した転職サイト。書類通過率90%以上だから転職しやすい。 - アパレル・美容業界
【公式サイト】iDA
iDAはアパレル・コスメ業界に特化した求人サイト。国内最大手のアパレル専門の転職サイトです。 - 広告・マスコミ業界
【公式サイト】マスメディアン
広告・Web・マスコミ職種の中では、最大規模の求人数。広告業界に転職したい人におすすめ。
IT業界に向いていない人の辞めるタイミング・見極め方


この章では、向いていない人の辞めるタイミング・見極め方について解説します。
- メンタルがやられ、うつの兆候があるとき
- 能力的に限界にきたとき(成長できないとき)
- 転職先が見つかったとき
転職タイミングを知りたいエンジニアは参考にしてください。
メンタルがやられ、うつの兆候があるとき
メンタルがやられ、精神的に限界のときは、エンジニアを辞めるタイミングです。
特にうつ病の兆候がある場合は、今すぐに上司に相談し、退職を検討して下さい。
うつ病の兆候
- 悲しく憂うつな気分が一日中続く
- 食欲が減る、あるいは増す
- 眠れない、あるいは寝すぎる
- イライラする、怒りっぽくなる
- 自分に価値がないように思える
うつ病を放置したまま働き続けると、取り返しのつかない事態になります。
向いていないまま辛い人は、うつ病になる前に転職するのが大切です。
参考記事:厚生労働省『こころの病気について知る > うつ病』
能力的に限界にきたとき(成長できない)
成長できない状態になった時も、IT企業を辞めるタイミングです。
向いていないままエンジニアを続けても辛いだけです。出世もできず、窓際社員になる可能性も。
成長できない、自分に向いている仕事ではない、と感じたら、会社を辞めるタイミングかも知れません。
転職先が見つかったとき
転職先が見つかったときも、会社の辞めどきです。
SEを辞めたい方は、退職前に転職活動を始めるのがベター。そして転職先が決まった時に、会社を辞めるのがおすすめです。
働きながら転職活動を行うことで、自分に合った仕事を見つける余裕が生まれます。ゆとりを持った状態で転職活動できるため、ブラック企業も回避しやすいです。
もし向いていないエンジニア職を辞めたい人は、「辞める前に転職活動⇒じっくり適職を見つける」ようにして下さい。
自分に向いている適職を見つける方法


最後に、自分に向いている適職を見つける方法を解説します。
この記事を閲覧するエンジニアの中には、自分の適職を見つけられない方もいるはず。そんな仕事探しに悩んでいる人向けに、適職を見つける方法を紹介します。
- 自分の性格や得意分野を知る
- 適職診断や性格診断を受けてみる
- まずは業務を体験してみる
転職先を探しているエンジニアは参考にしてください。
自分の性格や得意分野を知る
向いている仕事を見つけるためには、まず自分の性格を知ることが大切です。
性格の向き不向きは、業務遂行能力に大きく関わるため、まずは「自分は何が得意なのか?」を知るところから始めて下さい。
- 人とコミュニケーションを取るのは好きか?
- リーダーになり、マネジメントするのは好きか?
- 体を動かすのが苦ではないか?
これまでの人生を振り返り、自分の性格や得意分野を自己分析することが大切。
適職を知るためには、まず自分の性格を深く知るようにして下さい。
適職診断や性格診断を受けてみる
向いている仕事を見つけるためには、適職診断や性格診断を受けるのもおすすめです。
転職サイトの多くは、価値観や適職診断できるツールがあります。適職診断ツールを利用して、自分の適職を見つけると、向いている仕事を見つけやすいです。
価値観診断ツール例
- ミイダス「コンピテンシー診断」
- リクナビNEXT「グッドポイント診断」
適職診断ツールは、Webサイトにいくつもあります。
早期離職、短期離職を避けるためにも、退職前に適職診断を受けるようにして下さい。
業務を体験してみる
気になる仕事があれば、実際に業務を体験してみましょう。
性格が合致していても、能力が合わない可能性があるため、実際に副業やバイトなどで試してみて下さい。
- 副業で小さく仕事を始めてみる
- 職業訓練校で気になる仕事を経験してみる
- バイトで実際に働いてみる
実際に仕事を経験し、「苦痛を感じなかったか?」「楽しく続けられたか?」を確認。
実践してみて問題なければ、向いている可能性が高いため、その仕事をメインに転職活動すると良いでしょう。
まとめ:エンジニアに向いてない人におすすめの転職先|辞めたい時の対処法


以上で、「エンジニアに向いてない人におすすめの転職先|辞めたい時の対処法」の解説を終了します。
下記この記事のまとめです。
エンジニアが向いていないと感じる理由は、下記の通りです。
- センスがなく、どれだけ勉強しても全く分からない
- 仕事が難しすぎて周りに迷惑をかける
- 周りのエンジニアから白い目で見られる
- プログラミングが理解できない
- 納期遅れでSE上司に詰められる
エンジニアの才能がないと、仕事が全く分からず、精神的にかなり辛いです。
上司に詰められることも増え、辞めたいと感じてしまうでしょう。
IT業界から転職したいエンジニアには、業界別の転職サイトがおすすめです。各業界に特化しているため、自分の行きたい業界に転職することができるでしょう。



エンジニア向けに
「IT業界から異業種に転職できるのか?」
についても書いています。
IT業界を辞めたいエンジニアは、合わせて参考にしてみて下さい。

